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2019年04月08日 15:00 更新

集合住宅のベランダは水洗いできない? 少ない水できれいにする裏技

むき出しになっているベランダは、ゴミやチリがたまりやすい場所。本当ならホースなどを使ってザァーと水洗いしたいところですが、集合住宅だと階下に水が流れてしまう恐れがあるため禁止されているところもあります。今回はそんな水が思いっ切り使えない場所で、少ない水を使ってベランダ掃除する方法を紹介します。

集合住宅にお住いの方は、ベランダ掃除をする前に確認を

Lazy dummy

マンションなどのベランダは、1階であれば問題ありませんが、水を一度に大量に流すと、階下で水漏れしてしまうことがあります。

現代のベランダには必ず排水口がついています。ところがこの排水口は雨水を流すためのものであり、たくさんの水が一度に流されることを想定して作られていません。そのため、チリやゴミが混じった水を一気に流すと、不具合を起こしてしまうことがあります。

そうしたトラブルを未然に防ぐため、ベランダ掃除の際にはたくさんの水を使ってはいけないという規則があるケースも。ベランダ掃除をする前に確認しておくとよいでしょう。

効率よくベランダ掃除をするときのポイント

Photo by Jessica Knowlden on Unsplash

雨の日は狙い目

水を使ってベランダを掃除したい場合は、ぜひ雨の日を狙って行いましょう。排水口に向かって流れる雨水を利用して掃除をするのです。

雨水によって、こびりついていた汚れも落としやすくなっているはずなので、そのままブラシでごしごしとこするとうまく掃除ができるでしょう。

水洗いの前にゴミを除去しよう

ベランダはむき出しになっていますから、ときに大きなゴミが落ちていることがあります。そのため、いきなり水で流すと、排水口がすぐに詰まってしまうことも。まずは大きなゴミを取り除くことが大切です。

ホウキを使って手すりや壁、エアコンの室外機に付着したゴミを掃きましょう。とくに、ベランダでガーデニングをしている場合は、上から下に向かって掃き、土埃を床に落としていきましょう。最後に排水口周りに大きな汚れがないかチェックを!

少ない水でベランダを掃除する裏技

Lazy dummy

ペットボトルブラシ&スプレーボトルで水を調整

ゴミを取り除いたあとは水を使ってこすり洗いを行いますが、たくさんの水を使わなくてもベランダをきれいにすることが可能です。

少ない水でベランダを掃除するのに、必要なものは以下の通りです。

・空のペットボトル(500ml)
・ペットボトルブラシ
・重曹
・スプレーボトル

空のペットボトルに水を入れて、ペットボトルブラシをセットしておいてください。また、水:重曹=500ml:大さじ1~2杯を、スプレーボトルに入れて重曹水も作りましょう。

ここでポイントとなるのが、ペットボトルブラシとスプレーボトル。水の量を調整しやすくなるため、少ない水で掃除をすることができるのです。そのため、水を多く使えない場合は用意しておくと便利です。

掃除方法は簡単。重曹水を汚れに向かって吹きかけて、ペットボトルブラシで水を少量ずつ出しながら、こするだけです。ベランダの汚れのなかでも、落ちにくいススは、重曹に含まれる粒子によって研磨して落とすことができます。重曹なら、環境にもやさしいのでベランダ掃除に使っても安心ですね♪

古新聞を活用して汚れを吸着

Photo by AbsolutVision on Unsplash

古新聞を活用してベランダを掃除する方法もあります。

用意するものは、
・古新聞紙
・柑橘系の果物の皮(ミカンやレモンなど)
・ホウキ
・モップ
・バケツ

1. 柑橘系の果物の皮を3~5cm四方くらいの大きさにちぎり、ベランダにまいてください。
2. 古新聞紙を水で湿らせ、軽くしぼったものを用意します。これを3cm四方くらいの大きさにちぎって、こちらもベランダにまいてください。
3. ホウキを使って柑橘系の果物の皮と古新聞紙を集めます。すると古新聞紙や柑橘系の果物の皮がベランダのゴミやホコリを吸着してくれます。
4. 仕上げにモップを使って拭き掃除してください。

まとめ

水を使って掃除できないからといって放置すると、ベランダには汚れがたまる一方です。ちょっと工夫をすることで、たくさんの水を使わなくてもベランダをきれいに掃除することができます。集合住宅にお住いの方はぜひお試しくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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