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2018年12月31日 11:00 更新

掃除のスタートは照明器具から! ライト別の掃除実例3つ

普段なかなか手が届かない照明器具は、お掃除の優先順位として高くない、という方も少なくないはず。でも、おうち中キレイにしたい! と思ったときに、お掃除のスタートとして始めるには最適な場所なんです。今回は、我が家の実例も含めてご案内していきます。

こんにちは、ライフオーガナイザー®の片元友紀です。

普段はそんなにお掃除の優先順位が高くはないけど、毎日使っている照明器具。足元の汚れは目立つので気付きやすいですが、頭上にある照明器具は汚れがあまり目立ちません。しかも、ライトの光を直視すると眩しいので長時間見上げることもなく、汚れていることになかなか気付かないんですよね。

高いところに設置してあるだけに、なかなか腰が上がらないところではありますが、「家中をピカピカにしたい!」というお掃除のスタートとしては、オススメな場所なんです♪

今回はそんな照明器具のお掃除を、我が家の実例を含めてご紹介していきます。

「上から掃除」のスタート場所!

Lazy dummy

当たり前ですけど、照明のついている位置というのはお部屋の上の方です。

『お掃除は上から』と言われますが、これはなぜだかご存じですか?

ホコリは上から下へ落ちてきます。だから、お掃除も高いところからスタートして、低いところで終わるように気をつけましょうということなんですね。

もし、床に掃除機をかけた後で、家具などのホコリやゴミをはらってしまえば、それが下に落ちて、またまた床そうじをするハメになっちゃいます(苦笑)。

こんなムダをなくすためにも、「上から下へ」のお掃除のスタートとして、部屋の一番上にある「照明器具」から手をつけることをオススメしたいと思います。

どうやって掃除する? 照明器具別の掃除方法

Lazy dummy

なるべくラクしてめんどくさい掃除は終わらせたい、と思っている私にとって、用意するものはなるべく少ない方が嬉しいもの。

今回は
・雑巾
・掃除機
・ハタキ
・(必要な方はゴム手袋)
を準備しました。

電気系ということで、「掃除するときは必ず電源オフ!」を合言葉に、お掃除スタート!

明るいけれど汚れが溜まりやすい! シーリングライト

マンションやアパートでも一戸建てでも、よく使われている照明器具の代名詞はこの「シーリングライト」というタイプ!

天井付けにする形になっているので、照明を届ける範囲も広く、普段の生活の中で邪魔になることは少ないはず。安定した明るさなので、子ども部屋につけている方も多いですね。

このシーリングライトは、天井についている金具ははずすことはできませんが、被さっているカバー部分は一定方向に回すことではずれるものが多いです。

ということで、旦那さんにお願いしてはずすと……。

シーリングライトはとても明るくて使い勝手のいい照明なのですが、このカバー部分にどうしても虫の死骸が入ってしまいますよね……。わが家のような一戸建ての場合は窓などの開口部も多いので、虫さんたちの来訪を免れることはできません。そのため、しっかり掃除機で虫の死骸を吸い込みます。

そして、本体カバーは固く絞った雑巾で拭きます。

忘れちゃいけない、天井付けの金具たち。どうしてもカバーを拭いたら終わり、と思いがちになってしまうのですが、この天井付けの金具も固く絞った雑巾で拭きます。

ちなみに、真ん中の丸い部分を押せば、取りはずしもできます。わが家の場合は上部まで手が届くパターンのものだったので、はずしていません。

キッチンなどでお使いの場合だと、油で汚れている場合もあります。そんな時は水で薄めた食器用洗剤や、セスキ炭酸ソーダを溶かしたお湯で絞った雑巾で拭いてみると、油汚れも綺麗にとれますよ。

実際に天井付けの金具だけを拭き取った後の雑巾がこちら。わが家は、引っ越してまだ8カ月程度しか経過していませんが、それでもしっかり汚れは付いていますね。

毎日照らしてくれる、洗面台のブラケットライト

わが家の洗面台にくっついている照明器具は、壁からにょきっと出ている形の「ブラケットライト」。マンションの外廊下や、一戸建てなら階段や寝室などで使われることが多いタイプですね。

これの掃除はいたってシンプル! ライトを消して熱くないか確かめてから、電球をしっかりと持ってはずします。

ハタキでホコリを取り終えたら、固く絞った雑巾でしっかりと拭くだけ。ついでに、ブラケットのカバーと呼ばれる、電球を囲んでいる部位もホコリが溜まりやすく汚れやすいので拭いていきます。

電球はめちゃくちゃわかりやすく綺麗になりますね♪ 場所的に湿度も溜まりやすいところなので、しっかりと乾拭きをして終了。

目に見えて電球が白くなりました。

毎日自分や家族の顔を照らしてくれている場所だからこそ、明るくしておきたいですね。

いつも水にあたるけど!? お風呂のブラケットライト

いつも水に当たっている気がするし、そんなに汚れていないのでは? と思いがちなお風呂の「ブラケットライト」。

お風呂の照明器具については、大きなカバーが付いているものがとても多いと思います。いつも水しぶきが当たっていることも多いし、そんなに汚れていないのでは? と思いがちですが、よくよく見ると、結構ホコリが溜まっています。

しっかりとハタキで取り除いた後は……。

カバーをはずして、カバーも電球もしっかりと固く絞った雑巾で拭いていきます。丸くなっている分、汚れも溜まっていました。

お風呂はガラス製の照明器具も多い場所なので、手元には十分気をつけてくださいね。

まとめ

照明器具を掃除せずにいると、照明カバーにホコリが溜まり、お部屋が暗くなってしまいます。照明を設置したときは適切な明るさであっても、1年も経つと、汚れで20~40%も明るさが低下してしまうそうです。

お部屋に適度な明るさがないと、眼に負担が生じ、近視が進んでしまう恐れがあります。特に、読書や勉強を行ったり、細かい作業を行うことがある、リビング・子どもの勉強部屋などは、明るい方がいいですよね。それに、明るいお部屋は生き生きと見え、魅力的に見せることができます!  逆に、少し元気のないお子様やパートナーの表情にいち早く気付けるかも?

照明器具の掃除は、お掃除の基本の上から下へをなぞっているだけではなく、あなたとご家族の健康や毎日の生活のクオリティを少し上げるお手伝いもできるのです。

ぜひ、お掃除の初めのスタートとして取り組んでみてくださいね。この記事が参考になれば嬉しいです♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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