着ていない服を捨てるか迷うあなたに! 断捨離のコツ
服の片付けをしていると、あまり着ていない服でも捨てるにはもったいないと迷ってしまい、片づけが進まない……ということはありませんか? もう着ないであろう服の定義って? そのポイントがわかれば、片付けもサクサク進むかもしれません! 今回は服の整理に悩むあなたに断捨離のコツをまとめました。
マスターライフオーガナイザー®のはやさかひろみです。
片付けの中でいつもお悩みの上位にあがるのが、クローゼットやタンスなど服の片づけです。毎日服を選んで着て、洗濯したり畳んだり……と生活には欠かせないアイテムなので、服の片付けがスムーズにできれば暮らしが楽になることは間違いありません。
でも、いざ片付けようと思うとなかなか判断できないことも……。そんな服の片付けの迷いをなくすヒントをお伝えします。
「着る服がない」ではなく、本当は「着たい服がない」
クローゼットを開けると目の前にはたくさんの服があるのに、「着る服がない……」と服を買いに出かけたりしていないでしょうか。
本当にないのは「着る服」ではなく、あなたが「着たい」服なのです。目の前には服がある。ただ「着たい」と思うものがない……。
「着ることができる服」と「着たい服」はイコールではありません。まずは、そこに気づくことが大切です。
「高かった」「いつか着るかも」に惑わされない
「今は着ないけどいつか着るかも」
「痩せたら着られるかも」
……本当にそうでしょうか?
痩せてキレイになったら、古い服よりもキレイになった自分に似合う、そのとき流行りの新しい素敵な服を買いに行くのではないでしょうか。
そして「いつか着るかも」と思ったときは、その「いつか」は「いつ」なのか具体的に思い浮かべてみてください。もし具体的に思い浮かばなかったとしたら、その「いつか」はやって来ることはないでしょう。
また、「高かった」のは過去の価値です。「高かった」服は、当時の思いがつまった「思い出の品」に変化していることも。その場合は着るためのものではなくなっているので、「思い出の品」として普段着る服とは別に保管しておくとよいでしょう。
来るかわからない「いつか」の未来や、「高かった」過去に惑わされずに、今、これからのために片付けを進めましょう。
服を断捨離するコツ:もう着ない服の定義を理解する
状態が気になる
着る服を選ぶとき、
「よれっとしてきたな……」
「毛玉が……」
「シミが……」
など気になるところがあるもの、ありませんか?
そんなときはきっと、他のものを選んで着ているはずです。少しでも気になって手に取らなかったら、その時点で「間引く」のがオススメ。
間引きボックスを用意しておき、気になったその時にとりあえずボックスに移動します。もし着たくなったらまた戻せばいいだけ。長い間ボックスの中から出すことがなければ、手放してもいいかもしれません。
着ごごちが悪い
気に入っている服でも、着た時のサイズ感や、首回りの開き具合、袖の幅や長さなど、ほんの少しの違和感からタンスの肥やしになってしまうことも。
デザインは気に入っているのだけど、首の開きが大きくてインナーが見えてしまうなどは、着ごこちの悪さにつながってしまいます。
違和感をスルーしてしまわずに、どこに違和感を感じているのかしっかり把握することも大切です。
好みではない
好きで買った服だけど、年とともに好みが変わってしまったり、デザインは好きだけど着るのはちょっと……など、好みのものでもよく着るとは限りません。
また、そんなに好みではないのにセールだから買ってしまった場合も、手に取りにくくなる原因になってしまいます。
まとめ
年齢やライフスタイルの変化によって、着るものも変わってきます。片付け中に着ていない服を捨てるか迷ってしまったら、実際に着てみるのもオススメです。着た姿を鏡で見たり、家族に見てもらうことで客観的な意見を聞くことができます。
どうして着る機会が少ないのか、理由やちょっとした違和感を見逃さずにしっかり見つめ直すことができると、新しく服を買うときにも役立ち、無駄な買い物を減らすことにもつながりますよ。