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2019年05月25日 22:00 更新

工具をサビから守るには? 保管時の湿気対策に役立つ裏技アイテム

工具を買ってみたものの、いくらも使わずにサビが出て使えなくなってしまった…なんて経験はないでしょうか。金属性の工具は非常にデリケート。特に湿気には弱いので正しいメンテナンスが大切です。今回は工具をサビから守る裏技をご紹介します。

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工具は湿気に弱い?

Lazy dummy

ときどき必要になる工具は、家に常備してある方も多いかと思います。けれど、工具箱を開く機会って、専門職の方でない限りあまりありませんよね。そのため、工具箱のなかには湿気がたまりやすくなっているのです。

サビの原因に

通常、工具にはニッケルやクロムを使用したメッキ処理が施されていますが、ニッパーなどの「切る工具」には、刃物部分の性能低下を防ぐため、あえて表面処理を施していない場合が多いです。そのため、湿気が溜まると工具にはサビが付きやすくなるものもあります。

特に、湿度が60パーセントを超えた場合は要注意。湿度が60パーセントを超えると、臨海湿度と呼ばれ、サビが急速に進行してしまいます。工具がサビついてしまうと、金属部分の強度が弱まり、機能が低下してしまいます。

工具を湿気から守る裏技

Lazy dummy

湿気に弱い工具は、どのように保管すればいいのでしょうか。工具の正しい保管方法をご紹介します。

工具の保管に古新聞が使える!

量産しなければならない新聞紙は、コピー用紙などと比べると安価な紙を使用しています。そのため、繊維同士の間に細かな隙間があります。触ったときにざらつきを感じるのはこのためです。しかし、この粗さは柔軟性と吸水性に優れているため、湿気が苦手な工具の保管にもってこい!

空気に直接触れないように、工具を古新聞に巻いて保管してください。密閉性はラップフィルムやビニール袋のほうが高いですが、しっかりを湿気を逃した状態で閉めないと、逆に湿気がこもってしまいます。そのため、古新聞がおすすめ。

乾燥剤を入れておくのもおすすめ

工具箱のなかに、乾燥剤を入れておくことも有効な方法です。一緒に入れておくことで、湿気を吸い取って工具箱の中の湿度を低く保ってくれますよ。

工具のお手入れ方法

サビをつけないようにするためには、メンテナンスしておくことが大切です。水分が付いてしまったときには、しっかり乾いたタオルで拭き取るようにしましょう。

また、クリーナー等で汚れを拭き取ったときに、拭き取ったときに油分も一緒に落としてしまっている可能性があります。次使用するときに、可動が悪くなってしまい、スムーズに操作できない! ということがないように潤滑油を吹きつけてなじませておくといいですね。

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もし工具にサビが発生したら?

Lazy dummy

どんなに気を配っていても、工具にサビがついてしまうこともあるでしょう。サビがついたときも、すぐに買い替えずまずはメンテナンスで解決していきましょう。

サビ部分を削る

工具のサビを発見したときは、サビ部分を軽く削ってオイルでコーティングします。これで多少のサビは落とすことができるでしょう。少し削っただけでは解決しない場合は、残念ながら買い替えを検討したほうが良いようです。

まとめ

工具は金属部分が多いので、適当に管理しているとサビが発生してしまいます。まずは、空気中の水分が工具に付着しないように、工具箱に保管すること、そして工具箱の中は湿度を低く保つために、新聞紙や乾燥剤などを活用しましょう。

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