ぶつかって家具に傷! 掃除機のかけ方を見直そう
キャニスタータイプの掃除機を使っていると特に、気をつけていても家具にぶつけてしまうことも。ぶつけたことによって家具に傷がついてしまうことは防ぎたいですよね。そこで大事な家具を守るために、掃除機のかけ方を見直してみましょう。
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家具を傷つけてしまうのは掃除機のせい? 正しいかけ方
何度も行き来させない
掃除機をかけていて家具を傷つけてしまうことが多い人は、掃除機に力を入れすぎているのかもしれません。何となく力強くゴシゴシするとゴミをきちんと吸い取ってくれるような気がしてしまいますが、それは間違いです。
ゴミを吸い取る力は掃除機の吸引力と関係しているので、力の入れ具合でゴミの吸引力は上がりません。
力を入れていると掃除機のコントロールしにくくなってしまうので、家具にぶつけることも多いのかもしれませんね。
幅木に沿ってかける
とくに部屋の角を掃除するときは、掃除機のヘッドを当てるのも避けたいところです。ぶつかるたびに建材がダメージを受けるだけでなく、掃除機が故障してしまうケースもあります。
壁際から角にかけて掃除するときには、ぶつかる寸前で止めるように心がけましょう。あとで幅木(壁の床に接する部分に張られている横板)に沿ってまっすぐ掃除機をかけることで、残ったゴミを吸い取ることができ、壁にも掃除機にも負担をかけずにキレイにすることができます。
ある家事代行サービスでは、お客様の大切な壁に傷つけないための基本的なテクニックとして従業員に対して教えているのだとか。手早く仕上げることも大切ですが、自分の家であっても建材にやさしい掃除を心がけたいですね。
ヘッドはゆっくり動かす
掃除機をかける際、素早くヘッドを前後に動かしていませんか? ヘッドはゆっくり移動させるのが原則です。早く動かしてもゴミを吸い取る前にヘッドが移動してしまいますから、結局ゴミが吸い取れず何度もヘッドを行き来するはめになります。
ゆっくり動かすよう心がけてもつい手が早く動いてしまうという方は、5秒ルールを採用してみるのもいいかもしれません。これは、ノズルを持った手を手元から前のほうへと伸ばしきる際、前のほうから手前に引き戻す際に、それぞれ5秒ずつカウントしながら行うというもの。
繰り返し行き来してヘッドを動かすよりも、一度の移動でそこにあるゴミを吸い取った方がゴミも舞わずに効率よくお掃除できますよ。
家具を傷つけないために! 掃除前にやっておきたいこと
家具の配置を見直す
とくにキャニスター型の掃除機の場合は、ノズル部分とキャニスタ―部分があるため、コントロールしにくいです。そのため、ノズル部分で家具を避けることができても、キャニスター部分で家具にぶつかってしまうことがあります。
ぶつかるのを防ぐために、入り組んだ配置にしないように家具の置き方を見直しましょう。家具は隅に寄せて、中心の空間を広々と確保すると掃除機がかけやすくなります。
家具カバーをかぶせる
ヘッドが家具にぶつかってしまう場合は、家具にクッションとなるシートを貼っておくといいでしょう。茶色のほか、白や黒など家具になじむカラーのシートが展開しています。また、ソファやいすには靴下タイプのようなものも。保護したい場所に合わせて、シールタイプや靴下タイプなどを選んでみてくださいね。
まとめ
とくにキャニスタータイプの場合、掃除機をぶつけて壁や家具に傷をつけてしまうことが少なくありません。掃除機のかけ方を見直したり、家具の配置を改善したりして、傷がつくのを防ぎましょう。掃除機がかけやすくなることによって、家具に傷が防げるだけではなく、掃除のしやすさにもつながりますよ。
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