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2019年05月19日 21:00 更新

洋服についた醤油のシミは落ちる? 外出先で役立つ応急処置の裏技

洋服に付いてしまったシミは、汚れの性質にあった落とし方をすることが大切です。手強いと思われがちなものでも、正しい対処の仕方をすることで意外と簡単に取り除くことができます。なかでも今回は、洋服についた醤油のシミについて特集。外出先でうっかり汚してしまったときに役立つ応急処置の裏技とあわせてご紹介します。

醤油のシミは水溶性

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水溶性のシミの特徴は?

シミ汚れには大きく次の3種類に分けることが可能です。

・油性のシミ
・水溶性のシミ
・不溶性のシミ

シミは、それぞれ汚れの種類にあった落とし方をすることで取り除くことができます。どんなシミが判断ができないときは、シミの上から水をかけてみてください。シミが水を弾けば油性のシミ、水を吸ってシミの色が濃くなれば水溶性のシミ、そのどちらでもないときは不溶性のシミということになります。

これら3種類のシミのうち、醤油は水溶性のシミになります。

水溶性のシミは時間との勝負

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醤油など水溶性のシミは、水で落とすことが可能です。以下の手順でお試しください。

醤油のシミは一見頑固なように思えますが、水溶性のシミに属しているため、思いのほか厄介な汚れではありません。洋服に付着してからすぐに対処することができれば、落とすことができますよ。

ところが、シミがついたまましばらく放っておくと頑固な汚れとなってしまいます。キレイに落とせるかどうかは、気がついてから対応するまでの時間にかかっているといえるかもしれません。自宅にいるときについてしまった場合は、できるだけ早急に対応するようにしてください。

醤油ジミが付いてしまったら! 応急処置方法

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水とティッシュペーパーで対処しよう

外出先の場合、醤油のシミが洋服についてるのに気がついても、すぐに洗うことはできません。そんなとき、しょうがないからと放置してしまうと醤油が浸透して落としにくくなってしまうので、その場でできることをやっておくのが◎。ハンカチとティッシュペーパー(もしくは紙ナプキン)を用意し、以下の手順でお試しください。

1. 水で濡らしたティッシュペーパーを使って、醤油のシミを湿らせます。
2. シミがあるところの裏側にハンカチを当てた状態で、表側からティッシュペーパーでたたき洗いしてください。洋服に付着したシミをティッシュペーパーのほうへと移すようなイメージです。ティッシュペーパーが汚れたら位置をずらすなどして、シミ汚れが洋服に戻らないよう注意しましょう。
3. 乾いたティッシュペーパーで水分を拭き取ったら応急処置の完了です。

シミが目立つなら、石けんも使って

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洋服に使われている生地や付着してしまった醤油の種類、量によっては、水だけでなかなか落とせない場合もあります。水でたたき洗いしてもいっこうに目立った汚れがなくならないようなら、石けんやハンドソープやなどをほんの少し含ませて再度試してみてください。シミが落としやすくなるはずです。

水だけで落とせなかった醤油ジミの対処法

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水だけで落とせなかったシミは、以下の方法で行ってみてください。

1. 酸素系漂白剤(液状タイプ)を汚れが付着したところに、じかに塗ってください。
2. 洗濯用の洗剤を使って通常通り洗濯機で洗います。

酸素系漂白剤を使う前に、必ず洋服の洗濯表示をチェックして、酸素系漂白剤を使用できる素材かどうかを確認してください。場合によっては生地にダメージを与え、かえって目立たせてしまうことになるのでご注意ください。

まとめ

シミは汚れの種類にあわせて適切に対処することが大切です。醤油のような水溶性のシミは、思いのほか対応しやすく、付着してからすぐに対応することができれば、ほぼ確実に取り除くことができますよ。外出先の場合は応急処置も取り入れて、大切な洋服を確実にキレイにしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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