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2018年12月27日 21:00 更新

大掃除の定番・換気扇の油汚れを落とすには? 汚れ防止の裏技も

作業台やシンクは日常的に掃除をしていても、換気扇までは手が回っていない……というご家庭も少なくないのでは? 大掃除はそんな、普段手付かずのところをやるのに絶好のタイミング。今回は大掃除にぜひ行って欲しい、換気扇のお掃除についてまとめました。

シンクを汚さず換気扇の部品をつけ置きする裏技

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定期的に掃除をしているならいざしらず、時間が経ってしまった換気扇の油汚れはこすっただけではなかなか落ちません。むやみやたらに擦ってしまっては傷ができてしまうため、油汚れがびっしり付いている場合は、つけ置きで汚れを落とすのがベターです。

用意するもの

まずは下記のものを用意しましょう! 特別なものは必要ありません。

・重曹
・ゴム手袋
・マスク
・容量の大きいゴミ袋
・歯ブラシ
・雑巾
・新聞紙

つけ置きのやり方

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まず、ゴミ袋の中にフィルターなど、取り外せる換気扇のパーツを入れて、40度〜50度くらいのお湯を注ぎ入れます。そして重曹をまんべんなくパーツにかかるようたっぷりふりかけ、ゴミ袋の口を閉じて重曹が全体に行き渡るようにかき混ぜてから、2〜3時間ほど放置しましょう。

そのあとはゴミ袋の中で、歯ブラシを使って汚れを落とし、流水で落とします。最後に、雑巾や使い古したタオルなどで水分を拭き取りましょう! あとはしっかり乾燥させて完成です。乾燥させる時は、新聞紙を下に敷いて行うのがおすすめです。

つけ置き後の汚れ落としもゴミ袋の中で

シンクに直接洗剤を流し込んでつけ置きしてしまうと、汚れがシンクに付着してしまう可能性があるため、ゴミ袋で養生して行うのがベスト。つけ置きしたあと、歯ブラシを使って行う後のお掃除も、ゴミ袋の中で行えばシンクに直接汚れがつかずに済みます。終わった後はゴミ袋を捨て、さっと流水で洗い流すだけなので楽チンですよ。

換気扇掃除の拭き跡を消す裏技

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取り外しができない換気扇の外側は、直接拭き掃除をしてきれいにしましょう。しかし、単純にゴシゴシこするだけでは頑固な油汚れは落ちません……。そこで使えるのが、つけ置きでも使用した「重曹」です。

重曹掃除は白っぽくなりやすい!? 量に注意

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用意するものは重曹と、普段使っているキッチンの食器用洗剤。これを1対1の割合で混ぜ合わせましょう。

ここで注意すべきは重曹の量。混ぜる重曹の量が多すぎると、拭き掃除後、白っぽく残ってしまう可能性があります。これは、重曹がアルカリ性の性質を持っているため、重曹の量が多すぎると、混ぜ合わせた洗剤がアルカリ性にぐっと偏ってしまうことに原因が。重曹と食器用洗剤の分量はちょうど半々になるように混ぜ合わせましょう。もし拭き跡が残ってしまった場合は、レモン汁など酸性のものを使って中和させて白残りを取れば、きれいにオフできますよ。

重曹+食器用洗剤で拭き掃除をする方法

ゴム手袋をつけ、重曹と食器用洗剤を混ぜ合わせたものを換気扇の外側に直接塗っていきましょう。うまく塗れない細かな場所は、キッチンペーパーに塗って染み込ませたものをペタペタ貼っていけばOK! 10分ほど放置してなじませたら、歯ブラシやヘラでざっくり洗剤をこすりとり、熱いお湯につけ、固く絞った雑巾で洗剤が残らないようにしっかり拭きとりましょう。

意外なもので換気扇の油汚れを防ぐ裏技

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リンスでコーティング!?

油掃除をした換気扇は、最後の仕上げとして、油汚れがつきにくくなるようコーディングしておくのがベターです。といっても、専用のコーディング剤を購入する必要はありません。身近なものでできるんです。それはなんと「リンス」! リンスには界面活性剤が含まれているため、その働きで汚れをつきにくくする効果が期待できるんです。

コーティングのやり方

方法はとっても簡単で、きれいな雑巾やふきんにリンスを染み込ませ、拭き掃除をする要領でリンスを染み込ませていきます。掃除した後にコーディング剤として塗布しておけば、油汚れがつきにくくなり、次回の掃除が楽になりますよ。

まとめ

「大変そうだから」と、なかなか普段は後回しにしがちな換気扇の掃除。時間がある大掃除は、そんなところのお掃除をしっかりするのに適したタイミング! 油汚れがびっしりこびりついた換気扇がすっきりすると、気持ちも軽やかになりますよ。料理をする場所なので、清潔に保っておきたいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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