魚の生ゴミは悪臭の元! 捨てるまで臭いを出さない裏技アイデア
魚の生ゴミは悪臭が発生しやすいので、そのまま放置しておけません。ただしすぐ次の日にゴミに出せない場合はどうしたらよいのでしょうか? ここでは、魚の臭い漏れを防ぐ裏技を紹介。ゴミ袋、三角コーナーなどで魚ゴミを一時的に置いておくときにやっておきたい対処法をまとめています。
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魚の生ゴミの処理方法:小分け&密封
水と空気を遮断
生ゴミの悪臭の原因は水と空気です。水や酸素があると微生物が活動し始め、生ゴミを分解する過程で悪臭や有害物質を発生させます。
悪臭を発生させないためには、生ゴミをそのままゴミ箱に捨てるのではなく、ビニール袋に小分けに入れて密閉し、水と空気を遮断しましょう。袋に入れたらできるだけ空気を抜いて、口は固く閉じ、空気が漏れないよう気をつけます。
また、生ゴミの水分量を減らすためには、ビニール袋に入れる前に新聞紙で水気を取るのがおすすめです。取り切れない場合は、新聞紙にくるんだ上でビニール袋に入れましょう。
乾燥に特化した、生ゴミ処理機もあり! 専門家が使った感想を紹介しています。
骨で破れないよう袋を二重にしよう
魚の骨は先がとがっているので、薄いビニール袋に入れると袋が破ける恐れがあります。生ゴミを入れたら袋を二重にして、破れても液漏れしたり空気が入ったりしないよう工夫してください。
また、新聞紙に生ゴミをくるんだまま捨てる方法もおすすめです。魚をさばくときに捨てる頭や内臓、食べ終わった魚の骨は、その都度新聞紙に包みましょう。新聞紙のインクには消臭効果もあるので、悪臭を軽減することができます。
魚の生ゴミの処理方法:冷凍する
冷凍して菌の繁殖を防ぐ
魚の生ゴミは冷凍することで菌の繁殖を抑えることができ、臭いが気にならなくなるほか、ハエやゴキブリの発生も防げます。
冷凍したゴミはゴミ収集日にそのまま捨てるか、ガーデニングや家庭菜園をしている方は発酵肥料に再利用するといいでしょう。冷凍したまま放置しないよう、ゴミ出し前は忘れず冷凍庫から取り出してください。冷凍食品とごちゃまぜにならないためには、ブックスタンドなどで仕切りを作っておくと管理しやすいです。
魚が入っていたトレイも臭いの原因に
トレイは洗って乾燥させよう
魚が入っていたトレイも生臭さが残っているので注意が必要です。そのまま捨てたり、さっと洗ったりするだけではなかなか臭いが残ったまま。しかし、洗剤を少量つけて洗った後、乾燥させると臭いが軽減します。
さらに、スーパーの回収ボックスを利用すると、ゴミの収集日まで自宅に置きっぱなしにしなくて済みます。買い物のついでに捨てれば手間もかからないので、ぜひ自宅のスーパーの回収ボックスを活用してみてください。
三角コーナー・ゴミ袋から魚の臭いが……対処法は?
魚の生ゴミが臭わないようきちんと対策をしたはずなのに、臭いが漏れてしまっている……という場合は、以下で紹介する方法を試してみてください。三角コーナーやゴミ袋の臭い漏れを防ぐ方法をご紹介します。
重曹を振りかける
もっともかんたんな消臭方法は、生ゴミに重曹を振りかけることです。消臭効果が期待できる重曹は、菌の活動を抑制する静菌作用や、湿気を取る働きもあります。そのため、生ごみの上から粉状の重曹を振りかけましょう。
ゴミ箱の臭いを取る
生ゴミを入れているゴミ箱に悪臭が移って臭っているケースもあります。ゴミ袋が破けて汁が出ていないかをチェックし、発見したらすぐに拭き取ってください。放置していると発酵して臭いがきつくなったり、カビが生えたりすることがあります。
ゴミ箱に臭いが染みついている場合は、キッチン用漂白剤やアルコールの使用がおすすめです。ゴミ箱の底やふたの裏に、漂白剤またはアルコールを塗布してください。
掃除した後は、臭いをつきにくくするために重曹を振りかけたり、ゴミ箱専用の消臭剤を活用したりしましょう。
臭いを防ぐアイテムを活用する
ゴミ箱に貼り付けることによって、臭い対策ができるアイテムも展開されています。これなら、手軽に対策ができますね。
スプレータイプもあり、気になったときに吹きつけることができます。
ゴミ袋自体の臭いを防げる防臭袋も! セットしておくゴミ箱への臭い移りの心配が軽減されますね。
まとめ
魚の生ゴミは、そのまま捨ててしまうと悪臭が発生します。水分を含んだままにしておくと、さらにカビが生えたりヌメリが発生したりというデメリットもどんどん出てきてしまいます。魚の生ゴミが出たその場でなるべく対処できるよう、アイテムを準備しておきましょう。
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