押入れに湿気は厳禁! 週1回30分でカビの発生を防ぐ裏技
押入れは湿気のこもりやすい場所。そのため、カビが発生しやすいところでもあります。押入れのにおいがカビ臭さにならないように、定期的な対策をしておくことが大切です。今回はその方法をご紹介していきます。
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押入れの湿気はカビの元!
久々のお客様。押入れから布団を出してみたらカビを発見! 布団にもカビが付いてしまっていた……なんて経験はないでしょうか。そんなカビの原因は"湿気"が関係しています。
押入れは湿気がたまりやすい場所
押入れを、布団を収納する場所や、クローゼットとして使っている人が多いでしょう。日常的に使っている布団は私たちが寝ている間にかいた大量の汗を吸い取っています。そのため、しっかりと湿気を逃さずにそのまま入れてしまうと、押入れの中で汗が蒸発してしまいます。また、クローゼットとして使用している場合も同様、コートなど汗をかいたものをしまうと、押入れに湿気が充満してしまうのです。
また、お客様用の布団をしまっている場合、泊まりにくる人がいない限り、押入れは閉め切ったままにしていることが多いと思います。すると、湿気は逃げ場がなく押入れにとどまり続けることに。カビにとっては繁殖しやすい好条件の場所となっていきます。
簡単にできる押入れの湿気対策
湿気が溜まりやすい押入れ。ですが、ちょっとしたひと手間で押入れの環境を改善させることができます。ここで活躍するのが扇風機です。
扇風機で換気しよう
家の中で湿気の溜まりやすい場所を聞かれたときに「バスルーム」と答える方は多いでしょう。毎日のようにシャワーに入ったり浴槽にお湯をはったりするバスルームも押入れ同様、湿気が溜まりやすい場所のひとつです。
浴槽の場合は、換気扇を回して湿気を逃してしますが、押入れも基本的には同じ方法で湿気対策ができます。ただし、押入れに換気扇は付いていないため、扇風機を活用しましょう。
方法はとても簡単。押入れの扉を開けて扇風機の風をあてるだけです。1週間に1回程度、1回にあてる時間は30分もあれば十分でしょう。扇風機のほか、サーキュレーターも活用できます。
押入れに湿気をためない工夫を
扇風機やサーキュレーターによる換気は週に1回で十分ですが、プラスしていくつかの方法を習慣化することで湿気が溜まりにくい環境を作ることができます。一つひとつはちょっとした工夫ですが、複数組み合わせることで高い効果が期待できますよ。
布団をしまうのは1時間たってから
布団を毎日しっかり押入れにしまうのは良い習慣です。しかし、私たちは寝ている間、とても多くの汗をかいています。その汗は衣類のほか、布団にもしっかり染み込んでいるので、起床直後の布団は湿っている状態です。
湿った布団をすぐに押入れにしまうと、押入れ内で蒸発してしまいます。すると、湿気の多い空間を作り上げてしまうので、布団は起きてすぐにしまうのではなく、1時間ほど放置してから。汗が蒸発したころを見計らって、押入れにしまった方が良いでしょう。また、定期的に外で干し、乾かすことも大切です。
すのこを利用する
布団を直接、押入れに入れると棚板との密着することにより、空気が入りにくくなります。そのため、蒸発した汗がこもりやすくなるため、空気の通り道を作ってあげることが大切です。布団を直置きするのではなく、すのこを置いてその上に布団を置くことで通気性がアップします。
除湿シートを利用する
除湿シートを活用するのも良い方法でしょう。除湿シートはホームセンターのほか、ドラッグストアでも手に入ります。すのこと異なり使い捨てタイプが大半ですが、リーズナブルなものが多いので、手間をかけずに手っ取り早く湿気対策がしたい! という方にはおすすめの方法です。
備長炭ドライペット 除湿剤 引き出し・衣装ケース用 25g ×12シート
引き出しや衣装ケースに直接入れるだけで、除湿効果が期待できる便利な除湿剤です。備長炭の成分が含まれているため、除湿と共に消臭効果も期待できます。吸い取った水分はゼリー状になってくれるので、交換時が分かりやすいというメリットもあります。
まとめ
毎日使う布団は私たちの想像以上に汗を吸い取っています。そのままの状態の布団をしまうと、押入れでは蒸発した汗によって湿気の多い空間になってしまうのです。1回30分、扇風機をあてて換気するだけでも湿気対策ができます。そのほかの方法もチェックしてみて、まずはできそうな対策から挑戦してみてください。
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