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2019年02月10日 20:30 更新

家電の手垢は何で落とす? 「セスキ」と「アルコール」の使い分け

パソコンやテレビやクーラーなど家電製品のリモコンは、指で触れることによって手垢により汚れやすい! 加えて、子どもがおもちゃ代わりにベタベタと汚れたままの手で触ってしまうと余計に汚れが……。そんな家電の手垢汚れに使える、お掃除の裏技をご紹介します。

二度拭き不要! 「アルコールスプレー」で手垢を除去

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アルコールスプレーの特徴

キッチンの除菌やダイニングテーブルの消毒などに、アルコールスプレーを使っているご家庭も多いかと思います。我が家でも、ダイニングテーブルやキッチンの作業台は、水拭きをしたあと必ず、アルコールスプレーで二度拭きするようにしています。除菌・殺菌作用があるアルコールスプレーですが、実は溶解作用もあるため、手垢汚れや油(脂)汚れなどにも効果を発揮してるのです。揮発性があり拭き跡が残らないので、家電の手垢汚れを拭き取るのにも適しています。

アルコールスプレーの作り方

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我が家では市販のものを使っていますが、アルコールスプレーは手作りをすることもできます。アルコール成分が触れてもOKなスプレータイプのボトル、消毒用エタノールか無水エタノール、水を用意します。消毒用エタノールなどは一本常備しておくと、子どもが嘔吐したときの消毒や後処理にも使えるので便利です。我が家でも消毒用エタノールと除菌シートは必ずストックしています!

作り方は簡単、スプレーボトルに水110ml、無水エタノールまたは消毒用エタノールを90ml入れ、よくかき混ぜましょう。お好みで好きなアロマオイルを水滴垂らすと、いい香りがして掃除時間がグッと楽しくなりますよ!

アルコールスプレーを使う際の注意点

アルコールはご存知の通り、火を近づけてると引火してしまうため、取り扱いには十分注意しましょう。特に原液の消毒用エタノールや無水エタノールは保管場所に注意してくださいね。

また、アルコールスプレーは、いろんな手垢汚れや油(脂)汚れに使えますが、リモコンなどにプリントされている文字などが薄れてしまう可能性があります。量はきっちり守って作るようにしてください。

時間が経った頑固な手垢には「セスキ炭酸ソーダスプレー」

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軽い手垢汚れであれば、アルコールスプレーで拭き取ることができますが、「いつからついているんだろう……」と、記憶が薄れているくらい頑固な手垢汚れは、アルコールスプレーでは太刀打ちできない可能性が! そこでおすすめなのが、ナチュラルクリーニングでも人気の高い、セスキ炭酸ソーダを使ったお掃除法です。今や100円ショップでも気軽に手に入るようになりましたよね。

セスキ炭酸ソーダスプレーの特徴

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セスキ炭酸ソーダの性質はアルカリ性。粉末タイプのものは重曹と同じく、水に溶かして使います。油分を含む手垢汚れは酸性なので、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダで中和させることで、頑固化した汚れを柔らかくして落としていきます。重曹でもいいですが、重曹は研磨効果もあり、家電を傷つけてしまう可能性が高いです。また、セスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ性が強く落としやすいので、頑固な手垢汚れにはセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめ!!

セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方

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前述したとおり、セスキ炭酸ソーダは粉末状なので、水に溶かして使います。スプレーボトルに500mlの水を入れ、小さじ1程度のセスキ炭酸ソーダを入れ、かき混ぜて溶かしましょう。溶かして用意するのが面倒な場合は、あらかじめスプレーボトルに入っているセスキ炭酸ソーダスプレーを購入するといいですよ! 我が家でも、セスキ炭酸ソーダ・重曹・クエン酸のスプレーボトルは3種類、キッチンにストックしています。

セスキ炭酸ソーダスプレーを使う際の注意点

家電の手垢汚れが気になるところといえば、テレビやスマホの液晶画面ですよね。我が家のテレビも、まもなく2歳の息子の仕業で、テレビの液晶画面はクレヨンと指紋汚れでものすごいことになっています(涙)。なんとかしたい、と拭きとりたいところですが……。テレビやスマホの液晶画面に、アルコールやセスキ炭酸ソーダを使うのはやめましょう。専用のクロスやクリーナーを使うのがベターです。

まとめ

家電は白いものも多いので、手垢汚れや油(脂)汚れが目立ちやすいですよね。つきたての手垢汚れであれば、マイクロファバークロスなどで拭き取ればすぐオフできますが、時間が少し経ったものや頑固化したものは、アルコールスプレーやセスキ炭酸ソーダなどを使って、きれいにオフしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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