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2019年01月02日 08:30 更新

インテリアコーディネーター資格が生かせる仕事って? 合格のコツは?

インテリア関連の豊富な知識を有し、快適な住環境デザインを提案するインテリアコーディネーター。社会的に広く知られており、資格を取得しておくとインテリア業界への就職の際に有利になるといわれています。インテリアコーディネーターの仕事や、資格を取得するメリット、試験の概要や合格するためのコツなどについてご紹介します。

インテリアコーディネーターってどんな仕事?

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住まいのスペシャリスト

インテリアコーディネーターは、インテリアに関する豊富な知識を有し、顧客に対してインテリアを企画したり、商品を選ぶ際に助言を行ったりする住まいのスペシャリストです。

インテリアデザインに興味がある方にとって、快適な住空間を作り出していく充実感があるだけでなく、顧客に喜ばれるたびにやりがいを感じることができる仕事になるのではないでしょうか。

インテリアコーディネーターと関係が深い資格として、インテリアコーディネーター資格が知られています。資格として認知度が高く、保有しているととくにインテリア業界に就職する際に有利だといわれています。

インテリアコーディネーターの仕事内容って?

インテリアコーディネーターは幅広いのが特徴で、主に以下の4つのタイプに分けられます。

・コンサルティング
・企画
・商品の選択
・プレゼンテーション

コンサルティングでは、予算・希望に応じて、顧客に対してインテリアコーディネートの助言を行います。

企画では、顧客の希望にあわせて企画を作成。漠然としたイメージを具体的なレイアウトへと落とし込んでいきます。

商品の選択では、壁紙や床材、調度品など、顧客のイメージにあった商品を選択します。

プレゼンテーションでは、図面や各種資料などを用意してイメージを可視化し、顧客に対してわかりやすく提案していくことです。

インテリアコーディネーターの資格があれば……

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就職・転職に有利

インテリア業界への就職は一般に競争率が高い傾向がありますが、インテリアコーディネーターの資格があれば、就職・転職に有利だといわれています。資格を保有していると、インテリアに関する高い専門知識や能力があると認められるからです。とりわけ実務経験がない場合は、知識やスキルの保有を示すのに有効な手段となるでしょう。

結婚や出産などを機に退職した方が再就職する場合、復帰前に資格を取得しておく方も増えています。インテリア業界では女性ならではの感性・アイデアを生かすことができるので、年齢に関係なくニーズがあります。

キャリアアップにつながる

インテリア業界で働いている方にとっては、資格を取得することでキャリアアップのきっかけになるかもしれません。客観的に知識や能力があることが認められるため、周囲からの信頼も高まり、いろんなシーンで重宝されるでしょう。

インテリア関連のショップやホームセンター、雑貨店などで仕事をしている方にもインテリアコーディネーターの資格は有利です。自信を持って商品を選択・提案できるので、成績アップにつながるかも。

日常生活に役立つ

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自宅をリフォームしたり新しく建てたりする際も、インテリアコーディネーター資格が役立ちます。床材や壁紙などを見極めた上でニーズに合った家作りができるようになるでしょう。

また、知識を有していることから、部屋ごとに雰囲気にあった照明器具や家具を選ぶことができるので、使い勝手のいいキッチンや、広く見えるリビングなどを選んで自分にとって居心地のよい空間づくりができるようになるでしょう。商品選びやレイアウトを工夫して、理想のお家を作ることができます。

インテリアコーディネーター試験は難しい?

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受験資格は必要?

インテリアコーディネーター試験に受験資格はありません。年齢や実務経験などいっさい不要なので、誰でも受けられます。

プロが受験する試験だと思われがちですが、そんなことはありません。試験合格者のおよそ4割がインテリア業界以外の方だといわれていますから、まったくの未経験でも安心して受験することができます。

インテリアコーディネーター試験について

資格の受験は年に1度。毎年10月第2日曜に1次試験が、12月第2日曜に2次試験が実施されます。試験科目は以下の通りです。

1次試験(マークシートによる択一式)
・インテリア商品と販売(100分)
・インテリア計画と技術(100分)

2次試験(筆記式)
論文・プレゼンテーション試験(180分)

なお、2次試験は1次試験の合格者だけが受験できます。

合格のコツは?

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試験は出題される範囲が広いため、効率的な学習が求められます。とくに1次試験対策には暗記が必要になるので、コツコツ勉強することが大切です。

2次試験の論文に関しては、字数制限が250文字から300文字となっていて、簡潔にまとめることがポイント。また、インターネットなどで最新の情報をチェックし、トレンドや社会問題に精通しておきましょう。

プレゼンテーションは、時間をはかりながら反復練習して慣れることが大切です。

時間をかけて対策する必要があるので、試験勉強は試験日の1年前くらいから始めるのがおすすめですよ。

まとめ

インテリアコーディネーターの資格は、受験資格がなく誰でも気軽に受験することができます。取得しておくと仕事でもプレイベートでも役に立つ資格です。長期的に計画を立てて、合格を目指してください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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