【洗濯の裏技】ミートソースのシミはどうやって落とす？

ミートソースは、私も息子も大好きなので、冷凍庫の定番ストック。毎週月曜日は豚ひき肉が安い日のため、二週に一回の頻度で購入し、ミートソースや豚そぼろなどを作り、小分けにして冷凍しています。単純にパスタでも楽しめますし、じゃがいもやお野菜にかけてもおいしいですよね！またミートソースの離乳食なんかも人気があります。

そんな便利なミートソースですが、厄介なのがひとつ。そう！　洋服などにつくとなかなか落ちないこと……。現に何回か、息子の洋服についたミートソースがなかなか綺麗にとれず、パジャマ行きになったものがいくつかありました。今回はそんなときにも便利な、ミートソースの汚れをすっきりきれいに落とす裏技をリサーチ。全国のママさんはもちろん、ランチどきによく食べる、という方も覚えておいて損はないですよ♪

家族で外出しランチ中、子どもがミートソースを洋服にボトッ……。シミは時間が経てば経つほどオフするのが困難になりますので、シミがついた瞬間に対処するのがベターです。

まずは、ティッシュで軽く汚れをとりましょう。乳幼児のママは着替えを持ち歩いていることも多いかと思いますので、食事が終わったらトイレ等に行き、お洋服を脱がせ、備え付けのハンドソープをシミ部分につけ、シミ部分をつまむように洗いましょう。そのときに、ゴシゴシこするのはNG！　シミが広がってしまい、汚れを落とすのがより大変になってしまいますので、汚れた箇所だけつまむように洗うのがポイントです。

この工程で完全にきれいにすることは難しいですが、この応急処置をするのとしないのとでは、帰宅時に行うシミ抜きの仕上がりに大きな差が生まれます。面倒でも、ぜひ行ってくださいね。

さて、自宅に帰ってから、本格的なシミ抜きです。もちろん、外出中には気づかなかった、ミートソースのシミ抜きにも使えます。

用意するものは
・台所用のキッチン洗剤（中性）
・使い古した歯ブラシ
・洗面器
・ぬるま湯

まずは洗面器などに、お風呂のお湯ぐらいの温度のぬるま湯を張り、汚れを軽く流します。軽く絞って洗濯物を広げ、歯ブラシに食器用洗剤をつけ、トントンと叩くようにして汚れを落としていきます。ここでも、広範囲に汚れを広げないようにするために、こすらないようにしましょう。

あとは、ぬるま湯で洗剤を洗い落とせば完了ですが、シミの中にはこの工程だけでは落としきれない場合もあります。そんなときは、台所用キッチン洗剤の代わりに「重曹」と「酸素系漂白剤」を使ってください。

重曹と酸素系漂白剤を1：1の割合で混ぜ、5分ほどシミ部分に乗せてつけ置きします。あとはぬるま湯で十分に注ぎ、通常通り洗濯機で洗えばOKです。

衣類によっては色落ちしてしまう可能性もあるため、気になる場合は目立たない箇所で事前にテストしてから行ってください。

上記で酸素系漂白剤を使ったシミ抜きをご紹介しましたが、ウールやシルクなど、デリケートな素材の場合では、ご紹介した方法で行うと色落ちしたり、生地そのものが傷んでしまう可能性があります。

洗濯表示を確認し、がっつりと水洗いできないタイプのものは、汚れた部分だけピンポイントでアプローチできる方法で、シミ抜きを行いましょう。

まず、厚手のタオルと、持ちやすいサイズ感のふきんを用意します。タオルの上に、シミ部分が直接当たるようにして置きます。ふきんにベンジンや消毒用アルコールをつけ、トントンと叩くようにしてタオルにシミを移していきます。最後に、水で濡らしたふきんでつけた薬剤をトントンと叩いて落としましょう。

水で液剤を落としたあと、濡れてしまった洗濯物はそのまま脱水や乾燥機にかけてしまいそうになりますが、必ず自然乾燥で乾かすようにしましょう。シミがもしまだ繊維の奥に残っている場合、急速に熱をあててしまうと変質し、落ちにくくなってしまう可能性があるからです。どうしても水滴が気になる場合は、バスタオルなどで優しく挟んで水分を吸ってから、乾かすといいですよ。

ミートソースは油分を含むので、つくとなかなか落ちず、諦めてしまうことも多かったかと思います。シミはつきたてのときにしっかり洗浄するのが一番ですが、外出先はなかなかそうもいかず、結果的に落ちなくなってしまうことも……。お気に入りの洋服がお蔵入りになってしまう前に、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね！