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2019年02月08日 16:45 更新

リバウンドしない片付け方法! 6ステップで収納上手に

「お片付け本を見てマネしてみたけどうまくいかない」「流行りの収納グッズを買ってみたけど使いこなせない」という理由で、リバウンドしてしまった方必見! 片付けたら散らからない手順をお伝えします。実は、リバウンドする原因は片付けの手順にある可能性が高いのです。今回紹介する6ステップの片付け方法、ぜひやってみてくださいね。

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

2018年も残りわずか。そろそろ大掃除について考える時期ではないでしょうか? 大掃除というと、必然的に部屋の片付けもすることになりますね。

でも、お片付け本を見てマネしてみたけどうまくいかない、流行りの収納グッズを買ってみたけど使いこなせない、などの理由でリバウンドしてしまった経験、ありませんか?

今回は絶対にリバウンドしない、これさえ守れば自然にお部屋が片付く方法を、ご紹介したいと思います。せっかく片付けた部屋をきれいにキープし続けられるよう、マネしてみてくださいね。

リバウンドはゼロ! 片付けの手順6つ

Lazy dummy

スッキリと片付けたつもりでも、しばらくするとリバウンドして、乱れた部屋に戻ってしまう……という話はよく聞きます。その原因の多くに「片付けの進め方が間違っている」という点があります。

これからご紹介する手順1から順番に始めれば、リバウンドの心配なし! ぜひやってみてください。

1.全出しする

Lazy dummy

まずは、収納スペースからものを全部出します。

よく手に取って不要なものだけゴミ袋に入れて、仕分けと同時進行で片付けようとする方がいらっしゃいますが、まずはその日に終わる範囲のスペースのものを出してしまってください。

「捨てながら片付けたほうが効率的では?」と思うかもしれませんが、作業の手が止まりやすくなってしまうので、実は非効率なのです。

また、全出しすることでその収納スペースに入っている総量を見ることができます。普段生活していると、それが一つの景色となってしまうので、ぜひ全出しして中に入っているものの把握をしてください。

押し入れの奥にある段ボールを開けたら、中身が全部空き箱だった! なんてことも聞いたことがあります。ぜひ、箱の中身もこの機会に確認してくださいね!

2.分ける

全出しの次は、仕分け作業です。分け方にもいろいろありますが、順番に分けていきましょう。

【1】使っている・使っていないで分ける
【2】人別・ジャンル別で分ける
【3】使用頻度で分ける

この3つのポイントに沿って仕分けをします。

コツは、それぞれの仕分けの際に感情を乗せないこと! 思い出に浸っていてはどんどん判断が鈍ってしまうので、捨てる・捨てないは一度置いておいて、「使っている・使っていない」で淡々と仕分けしてみてください。

次に人別、ジャンル別で分けていきます。家族の共有スペースでは、いろいろな人のモノが混在していますよね。それぞれの人別に分けてみましょう。こういったスペースの場合、その場所を使っている家族と一緒にやることをおすすめします。

人別に分けたら、細かくジャンル別に分けます。たとえば「本」「文房具」「工具」「PCパーツ」など。洋服で言えば「コート」「トップス」「ボトムス」「下着」などに分けられますね。

ここまで分けられたら、次は使用頻度別に分けていきましょう。「ほぼ毎日使うもの」「時々使うもの」「季節もの」というように分けていきます。

3.収納スペースを決める

Lazy dummy

仕分けが終わったら、収納する場所を決めます。このとき、これまでの「ここに収納していた」という概念を取り払ってみてください。

日々の自分や家族の動きを客観的に見て、どの場所にあると使いやすいかを考えてみましょう。「動線を意識する」とよく言いますが、まさにそれです。

腰から目線までの位置、そして奥より手前側は取り出しやすくしまいやすいゴールデンゾーンといわれています。仕分けをしたときの使用頻度の高いものは、このゴールデンゾーンに配置するといいですね。これは家族の身長などにもよるので、小さなお子さんのものは低い位置に収納スペースを作るなどもおすすめです。

また、よく使うものをわざわざ別の場所に取りに行くのも、散らかる原因の一つ。その作業をする場所に収納すると良いでしょう。

例えば、宅急便の段ボールは玄関で開梱するので、はさみを玄関にも置いているという話もよく聞きます。畳んだ段ボールを部屋に持ち込むことなく、ゴミの日にすぐ出せるように玄関に置いておけるのでいいアイディアですよね。

その他、下着を洋服収納とは分けて脱衣所に収納スペースを作ったり、タオルを一カ所にまとめて収納するのではなく、使う場所にそれぞれ分けて収納するなどが挙げられます。

4.収納グッズを決める

ここでようやく、収納グッズの登場です! おそらく多くの方が収納グッズの購入からお片付けを始めると思いますが、実はそれNGなのです。

片付けの現場で実は一番ゴミになってしまうのが収納グッズ。「みんな使っているし」「これ、たくさん入るし使えそう!」とつい買ってしまう収納グッズですが、片付けの作業を通して不要なものがたくさん出ると、しまうものがなくなって、結果的に収納グッズが余ってしまうのです。

また、サイズの合わない収納グッズは失敗のもと。しまうものや収納スペースに合わせてきちんと採寸し、ピッタリの収納グッズを選びましょう。見た目だけで選ぶのではなく、家族それぞれが出し入れしやすい収納グッズを選ぶのもポイントです。

5.しまう

収納グッズをそろえたらあとはしまっていくだけ。すっきりと片付くと気持ちがいいですよね!

ただ、一度収納システムができたからといって、永遠にこのままというわけではなく、ライフスタイルの変化や、家族の成長などに合わせて収納もアップデートしていってくださいね。

6.不用品を手放す

Lazy dummy

仕分けをして不要と判断したものは、なるべく早めに手放しましょう。処分するものはゴミの日に、売るものは早めにリサイクルショップなどへ。後回しにしてしまうと、またそこから散らかってしまうので、不用品を手放すまでが片付けと考えましょう。

家の中に不要なものがないと、部屋が広くなって気持ちがいいですよ!

まとめ

片付けってつい後回しにしてしまって、なかなか重い腰が上がらないですよね。でも、できれば気持ちよく新しい年を迎えたい! 年末の大掃除の前に、ぜひこの手順でお片付けを進めてみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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