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2018年11月22日 20:30 更新

食べる美容サプリ! ほうれん草の海苔和え【二十四節気の時短レシピ】

11月22日より、暦の上では「小雪」という時期になりました。外出するときはコートが必要になってくる頃ですね。今回は、小雪の頃に食べるといい時短料理ということで、ほうれん草の海苔和えのレシピをお届けします。

皆さま、こんにちは。⼆⼗四節気ホリスティッククッキングスタジオを運営する細谷ゆかりです。

今回は、連載「二十四節気の時短レシピ」にて、ほうれん草の海苔和えのレシピをお届けします。

「小雪」とは?(11⽉22⽇〜12月6日まで)

今回のテーマは「小雪(しょうせつ)」。2018年は、 11月22日〜12月6日になります。この時期は日に日に冷え込みも進み、雪もちらつき始める頃です。とはいえ、まだ積もるほどは降らないことから小雪と呼ばれています。

真冬用の厚手のコートやダウンなども、そろそろ出そうかな? と考え出す時期だったりしますが、そう思っていると、暖かい日が訪れるのもこの頃の特徴です。

「小雪」の頃の「小春日和」とは?

「小春日和」……この文字だけを見ると、春の暖かい日の印象ですよね。しかし、この小春日和というのは、実は旧暦の10月、現在の11月中頃〜12月初旬(小雪の頃)の厳しい冬が始まる前に訪れる、穏やかな暖かい春のような日のことを言います。

天気図を見ると、冬型の気圧配置がゆるみ、日本列島が移動性高気圧に覆われることで、春の陽気のようになるとされていて、まだ春ではないことから小春と名付けられ、小春日和という表現をします。

小春日和の日は、お洗濯に最適ですから、乾きにくい冬の厚手の衣類や寝具類などのお洗濯DAYとしても良いですね。

「小雪」の頃に食べたい食材のポイント

Lazy dummy

冷え込んで雪がちらついたり、暖かい小春日和が来たりと寒暖差が激しいと自律神経が乱れやすく、心と体に不調を感じやすくなります。

自律神経を整えるのに役立つ食材は、旬のほうれん草やブロッコリーに春菊、小松菜など、ビタミン類と鉄分が豊富な野菜、そして海苔なんです。

反対に自律神経が不安定な時、控えてほしい食材は、カフェインと白砂糖です。カフェインは質の良い睡眠を妨げますし、白砂糖は内臓を冷やし、急激な血糖値の変化も引き起こし自律神経に負担をかけることにつながります。

注目の食材「ほうれん草×海苔」

今回おすすめの食材は、ほうれん草と海苔の最強コンビ。

ほうれん草の栄養成分は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群というビタミン類の多くと葉酸、豊富な鉄分にカリウム、マグネシウムというミネラル類などと、栄養たっぷり。ほうれん草は、総合栄養野菜と呼ばれるスペシャルな野菜なんです。旬な時期は冬。冬のほうれん草は夏場のものより、ビタミンCが約3倍も含まれています。

そして海苔は、その40%が必須アミノ酸を含むタンパク質でできていて、葉酸やビタミンCも豊富ですから、細胞から元気にしてくれる食材なんです。

この2つの食材が揃うと、食べる美容サプリ! と呼んでも過言ではないくらい栄養がぎっしり詰まったものとなりますね。

「ほうれん草の海苔和え」の作り方

今回は、このほうれん草&海苔を使って、食べる美容サプリとも言える、簡単で美味しい「ほうれん草の海苔和え」のレシピをご紹介いたします。

■ほうれんそうの海苔和え

【材料】
ほうれん草 1束(200g)
韓国海苔 8枚切り×2パック(8g)

<調味料>
醤油 小さじ1
ごま油 小さじ半分
塩 ひとつまみ

【作り方】
1.お鍋でお湯を沸かし沸騰したら塩を入れる。
2.洗ったほうれん草を根元からお鍋に立てて入れ、根元がしんなりしたら、葉の部分と全体を2分ほど茹でる。

3.茹で上がったほうれん草を、水にくぐらせて灰汁を洗い流し冷ます。
4.ほうれん草の水気をしっかり絞り、食べやすい長さ(4cmくらい)に切る。
5.ボウルに入れたら韓国海苔を手で細かくなるように揉みほぐす。
6.醤油とごま油を入れ混ぜ合わせたらでき上がり。

【調理のポイント】
ほうれん草には、シュウ酸という成分が含まれているので、レンジでチンするのではなく、茹でるのがポイント! 茹で上がったら水でさらすと、緑色がきれいに出る上、シュウ酸も取り除けて一石二鳥なんですよ。

まとめ

二十四節気の暦の上では11月上旬から冬となり、身体は寒さに慣れようとしています。この時期に大切なのが、血流や体温などを調節してくれる自律神経。自律神経が整っていると、その結果ぐっすり眠れて、お肌も心もきれいになれるというわけです。

昼間に太陽の光を浴びることも自律神経を整えるポイント。冬は太陽が出ている時間が短いので、太陽パワーもぜひ取り入れて、元気に小雪の時期を過ごしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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