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2018年11月28日 19:30 更新

初心者でもできる! ミシンなしでOKな洋服リメイク術

着なくなった洋服を「捨てられない」「手元に残したい」……。そんな方におすすめなのが洋服の「リメイク」。リメイクで古着に新たな命を吹き込んでみませんか?  今回はミシンを使わずに、ボンドや布用両面テープなどで手軽にできるリメイク方法をご紹介します。

ライフオーガナイザー®️の門傳(もんでん )奈々です。

着なくなった洋服。処分した方が良いとは分かっていても、愛着があるから捨てられない。でも、しまっておく場所もない……。そんなお悩みはありませんか?

そんな方におすすめなのが洋服の「リメイク」。古着をリメイクして、新たな居場所を作ってあげるのはどうでしょうか?

今回は、ミシンを持っていない筆者が、ボンドと布用両面テープや手縫いでできる、お手軽リメイク方法をご紹介します。

リメイクとは?

Lazy dummy

リメイクとは「作り直す」という意味です。洋服のリメイクは、その洋服の布地などを活用して別のものを作るということを表します。

布でものを作る……というと「ミシンが必要」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は、ミシンを使わず、ボンドや布用両面テープ、手縫いでできるリメイク術をご紹介します。

ミシンを使わずに何で作るの!?

今回私がリメイクに活用したグッズは

①裁ほう上手®︎(布用ボンド)
②布用両面テープ
③透明糸
④手縫い糸

の4つです。

裁ほう上手®︎以外は全て100均で手に入ります。裁ほう上手®︎のような布用ボンドも100均に売っているので、そちらを使ってみても良いですね。

この「布に使える強力両面テープ」は強力な粘着力で、生地同士を簡単にくっつけることができます。

古着が七変化!? リメイク事例

コートの付け襟をファーティペットにリメイク

独身時代から10年以上着たファー付きのコート。古くなって手放すことにしましたが、ファー部分は取り外しができ、状態も良かったので、ファーティペットにリメイクすることに。

同系色のリボンを1m買ってきて、2分の1本ずつ左右の襟に手縫いで付けました。

シンプルなセーターのアクセントにもなるファーティペット。

手縫い部分は表から見えないので、多少雑でも大丈夫!
50cmずつに切り分けたリボンの端を、襟部分に手縫いで縫い付けます。
リボンの先端を折り返し、アイロンをかけてから、ボンドで貼り付けます。

リボンの素材によっては熱に弱いものもあるので、注意しましょう!

超簡単! キッズシャツがお部屋を彩るアートに変身

子供用のシャツ(100cmサイズ)の後ろ身頃を裁断し、「A4フォトフレーム」に収めるだけの超簡単リメイクです。

こちらのシャツの後ろ身頃を使います。

サイズアウトして着られなくなったものの、リバティ柄を生かしたい!
100均では、大小さまざまなサイズのポスターフレームがあります。

使う布のサイズに合わせてフレームを選んでも良いですね♪
子供服がお部屋を彩るアートに様変わり! 

この洋服を着ていた頃の息子の思い出にも浸れる一品です。

女の子のワンピースから雑貨がこんなに作れる!

女児用ワンピース(120cmサイズ)もさまざまな物にリメイクできます。スカート部分が、4つの雑貨に生まれ変わりました。

元になったワンピース。サイズは120cmです。

巾着袋

ワンピースのスカート部分(前身頃)を使って、巾着袋が完成!
スカートの裾部分の折り返しを上に持ってきて、周りを手縫いします。
裾の折り返し部分は紐を通すのにピッタリ!

くるみボタンのヘアゴム

ワンピースのポケット部分の生地が、くるみボタンに変身!
くるみボタンを作れるキットがありますので、型紙に合わせて丸く切り抜き、キットの説明書通りに作ります。
ヘアゴムを通せばオリジナルのヘアゴムが完成!

滑らないハンガー

生地が巻いてあることで、洋服が滑りにくくなります。

生地の毛羽立ちが気になる場合は、ボンドを薄く刷り込んでみると毛羽立ちが落ち着きますよ。
スカート部分から幅1.5cm、長さ45cmに切った生地を4、5本使い、ハンガーにくるくる巻いていきます

巻き始めと終わりはボンドでしっかりと貼りましょう!

牛乳パックの小物入れ

高さは約9cm。ペンやハサミ、リモコンケースとしても使えます!
牛乳パックを半分に折り曲げて作った小物入れに、生地を貼るだけです。
牛乳パックの柄が透けないように、白いクラフトテープを貼ります。その上に布用両面テープで生地を貼り付けます。

スカートの裾部分を上に持ってくれば、生地の毛羽立ちが防げます!

手縫いなし! パパのシャツから男の子用エプロンが完成!

紳士用シャツが小学生男子のエプロンに変身! 手縫いは一切なし、ボンドとマジックテープだけでできる簡単リメイクです。

「パパのシャツから、自分のエプロンが作れるなんてすごい!」と長男も大喜びの一品になりました!

ボンドだけで完成したとは思えない、完成度の高さが嬉しい♪
小さいエプロンを型紙代わりにして、それよりもひと回り大きく裁断します。
生地の端は折り込んでアイロンを当て、ボンドで接着します。
前身頃のポケットを身頃ごと裁断。ポケットの身頃部分にボンドを塗り、エプロンに貼り付けます。
エプロンの紐(ウエスト用と肩ひも用)部分は、前身頃の一番長い部分を裁断して作ります。
肩ひも部分には粘着シール付きのマジックテープをペタリ!

リメイクの注意点とポイント

Lazy dummy

使う古着のサイズにより、リメイクできるものの大きさは変わってきます。作り始める前に、素材となる古着からどのくらい面積の生地が取れるのか、確認しておきましょう。

また、厚手の生地や伸縮性のある生地は扱いが難しいので、縫うのにミシンが必要になります。ミシンを使わずリメイクするのにオススメなのは、「薄手の綿生地」です。

ポイントは、リメイクの前に生地全体にアイロンがけをしたり、作業途中でもマメにアイロンをかけること。アイロンをかけておくと、仕上がりもきれいです。

まとめ

アイデア次第で一つの洋服からさまざまなものが作れるリメイク。タンスに眠っていた洋服や、捨てるはずだった洋服が新たな価値を見出して、お部屋に再登場してくれます。

リメイクなんて面倒、と思う方は、小さなくるみボタンなどから作ってみては?

作るものが浮かばない時は、インターネットで「古着 リメイク 簡単」といったキーワードで検索してみてください。さまざまなリメイク事例があり、見ているだけでも楽しいですよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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