ミキサー掃除の裏技! 刃を外さない簡単お手入れ術
いろんな料理やジュース作りに大活躍してくれるミキサー。キッチンに欠かすことができない頼もしいアイテムですが、面倒なのが使ったあとのお手入れ。後始末のことを考えると、ちょっと使うのをためらってしまうほどですよね。そこで今回は、ミキサー掃除の裏技を伝授。刃を外さずにキレイにできる簡単お手入れ術をご紹介します。
洗剤を入れてミキサーをまわす
用意するものと掃除の手順
まずはじめにご紹介するのが、なかに洗剤を入れて洗う方法。準備するものと手順は以下の通りです。
・キッチン用中性洗剤
・ぬるま湯
1. ミキサーを軽く水洗いします。
2. ミキサーのなかに、キッチン用中性洗剤を数滴とぬるま湯を半分くらい入れてください。
3. フタを閉めてミキサーを1分ほど運転させます。
4. 洗浄水を捨てて、こんどはぬるま湯だけを半分くらい入れてさらに30秒ほどほど運転させます。
5. 泡がなくなるまで4を繰り返します。
6. ぬるま湯を捨てたあと、乾燥させれば完了です。
洗剤がほどよく泡立って、刃の周辺などをキレイにしてくれます。落とせない汚れがある場合は、運転をやめたあと、スポンジを使ってこすり洗いしてください。
注意点は?
洗浄力を高めたくて洗剤を多く入れたくなりますが、洗剤は数滴にとどめておいたほうがよいでしょう。というのも、あまりたくさんの洗剤を入れすぎてしまうと、泡が立ちすぎてしまうからです。すると、すすぎにかなりの時間がかかってしまいます。すすぎに手間どってしまうようでは簡単なお手入れ術とはいえませんね。
ぬるま湯の量にも注意が必要です。ミキサーのうえのほうまできちんと洗いたいがために、ぬるま湯の量も増やしたくなりますが、入れすぎると回したときにあふれてしまうので要注意。
卵の殻を入れてミキサーをまわす
用意するものと掃除の手順
卵の殻を使ってミキサーを掃除する方法もあります。やり方はとても簡単。準備するものと手順は以下の通りです。
・卵の殻
・キッチン用中性洗剤
・ぬるま湯
1. ミキサーのなかに、キッチン用中性洗剤を数滴とぬるま湯を半分くらい、卵の殻を入れてください。
2. フタを閉めて1分~2分ほど運転させます。
3. 中身を捨てて、ぬるま湯か水ですすぎ洗いしたら完了です。
卵の殻は、ミキサーにかけられて粉々に砕かれることでクレンザーのような役割を果たします。キッチン用中性洗剤の洗浄力に加えて、洗いにくい刃や刃の周辺を磨き洗いするような効果が期待できます。
注意点は?
卵の殻を使った掃除方法にはいくつか注意点があります。それは、ぬるま湯の量。あまり多く入れてしまうと運転中に中身があふれ出てしまう恐れがあります。
ミキサーで使用した材料によっては、キッチン用中性洗剤では洗浄力が弱いかもしれません。セロリなどニオイが強いものを使った時は、漂白剤を入れてみてください。漂白剤を使う場合は、フタを閉めて運転させたあと、5分ほどつけおきするとよいでしょう。
また、洗剤や卵の殻が残っている可能性もあるので、すすぎはしっかり行ってくださいね。
重曹水を入れてミキサーをまわす
重曹の効果って?
小さなお子様がいるご家庭など、漂白剤を使うことに抵抗感を感じる方は、重曹を使うのがおすすめです。
重曹はアルカリ性を帯びており、油汚れなど酸性の汚れを中和して落とすのがとても得意です。加えて、重曹には研磨効果もあります。水に溶けにくく、小さな粒がクレンザーのような仕事をしてくれます。
さらに重曹には消臭効果もあるため、漂白剤にようにニオイを取り除く働きが期待できます。
用意するものと掃除の手順
重曹を使ったミキサー掃除の方法はとても簡単です。用意するものと手順は以下の通り。
・重曹 小さじ1
・ぬるま湯 適量
・ふきん 1枚
1. ミキサーのなかに重曹小さじ1とぬるま湯を半分くらい入れてください。
2. フタを閉めて1分ほど運転させます。ニオイが気になる場合は、そのまま5分ほどおいてください。
3. 中身を捨てます。
4. ぬるま湯を半分くらい入れてミキサーを1分ほど運転させます。
5. 仕上げに水でよくすすぎます。
6. ふきんで拭いたあとよく乾かせば完了です。
まとめ
お手入れが面倒という理由でミキサーを使わなくなるとしたら、それはとても残念なことです。ご紹介した掃除方法なら、いちいち刃などのパーツを取り外して洗う必要がないから、お手入れがとってもスムーズです。ニオイが強い食材を使った場合も、漂白剤や重曹を使えば、ちゃんと落とすことができますよ。ぜひお試しください。