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2019年01月16日 11:30 更新

靴がくさい! 今すぐできる靴の臭いを取る裏技

寒さもぐっと深まってきて、そろそろ去年も履いていたブーツをおろそうかなと、シューズクローゼットを開けたら、なんだか臭い……。そんな悲劇(?)に苛まれないためにも、靴を保管する際には消臭・脱臭対策を行っておくことが大切です。今回は身近なものでできるお手入れ術をご紹介! ぜひ参考にしてくださいね。

靴の臭いを消す裏技アイテム①重曹

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重曹で消臭できる理由

ナチュラルクリーニングで使える自然派洗剤として、定番の「重曹」。焦付きを落としたり、汚れを落としたりといろんなところのお掃除に使える便利なアイテムですが、実は消臭剤としても使えちゃうんです!

一言だけでは言い表せない、靴の中から漂うもわっとした複雑なあの臭い……。正体は、足の汗と、汗を餌に雑菌が繁殖したもの。靴の形状によってはアカや角質なども混ざり合い、結果あのなんとも言えない複雑で不快な臭いとなってしまう、というわけなんです。

この臭いの性質は「酸性」のため、アルカリ性の性質を持つ重曹が臭い汚れを中和させ、落としやすくしてくれるという仕組み。靴の臭いや湿気を重曹が吸い取ってくれるため、一晩おくだけで気になっていた臭いもすっきり。自然由来の重曹なら、肌が触れる靴の中に使っても安心ですね♪

重曹で作る消臭袋

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使い古しのストッキング(足先部分が破れていないものを選びましょう)に重曹を100gほど入れ、しっかりと固結びをします。その「重曹袋」をブーツや革靴、スニーカーなど、靴の中に入れておきましょう! それだけで脱臭・消臭効果が期待できます。重曹の効果が持続する期間はだいたい2〜3カ月程度なので、それより長期で保存する場合は、定期的に取り替えるようにしましょう。

重曹スプレーで手軽に消臭

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保管する靴だけでなく、日常的に使っている靴の消臭をしたい場合は、手軽にさっと使える「重曹スプレー」が便利です。作り方はとっても簡単で、100均などで手に入るスプレーボトルに100ccの水を入れ、小さじ1杯の重曹を溶かすだけ。靴にシュッシュッと吹きかけてお手入れすればOKです。

しかし、この重曹スプレーの脱臭効果は、前述した「重曹袋」より脱臭効果は弱め。臭いの強い靴の場合はあまり効果がないので、臭い汚れが軽いものに使うのに適しています。重曹スプレーは靴の臭い消し以外にも、お掃除で使えるので、一本用意しておくと何かと便利ですよ♪

靴の臭いを消す裏技アイテム②食品用の乾燥剤

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お菓子を購入した際に、同梱されている乾燥剤(シリカゲル)。通常、開封したらぽいっとゴミ箱に捨てることがほとんどかと思いますが、この乾燥剤も靴の脱臭剤として再利用することができます。

靴が臭う原因の一つとして、大きく関係しているのが「湿気」。通気性の悪い靴を履いている場合は特にどんどん汗や皮脂がたまってしまい、その汗が雑菌の温床となって、臭いの原因となってしまいます。

足の裏は予想以上に汗をかきやすい場所で、なんとその量は1日コップ一杯分ほど! 靴が臭うのを防ぐには、できるだけ風通しのいい場所に保存するか、乾燥剤などで湿気を取り除くのが大切です。同じ靴を何日も履くのではなく、最低でも1日おきに履くことも清潔に保つ鍵!!

靴の臭いを消す裏技アイテム③10円玉

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10円玉で消臭できる理由

排水口やキッチンシンクの生ゴミ箱がにおうとき、10円玉を2、3枚放り込み、ぬめりや臭いをとるという家事テクは、一度は見聞きしたことがあるのでは? 10円玉に含まれている「銅」が水分に触れると金属イオンが発生し、このイオンが臭いの元となる雑菌を分解してくれるんだとか。同じ仕組みで、くしゃっと丸めたアルミホイルも、同様の効果を発揮してくれます。

10円玉で消臭する方法

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用意するのは10円玉を5〜10枚ほど。酸化したり手垢などで汚れているものよりも、綺麗な10円玉の方が消臭効果が見込めます。用意した10円玉を靴の中、特に臭いが残りやすいつま先を中心に、重ならないように意識してまんべんなく放り込みます。一晩放置し、翌朝履くときに10円玉を取り出しましょう。

まとめ

ブーツを履くことが多いいま、お客さんのところへ行ったとき、飲み会で座敷の席だったとき、プ~ンと臭って不快な思いをしないように、事前に対策しておきましょう。今回ご紹介したアイテムは、自宅にすでにあるものがほとんどだと思うので、気軽に試してみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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