【裏技】ストッキング・わりばし・牛乳パックで作る掃除道具と活用法
キッチンや浴室など、それぞれの場所に適した便利な掃除道具が市販されていますが、家にあるもので掃除道具を作ることもできるんです。今回は、ご家庭にあるもので簡単にできる掃除道具作りを解説。ストッキングやわりばし、牛乳パックを使う、とっても手軽なリメイク方法です。ぜひチェックしてみてください。
ストッキングを掃除道具にリメイク
ストッキングでホコリ取り
まずはじめにご紹介するのが、ストッキングとハンガーを使ってホコリを取る方法です。
まず、ワイヤータイプのハンガーを用意し、縦長の形状になるように曲げてください。あとは使い古したストッキングをかぶせればOK。ストッキングで軽くこすると静電気が発生するため、タンスのうえなど汚れがたまっているところを滑らせるだけでホコリが取れますよ。
ワイヤーを曲げたり伸ばしたりすれば、家具へフィットさせてなでることができたり、高いところにも届いたりするので便利。
ストッキングでシンク磨き
ストッキングをスポンジ代わりにして、キッチンなどのシンク磨きに使うこともできます。
【用意するもの】
・ストッキング
・いらなくなった衣類
※ストッキングは伝線しているものや使い古したものを使っても構いませんが、つま先のあたりに穴が開いたものは向きません。
1.ストッキングを足首あたりでカットします。
2.なかにいらなくなった衣類を詰めます。詰める量は握りやすいサイズに。
3.ストッキングの口を縛ったら完成です。
キッチンシンクや蛇口の周辺など、汚れが気になる箇所を磨いてください。使い終わったら、捨てるだけなので、汚れがこびりついた場所でも遠慮なく掃除できます。
わりばしで作る掃除棒
わりばし掃除棒でスペースの狭い場所を掃除
わりばしを使って、便利な掃除棒を作ることもできます。用意するものと作り方は以下の通りです。
【用意するもの】
・わりばし
・キッチンペーパー
・輪ゴム
・カッター
1.わりばしの先端をカッターで削って細くします。
2.細くしたところにキッチンペーパーをぐるぐると巻き付けてください。
3.輪ゴムを何重にも巻いてキッチンペーパーを固定したら完成です。
キッチンペーパーは、なるべく厚手のものを使用するのがおすすめ。ティッシュペーパーは、濡らすとすぐに破れてしまうので不向き。
わりばしで作った掃除棒はいろんなところをキレイにするのに使えますが、とくに冷蔵庫のゴムパッキンの掃除に便利。たまった汚れをかき出すことができます。
しつこい汚れが付着している場合は、重曹水(水100ミリリットルに重曹小さじ1を混ぜたもの)をスプレーし、汚れを浮かせてから掃除棒を差し込むとキレイに取り除けます。
排水口のぬめり落としに
わりばしを使って、排水口のぬめりを落とすこともできます。
【用意するもの】
・わりばし
・アルミホイル
・輪ゴム(セロハンテープでもOK)
1.わりばしの先端から、中ほどまでアルミホイルを巻き付け。キレイに巻くのではなく、なるべくデコボコができるようくしゃくしゃに巻き付けてください。
2.輪ゴムをアルミホイルのうえから巻き付けてわりばしに固定したら掃除棒の完成です。
3.掃除棒で排水口のぬめりをこすってください。このとき、強くこすると排水口にダメージを与えてしまうことがあります。
4.仕上げに水ですすげば終了です。
排水口にアルミホイルを丸めたものを何個か入れておくと、汚れを集め、ぬめりが付着しにくくしてくれますよ。2週間~に1度ぐらいのペースで、新しいものに取り替えてください。
牛乳パックを掃除に再利用
牛乳パックを使って鍋の汚れ落とし
鍋を洗うとき、鍋に残った汚れを、牛乳パックを使ってすくいましょう。例えば、カレーなどが付着した鍋は、スポンジでこすっただけではなかなかキレイにすることができません。しかも、スポンジに色素が残ってしまうのも気分が悪いものですよね。
紙パックなら、ほどよい固さでこびり付き汚れを効果的に取り除いてくれます。使いやすい大きさにカットできるし、汚れたらそのまま捨てることができて便利です。
牛乳パックのお手製ちりとり
牛乳パックを使って、ちりとりを自作するのもおすすめです。ハサミで牛乳パックを開き、ちりとりの形になるようサイドと背面を折り曲げ、ホッチキスで固定するだけでOKです。ゴミを集め終わったら、そのまま捨てられるので後片付けを省けますよ。
まとめ
ストッキングやわりばし、牛乳パックなど、いらなくなったものを使って、便利な掃除道具を手作りすることができます。使い終わったら、ポイと捨てられるのでとても手軽です。大掃除の際などに、ぜひご家庭でも取り入れてみてください。