代行業者が行うベランダ掃除の内容って? 費用や選び方を解説
ベランダは屋外にあることから、屋内とはまた違った汚れが付着しています。屋外特有の頑固な汚れを徹底的に掃除するのはなかなか簡単なことではありません。そこで今回は、代行業者によるベランダ掃除について解説。プロならではの作業内容や代行業者にベランダ掃除を依頼する場合の費用、業者の選び方などについてご紹介します。
代行業者の掃除でベランダはどう変わる?
一般的な掃除箇所
頑固なベランダの汚れも、代行業者に依頼すればたちまちキレイにしてくれます。業者による一般的なベランダ掃除の手順は、以下の通りです。
1. ベランダ入り口を養生して、ベランダにある荷物を移動。
2. 目立つ大きなゴミを排除したあと、高圧洗浄機を使って床などの汚れを落とす。
3. 洗剤とブラシ、布を使用して床磨き。
4. フェンス部分や手すりを水拭きしてキレイに。
5. 水垢が残らないよう、乾拭きしたら完了!
プロならではの作業内容は?
高圧洗浄機もプロがよく使用する機械です。ブラシで磨いてもなかなか落とせない排水溝まわりや床、壁面の汚れ、蜂の巣や鳩の糞などの除去に効果的です。
ベランダ掃除の費用は?
費用の目安
気になるのがベランダの掃除を代行業者に依頼した場合のお値段。3畳ぐらいまでの広さであれば、1万円前後が相場で、面積が広くなれば料金が変動するのが一般的です。
なお、ベランダ掃除というとき、ベランダの床掃除だけでなく、排水溝まわり壁面(フェンス部分)などの掃除が含まれるのが普通です。あとで想定と違ったということにならないよう、あらかじめスタンダードな料金で、どこまで掃除してもらえるか確認しておくとよいでしょう。
ちなみに所要時間は、30分から1時間ほどが一般的です。
費用を抑えるには?
ベランダ掃除にかかる費用を抑える方法としては、見積りを複数の掃除代行業者に依頼するのがおすすめ。相見積りすることで各社のサービスや料金を比較しやすくなり、コストカットできるはずです。
ただし、料金が相場よりも明らかに安い場合は注意が必要。現状を見たあと、想定以上に汚れがひどいことを理由に追加料金を請求されることがあります。どの程度の汚れまで対応してくれるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。
他の場所を一緒に依頼するのもおすすめ。例えば、窓や網戸の掃除のクリーニングも依頼すると、割引が適用されることが少なくありません。
掃除代行業者を選ぶポイント
料金設定が分かりやすいこと
これはあくまで最低料金。汚れの度合いやクリーニングの範囲によって料金が変動する可能性を示唆しています。追加料金が発生して、思っていたよりも高くなるということは少なくありません。料金を明確に示してくれる業者が安心です。
損害賠償保険に加入していること
損害賠償保険に加入しているかどうかによって、信頼できる業者かどうかを見極める方法もあります。ベランダのクリーニングをしているときに、スタッフが誤って網戸や窓を破損させてしまうことがありますが、業者が保険に加入していれば問題なく補償してくれるでしょう。
残念ながら、損害賠償保険に加入していない掃除代行業者は少なくありません。とくに中小の掃除代行業者に依頼する場合は注意が必要です。なんらかの事故があった場合に備え、損害賠償保険に加入している業者かチェックしてください。ホームページで確認できない場合は、直接聞いてみるとよいでしょう。
アレルギーの人は洗剤もチェック
業務用の洗剤のなかには、人体に影響を与えてしまうものが含まれています。直接肌に触れたり吸い込んだりしてしまうと、アレルギー反応を起こしてしまうことがあるので注意してください。
床から近いところで活動したり呼吸することが多いお子様やペットがいる家庭は気を付けたいところですね。エコ洗剤を使用している業者かどうか、事前にきちんと確認しておきましょう。
まとめ
しつこい汚れが付着しやすいベランダの掃除はおっくうなもの。まとまった時間や手間をかけて自分で掃除するよりも、掃除代行業者に依頼するほうが理にかなっている場合もあります。ご家庭でも積極的に導入を検討してみてください。