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2019年02月12日 20:30 更新

網戸のメンテナンスしてる? 簡単掃除法と便利グッズを紹介

リビングやキッチンなど、家の「中」の掃除はしっかりしていても、窓やベランダなど、「外」の掃除は、多忙な毎日におざなりになってしまいがち……という方も少なくないかと思います。今回はそんなつい後回しにしがちなお掃除場所でもある「網戸」について掘り下げ! メンテナンス法や使える便利グッズについてご紹介します。

網戸のメンテナンスのペースはどのくらい?

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突然ですが皆さんは、網戸の掃除、どれぐらいの頻度で実施していますか?

筆者は正直、年末の大掃除の時にしか掃除をしていませんでした。空気の入れ替えのため、日中網戸だけで過ごすことも多いのですが、最近、好奇心旺盛な息子(まもなく2歳)が網戸をたまにバンバンと触るので、状態が気になるように……。

一見ぱっと見わかりづらい網戸の汚れですが、どれだけ汚れているのか少し調べてみたところ、網戸の汚れは「外」と「中」で種類が違うよう。

中側の汚れは主にホコリ汚れ。時間が経っていない場合は汚れのレベルも大したことなく、軽く拭いただけで取れるのですが、これが雨風と混ざってしまうとホコリが固まり、頑固なものに……。また、キッチンが近い網戸の場合は、油汚れなども付着しやすいですね。

対して外側の汚れは、土埃や雨風による汚れ、花粉、排気ガスや小さな虫たちなど、汚れとなる要因は家の内側よりもかなりたくさん! 外から入ってくる空気が、これらの汚れが付着した編み目を通って入ってくると考えると……確かにあまりいい気分はしませんよね。

さらに、網戸が汚れたままでは、窓に取り付けたお気に入りのカーテンにも、汚れが付着してしまう恐れがあります。

網戸掃除の頻度は?

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とはいうものの、なんだか面倒なイメージのある網戸掃除。しかし「面倒だから」といって、汚れを数年単位で溜め込んでしまうと、きれいにお掃除するのは至難の技。そんな状態に陥らないためにも、網戸の掃除は「週に一回の簡単なお掃除」と「半年に一回行う、本格的なお掃除」の二段構えでお手入れを行うのがベターです。

本格的な掃除を行うタイミングですが、一般的には花粉が落ち着く5月と、台風が多発しやすい秋口ごろが適していると言われています。しかし、その年の状況や周辺環境によって差が出るかと思いますので、様子を見てご家庭にあったタイミングで行うようにしましょう。もちろん時間が取りやすい、年末年始や長期休みのタイミングも◎。

網戸の掃除方法

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「網戸の掃除」といえば、場所を確保して、周辺を汚れないよう養生して、網戸を外して……と、時間も場所もとるイメージ。しかし、一軒家やベランダが広いマンションならまだしも、そもそも網戸を広げて掃除することが難しいことも多いかと思います。

そこで、網戸を外さなくてもできる、手軽なお掃除方法をいくつかご紹介!

ワイパーシート・ローラーを使う

使うのは、フロア用のワイパーシート! 掃除機を使うほどでもないとき、ベタベタ汚れが気になるとき、さっと使えて便利なあのお掃除グッズです。長さが調節できるフロアワイパーの場合は、一番短い長さにしておいた方が使いやすいですよ。

まずは、汚れが少ない内側から拭いていきます。ウエットタイプのシートをフロアワイパーに装着し、上から下へ拭いていきます。拭く方向ですが、汚れはいろんな方向から付着しているため、上から下を基本に、縦・横・斜めとさまざまな角度から拭いていきましょう。汚れがびっしりついてきたら、裏返して綺麗な面を使ってさらに拭いてくださいね。

網戸を拭き終わったらシートを取り外し、サッシの汚れなどもシートで一緒に拭き取りを。

使い終わったシートは、ゴミ箱にぽいっと捨てて、お掃除完了です。

メラミンスポンジを使う

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最近では100均でも手に入る、メラミンスポンジも使えます。メラミンスポンジは、水に濡らすだけで汚れを落とすことができる手間いらずなお掃除アイテム! 

フロアワイパーの時と同様、メラミンスポンジを使って、上から下、縦・横・斜めと拭いていきます。また、メラミンスポンジは広くこすっていけるよう面積の大きいものを使うといいですね。汚れが目立ってきたら擦る面を変えて拭いていきましょう。擦っているとどんどん汚れが消しゴムのカスみたいに下にたまっていくので、あらかじめ網戸周りを新聞紙で養生しておくのがおすすめです。

掃除機を使う

いつもお掃除に使っている掃除機を使えば、網戸掃除も手軽にできます。片方側の網戸に新聞紙を養生し、もう片方から新聞紙のノズルを当て、ホコリを吸い取ります。できれば、ブラシ付きノズルがおすすめ! 力を入れてゴシゴシこするようにしてしまうと網戸が外れてしまうので、掃除機の吸引力を活かし、優しくなでるようにホコリを取っていきましょう。

ストッキングを使う

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伝染してしまった、穴が開いてしまったストッキングも網戸掃除に役立ちます。

まず、網戸の片側に新聞紙を養生します。ストッキングは、持ちやすいように団子状に丸めて♪ 網戸にたまったホコリを上から下へと落としていきます。ストッキングの静電気がホコリを吸着し、これだけでもけっこうきれいになりますよ!

もし汚れが頑固にこびりついている場合は、石けん水を網戸全体にスプレーして汚れを浮かせてから行ってくださいね。

網戸掃除の注意点

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アルカリ洗剤に注意

掃除などにもよく使う、アルカリ性の洗剤。しかし、窓掃除にアルカリ洗剤を使うのは少し注意が必要! なぜなら窓のサッシがアルミ素材でできている場合、アルカリ洗剤が付着してしまうと、変色してしまう可能性があります。また、ナチュラルクリーニングのアルカリ性洗剤として、重曹を使う人もいるでしょう。しかし、研磨剤として使われることもある重曹は、アルミのサッシを傷つけてしまう可能性が。

力を入れすぎないように

網戸は力を入れすぎるとたわんだり、網戸じたいが外れてしまうこともあります。特にブラシやスポンジを使うときは負荷がかかりやすいので、力をかけすぎないようにしましょう。

まとめ

網戸を外したり、特別に洗剤を用意しなくても、基本的なお掃除なら網戸を外さなくとも身の回りにあるものを活用してお掃除することができます。週に一回お手入れをしておけば、半年に一回行う本格的なお掃除も、そこまで労力をかけずに済みますね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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