「細かいモノの収納」がキモ! 快適キッチンに近づく収納テク4つ
キッチンは、アイテム数もモノの出入りも多い場所。調味料も新商品が出たらつい買って試してみたくなったり。あれもこれも詰めすぎてごちゃごちゃになっていませんか? 限られたスペースと、収納量のなかで、使いやすいキッチンにするために、私の家で取り入れているテクニックをお伝えします。
キッチンの収納で悩む、厄介な小物たちの収納方法についてまとめました。それぞれのモノごとに、わが家で行っている収納をお見せします。
うっかりしていると賞味期限切れがちな「細かい調味料」
皆さんは、新商品の調味料を買って試してみたものの、数回使ったまま存在すら忘れ、“気づいたら賞味期限が切れていた!”なんてこと、ありませんか?
冷蔵庫内や吊戸棚の中など、奥行きのある棚に小さなモノを入れるときは、カゴやトレイに入れるのがセオリー。引き出せることで、奥のモノが取り出しやすくなります。これなら「あれ? こんなところに!」と奥から賞味期限切れのものが出てくることもありません。
かごやトレーに入れることで、かごや隙間の分で収納量は減りますが、使いやすくなり、掃除もしやすいので衛生面もバッチリです。調味料も透明な瓶に移し替えることにしています。初めは面倒に思うかもしれませんが、量がわかり、買い足し継ぎ足しのタイミングも把握できるので、「急に足りない」「あるのに買ってしまった」が防げて便利です。
薄いけれど存在感がある厄介者「プラスチック保存容器の蓋」
保存容器が、引き出しの中にごちゃごちゃに詰め込まれている方はたくさんいるのではないでしょうか? 容器自体は重ねて収納できますが、蓋はどうしていますか? まとめてしまうと取りづらいし、重ねてもバラバラするし、実は厄介なモノですよね。蓋とセットで収納しておけば楽ですがそんなスペースはない! そこで我が家ではこんなふうにしてます。
平ゴムを輪にして100円の収納カゴにホッチキスで留めてバンドにしました。これなら蓋がサッと出し入れできてストレスフリーだし、ゴムなので収納量に合わせて伸縮してくれるので、無駄なスペースをとりません。とにかく差し込めばいいので、とても便利です。
つい使い忘れてぐちゃぐちゃに「まだ使えそうなジップロック」
ちょっと使っただけのジップロックって、もったいなくて捨て難いですよね……。取っておくにも新しいものとは一緒にしたくないし、作業台の上に置きっ放しにしてませんか?
使いやすいキッチンにするためには、作業台の上にはモノを置きたくないですよね。かといって、別のところに置いておくと、つい忘れて新しいものばかり使いがち。そんなときは、使い終わった箱も再利用しましょう! 使用済みか新品か、ラベリングしておけば判別つきにくいこともありません。わざわざ新品を使うのはもったいな〜と思っているときに、使用済みボックスが大活躍。便利なジップロックも心置きなく使えますね!
立てられないときは寝かしてみよう「カトラリー」
カトラリーや調理器具はどのように収納していますか? 立てる収納は小スペースでたくさんのものを収納できますが、引き出しなどの棚に収納するときは、寝かしたほうが取り出しやすいときもあります。
さらに、そこでプチテクニック! 「あえてサイズの小さいケースに入れる」ことで手を入れる空間が生まれて取り出しやすくもなります。一見サイズが合ってないように見えますが、あえての小サイズだからこそ得られる効果です。食事の時にはケースのまま食卓へ。家族の箸が一本足りなくて食卓とキッチンを往復することもなくなりますね。
まとめ
キッチンはアイテム数も作業回数も多い場所。細かいモノほどこのように取り出しやすくしておくだけで、グッと使いやすいキッチンに近づきます。
「捨てられない性格なのよね〜」とあれだけ言っていたのに、何回かお伺いしている間に、「これ、ないほうが使いやすいわね」と自ら判断し、捨てられる方も非常に多いです。「ずっと使っていなかったもの、いらないわよ」「また必要になったら買うわ」と別人です。こちらが心配になって、これは必要だから置いておきますというぐらい。
取捨選択の判断基準が「モノ」ではなく「使い勝手」に変わった瞬間です。きっとこれからは、モノではなく、自分が主語の人生に変わっていくのだと肌で感じる瞬間です。
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