共働き家事 共働き家事
2018年12月11日 07:00 更新

洗濯機を徹底的に大掃除するコツ! 手順や漂白剤の選び方は?

大掃除は、いつもはなかなか手がまわらない場所を掃除するチャンス! と思い、いよいよ洗濯機をきれいにしようと思っている方もいらっしゃるのでは? 今回は、そんな方に、知っておきたい洗濯機の大掃除の方法を紹介。漂白剤の選び方や掃除のコツまでまとめているので、参考にしてくださいね。

洗濯機の大掃除:パーツ編

Photo by Flo Karr on Unsplash

洗濯機は分解できる部分は取り外してケアしておきましょう。ケアすることによって、洗濯機の機能を買ったばかりのときと同じくらいまで、向上させることができるかもしれません。

ステップ①:ホコリを掃除機で吸う

毎日使う洗濯機は、糸くずやホコリが溜まりがち。まずは、掃除機で丁寧にホコリを吸い取っていきましょう。掃除機のノズルをかえて細いタイプにすることで、洗濯機の細かい部分のホコリを吸い取りやすくなります。中を掃除したら、洗濯機の裏側についたホコリも除去します。

ステップ②:パーツを外して洗う

次にゴミ取りネットや洗剤の投入口など、取り外せるパーツは取り除いていきます。パーツは洗面器にぬるま湯を張り、その中でこすり洗いをしていきましょう。歯ブラシを活用すると、細かな溝についた汚れまで、きれいに取ることができますよ。

ステップ③:フィルター部分を洗う

ドラム式の洗濯機や乾燥機能がついた洗濯機の場合は、乾燥フィルターのほか、排水フィルターがついています。これらも外して、パーツと同じようにぬるま湯につけて洗っていきましょう。

ステップ④:細かい部分の拭き掃除

洗濯機の蓋を開けて中を覗いてみてください。洗濯機は蓋の裏側やパッキンの裏、淵など凸凹や溝が多くあります。洗濯機の構造上、このような部分にはホコリや洗剤カスが溜まりやすいため、タオルで丁寧に汚れを拭き取ります。タオルは手に巻きつけ、指をうまく使うと、溝に溜まった汚れもきれいにかき出すことができますよ。

陰になっていてよく見えない部分は、懐中電灯で照らしながら掃除すると隅々まできれいにできます。

洗濯機の大掃除:洗濯槽編

Lazy dummy

細々とした部分の掃除が完了したら、次に洗濯槽のつけ置き洗いにチャレンジ。洗濯槽は、漂白剤を使って洗っていきます。でも、漂白剤にはいくつか種類がありますよね。どのようなものを使って洗うのが良いのでしょうか。

漂白剤はどう選ぶ?

漂白剤は大きく分けて、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤に分けることができます。酸素系漂白剤は、こびりついた汚れを剥がしたいときに最適です。一方で、塩素系漂白剤は、汚れやカビを分解してくれる作用があるため、殺菌・除菌効果が期待できます。

どちらも作用が異なるため、酸素系漂白剤で洗ってから、塩素系漂白剤を使って仕上げるという方法もおすすめです。

漂白剤を使う際の注意点

2つの漂白剤は混ぜると有害なガスが発生するため、同時に使うことはできません。そのため、両方使う場合は混ざらないよう、一つひとつの工程を終えてから、次のステップに移るよう対応してください。順番は酸素系の漂白剤を使ってから、塩素系の漂白剤を使うと良いでしょう。

つけ置きの手順

ではさっそく、つけ置きの手順をチェックしていきましょう。まずは、酸素系の漂白剤を洗濯槽に入れ、槽洗浄コースでぬるま湯を溜めます。お湯の温度は40~50度程度で良いでしょう。そのまま放置して、汚れが落ちているのを確認してから、水を抜きます。

次に、塩素系の漂白剤を使って洗っていきます。つけ置きの手順は、酸素系の漂白剤と変わりません。

毎年の洗濯機掃除をラクにするコツ

Lazy dummy

毎日使うものだから、少しでも長く洗濯機を使い続けたいですよね。毎年の洗濯機掃除をラクに、かつ長く使い続けるためには、日頃から手入れを工夫するのが大切です。では、洗濯機の手入れのコツをご紹介します。

カビ対策

洗濯槽はカビが発生しやすい環境です。洗濯機を使い終わった後、蓋を閉めっぱなしにしてしまうと湿気がこもってカビが発生しやすくなります。カビが発生しないよう、使い終わったら蓋を開けて乾かす習慣をつけましょう。

また、脱いだ直後の洗濯ものをいきなり洗濯機に入れるのはNG。脱いだ直後の衣服は湿気がこもりやすいので、洗濯かごで保管し、洗うときに洗濯機の中に入れるのがベストです。

汚れ対策

しっかり汚れを落としたいからといって、洗剤を多めに入れてはいけません。洗濯ものに対して洗剤を大量に入れてしまうと、溶け残りが発生して洗濯槽に汚れとして残ってしまいます。洗剤のパッケージには、洗濯ものの量に応じた洗剤の量が書かれているので、容量を守って使ってください。

まとめ

毎日使う洗濯機は、きれいな状態で使い続けたいですよね。洗濯機の大掃除は取り外せるパーツはすべて取り除いてから、つけ置き洗いをするのがおすすめ。漂白剤は酸素系と塩素系がありますが、使うときは混ぜないようにしてください。正しい方法で洗濯機をお手入れしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-