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2018年11月04日 16:30 更新

取扱説明書や保証書をため込まないで! 100均ファイルでの収納実例

取扱説明書のなど、気づいたらあっという間に増えてしまう書類。あとでまとめて整理しようと思っているうちに、どんどんたまってどうしていいかわからなくなった……なんて経験はありませんか? 今回は取扱説明書について、わが家の例を挙げながら、しまいやすい&取り出しやすい収納をご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー®の原田ひろみです。

皆さんは、取扱説明書や保証書をどのようにしまっていますか? きれいに整理収納されている状態だと、必要なものがすぐに見つかり管理もラクですね。でも、いきなり“きっちり”しようと思うと、整理の途中で挫折したり、いつまでも終わらず途方に暮れたりするってお悩みをよく聞きます。

そこで取扱説明書を整理するときのコツと、わが家の整理収納法をご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

コツは必要なときにすぐに出せて、無理なく戻せること

Lazy dummy

まず、どんな書類の整理でも言えるのですが、「ため込まない」ことが大切です。「いつかまとめて……」と思えば思うほど、先延ばしになってしまいます。

とはいっても、何から始めたらいいかわかりませんよね。いきなり細かく整理収納しようとすると、かえって時間がかかってしまうので、まずはざっくりでいいので分けてみましょう。

①取扱説明書を分ける

まずは取扱説明書を分けていきます。分けるときのポイントは、探す時のクセ。

・どのように探しますか?
・必要な取扱説明書は、どんなキーワードが浮かびますか?

例えば、扇風機だったら「家電」、組み立てラックだったら「家具」と「カテゴリー別」に連想する方もおられると思います。扇風機やストーブなどの場合は、リビングで使うものだから「場所別」の方がわかりやすいと感じる方もおられるでしょう。

まずは取扱説明書をいざ探そうと思った時、「私ならどんな風に探すかな?」をポイントに大きく分けていきます。

カテゴリー別なら「家電」「家具」「住居設備」。場所別なら「キッチン」「洗面所」「リビング」など。分けることで、どれだけの量の取扱説明書があるのかがまず把握できます。すると、次のステップ「収める」方法も考えやすくなりますよ。

②取扱説明書を収める

Lazy dummy

分けたら次は収め方です。収め方のポイントは、戻しやすさを意識します。ファイリングが得意な方は、ひとつずつ細かく収める方法でも無理なくできるかもしれません。

細かく仕切っていると面倒に感じて「戻さなくなる」「後回しにしてため込んでしまう」という方は、細かく分けずにファイルに入れるだけなど、できるだけアクション数を減らし、簡単な方法を取り入れましょう。

以前の私は、書類を細かく分けずぎていたため、戻すのが面倒になりよく溜め込んでいました。はたして細かく分けてファイル整理が無理なくできるのか? 意識して収め方も選びましょう!

取扱説明書は家族も使うことがありますね。一緒に使う家族のことも考え、戻すのが苦手な家族がいれば、合わせてあげることも意識してみてください。

③しまい込むのではなく活用する

出典: https://lifestylingroom.com

「取扱説明書は整理してファイリングするもの」と思い込んでいる方もいるかもしれません。

取扱説明書は、必要なときにすぐに確認する。トラブルが発生したときに解決するもの。しまい込んでいて使いづらいと感じるのであれば、ぜひ見直しを!

例えば、キッチンで使う家電の取扱説明書。キッチンにあった方が活用できるのであれば、キッチンへ移動してみてください。

わが家はよく見るホームベーカリーの取扱説明書のみ、キッチンの引き出しに入れています。初めは「キッチン家電」でファイリングしていましたがよく見るため、毎回出すより使う場所のすぐそばの方が便利だと気が付きました。

また、一時的に置いておきたい小さなキッチングッズの取扱説明書も、しまい込まずチャック付きの袋にいれてキッチンに置いています。

出典: https://lifestylingroom.com

他にも「お手入れ方法」だけが知りたいのに、毎回取り出すのが面倒に感じたトイレの取扱説明書。お手入れの部分だけコピーをして、トイレの引き出しに置いています。これなら必要なときに、その場で見られるので効率がいいです。

100均のファイルを使ったわが家の取扱説明書の収納方法

出典: https://lifestylingroom.com

それでは実際に、わが家で取り入れている取扱説明書の収納方法をご紹介します。

取扱説明書は、100均ダイソーのジッパーファイルを使って管理しています。

収め方は、ジッパーファイルに掘り込むだけ! 使うときは、必要なファイルのみ取り出します。軽くて持ち運びやすいジッパーファイルは、全面ファスナーがついているため、取り出すとき中身が落ちることもありません。

以前は、ファイルボックスを使って個別ホルダーに一つずつ入れていましたが、量が増えると重くて持ち出しにくいこと、取り出すときにすき間から落ちることがあったため、不便を感じこちらの方法に変えました。


出典: https://lifestylingroom.com

分け方は「テレビ・録画機器」「掃除機・洗濯機・アイロン」などカテゴリー別です。

管理しやすくするための工夫として

・保証書は取扱説明書と一緒に
取扱説明書の最後のページに、マスキングテープで貼り付けて一緒に保管しています。

・複数枚あるものはまとめる
取扱説明書が複数枚あるものは、クリアファイルにひとまとめにしてバラバラにならないようにしています。

・買った日付を表に書いておく
購入した日を確認することが多いため、取扱説明書の表紙にマスキングテープを貼り、購入日を書いています。

まとめ

まずは、ざっくりと分け、戻しやすいことを意識して簡単な方法から始めてみましょう! 書類整理は、いきなり完璧を求めてしまうと、なかなか終わらなくて途中で挫折してしまうこともあります。

わが家の場合、いきなり細かく整理をはじめてしまい、一覧を作ったり、1枚ずつクリアファイルに入れてラベリングをつけたりとしましたが、結局あとから続けられなくなりました(苦笑)。

その気づきを活かして、クリアファイルに入れたり、取扱説明書ごとのラベリングはやめ、マスキングテープに購入日を書いてジッパーファイルに入れるだけ。簡単な管理方法にしました。

ただ、ひと目で何が入っているファイルかわかるようにしたかったため、後から一覧表だけは作りました。

さらに管理をラクにするためには、一度仕組みをつくったら終わりではなく、見直したり、ブラッシュアップすることも必要ですね。

取扱説明書は、しまい込むものではなく活用できる状態にしておくことも意識してくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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