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2018年12月28日 12:50 更新

【大掃除のコツ】重曹水は窓拭きに使える? 拭き跡ゼロのテクも

家中いたるところの掃除に大活躍してくれる重曹水。弱アルカリ性だったり、研磨作用があったりすることから、大掃除には用意しておきたいアイテムです。そこで今回は、重曹水を窓拭きに使う方法を解説。拭き跡が残らないための裏技とあわせてご紹介します。

重曹水で窓拭きできる?

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手垢・ヤニ汚れがある窓の内側を掃除

窓の外側に付きやすい汚れの多くは、ホコリや花粉、排気ガスなどが原因です。ほとんどの場合、水拭きするだけで落とすことができるため、重曹水を使う必要はありません。

ところが、内側の汚れはどうでしょうか。ホコリはもちろんですが、窓を開け閉めするときに触って手垢が付いていることが少なくないはずです。手垢は皮脂汚れの一つで、酸性を帯びています。つまり、弱アルカリ性の重曹と好相性。汚れを中和し、落としやすくしてくれるのです。

喫煙者がいるお家では、窓の内側にタバコのヤニが付着しています。このヤニを落とすのにも、重曹はうってつけです。

重曹水を使った窓拭き「基本のやり方」

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用意するもの

重曹水を使った窓拭き掃除に必要なものは以下の通りです。

・重曹 適量
・クエン酸 適量
・スプレーボトル 2本
・マイクロファイバークロス 数枚

基本的には、重曹を水で溶かしたものをスプレーボトルに入れ、洗剤のかわりとして窓に直接シュッと吹きかけながら拭き掃除を行います。ただし、重曹は水になかなか溶けてくれないという特徴があります。そのため、掃除を終えて仕上がりをみたところ、窓に重曹の白い粉が残り、跡になっていたなんてことも……。

そこで役立つのがクエン酸です。重曹とは真逆の酸性を帯びていることから、重曹を中和する働きがあり、窓に重曹を残りにくくしてくれます。

なお、できれば雑巾でなく、マイクロファイバークロスを使用してください。雑巾の場合、繊維の一部が窓に残り跡になってしまうことがあるからです。

スプレーの作り方

窓掃除スプレーの作り方はとても簡単です。手順は以下の通り。

1. スプレーボトルを用意し、水200mlに小さじ2の重曹を入れてよく振ってください。
2. 別のスプレーボトルを用意し、水200mlに小さじ1のクエン酸を加えます。

重曹が溶けにくいと感じる場合は、水ではなくぬるま湯を使ってもOKです。

窓拭きの手順

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重曹水とクエン酸水を使った窓拭き掃除の手順は、以下の通りです。

1. 重曹水を窓にスプレーしてマイクロファイバーで拭き取る
2. クエン酸水をスプレーしてマイクロファイバーで拭き取る
3. マイクロファイバーで乾拭きして仕上げる

はじめに重曹水を窓に直接吹きかけてください。その上で、あらかじめ湿らせておいたマイクロファイバーを使って水拭きします。マイクロファイバーがない場合、新聞紙を掃除に使うのはよいでしょう。マイクロファイバークロスと同様、繊維が残りにくいです。

クエン酸水を窓にスプレーしたあと、重曹水と同じように水拭きしてください。重曹の粉をキレイに拭き取ることができるため、窓に白い跡が残らなくなります。

仕上げに乾いたマイクロファイバークロスを使って乾拭きし、水気をキレイに拭き取ります。水滴を残すと水垢汚れとなってしまうので、窓全体をくまなく乾拭きしてください。

なお、窓サッシや窓枠も濡れていたら、そちらの水気も拭き取っておきましょう。

拭き跡を絶対残したくない! 乾拭きにスクイジーを使おう

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スクイジーとは、なめらかなゴム製のブレードを備えたT字型の道具で、窓ガラスの水分を取り除くのに使います。一度に広範囲をカバーすることができ、密着面が高いのでしっかりと水気を取ることができるのです。

そのため、重曹特有の白い跡も残りにくくなるでしょう。うまく扱うポイントは、窓にきちんとゴムを密着させること。

一列終わるごとにマイクロファイバークロスで水を拭き取り、最後に横方向にも動かして水気を完全に取り除いたら窓掃除の終了です。

窓だけでなく浴室の鏡を掃除するときにも威力を発揮するので、一つ持っておくと重宝しますよ。

まとめ

掃除の定番アイテム、重曹は窓掃除にも役立ってくれます。ただし白い粉が残ってしまうことがあるので、クエン酸を併用したり、スクイジーを使ったりして美しく仕上げてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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