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2018年11月04日 19:30 更新

毎朝の準備が楽になった! 子供服収納のコツ

まだ一人ではできない乳児から、自分で自分のことがある程度できるようになる幼児・小学生まで。衣類収納の仕組みを整えると毎日の通園、通学準備がスムーズになり、子どももママも楽になります。今回は実際にやってみて効果のあった、衣類収納の仕組みや方法についてご紹介します。

子どもが管理しやすい服の量とは?

Lazy dummy

こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。

ベビー服から通園・通学用の衣類まで、子供服の整理収納にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

子どもの成長は早く、一年経てばサイズアウトすることも多いので、定期的に洋服の見直しをしてお子様にちょうど良い量をキープできるよう、うまく循環させたいですね。

ママが把握できないくらいの量の子供服は、お子様にとっても管理するのが難しいはず……。

引出しに入りきらず、床にあふれていたり、ハンガー収納がぎゅうぎゅうで取り出しにくくなっていると、毎日の服選びに時間がかかったり、着たい服が見つからない原因にもなります。

まずは、これからも着たい(着せたい)服はどれか。サイズアウトした服やもう着なくなっている服はないか。これらを見直して、ママにも子どもにも管理しやすい量に厳選しましょう。そうすると、収納しやすくなりますよ。

成長や環境に合わせた子供服収納のコツ

一人では着替えができない乳児の衣類収納

出典: https://www.imalife-organize.com

まだ自分では着替えができない乳児の子供服は、ママが管理しやすい収納方法で!

引出し一つに子ども一人分の衣類を全部収納する場合は、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンの衣類をまとめておくと、必要な服が取り出しやすいですし、衣替えの際も前後を入れ替えるだけなので楽ですよ。

出典: https://www.imalife-organize.com

服の量が増えてきたら、オンシーズン、オフシーズンの衣類を引出し1つずつに収納して、一番取り出しやすい位置にオンシーズンの引出しを持ってくると、出し入れがしやすいです。

また、通年着る服が多い場合は、トップス・ボトムスで引出しを分けるという方法もあります。「オンとオフ」「トップスとボトムス」など、お子様にとって分かりやすいキーワードで分類してみてくださいね。

乳児の保育園準備は丸ごとセット化

出典: https://www.imalife-organize.com

乳児のお子様が保育園に通っている場合は、ママの準備は大変。毎日着る服に加えて、着替え・オムツなど持参物が多いですよね。

保育園にもよりますが、オムツと着替えをバッグに入れて持参するような保育園なら、あらかじめ上下の服とオムツのセットを作ってしまうと、前日夜もしくは当日朝に、そのセットをバッグに入れるだけなので楽です。私はオムツに着替えセットを入れて「オムツボール」という丸ごとセットを作っていました。何セットか作って引出しに入れておくだけで、日々の準備が時短できました。

自分で服を選べる幼児以降はハンガー収納で分かりやすく

Lazy dummy

自分で着替えや通学準備ができる年齢は、ハンガーにかける収納にすると毎日の洋服選びがしやすくなります。また、洗濯を干すハンガーとクローゼットにかけるハンガーを同じにしておけば、洗濯後、そのままクローゼットにかけるだけなので、洗濯家事のお手伝いもお願いしやすくなりますね。

子どもの「ひとりでできる!」を応援する仕組み

通園・通学が制服の場合は、私服の収納とは別に、制服収納も必要です。

毎朝の準備がスムーズにいかない。帰宅後制服が脱ぎっぱなしで元に戻せない……というお悩みも伺うのですが、その場合は、ママの期待値とお子様が楽にできることとの間にギャップがある場合も。

毎日のことだからこそ、自分で制服を元に戻しやすい仕組みを作りたいですね。

出典: https://www.imalife-organize.com

我が家でも、最初は制服をハンガーにかけて戻すという仕組みにしていたのですが、子どもにとっては「ハンガーに制服を掛ける」というステップが、どうもハードルが高かったようです。やればできるけれど、楽にはできないという仕組みは長続きしませんでした……。

そこで、ハンガーをなくし、フックに引っかけるだけでOK! という仕組みに変えたところ、自分で制服を元に戻せるようになりました。

ちょっとしたことですが、ハードルをワンステップ下げるだけで自分でできる仕組みに。「ひとりでできる!」と子どもの自信にもつながっているようです。

まとめ

「適正量」と「楽に取り出せて戻せる仕組み」をポイントに整理し、収納していくことで、子どもが自分で管理する習慣にもつながります。お子様の成長に合わせて、仕組みも変えていくと、ママも子どもも楽になりますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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