【米のとぎ汁を使った裏技掃除】床・風呂・キッチンで使う方法
米をといだときにでる、とぎ汁は掃除に使えることをご存じですか? といだ後捨ててしまうことの多いとぎ汁ですが、油汚れを落としやすくしてくれる効果があるのです。ここでは、とぎ汁を使った掃除法を、場所別に紹介していきます。床、風呂、キッチンでのとぎ汁の使い方、ぜひチェックしてください。
米のとぎ汁が掃除に使えるってホント?
米のとぎ汁の効果
お米のとぎ汁にはビタミンB1・B2、脂質、でんぷん、また油分(オリザオイル)という有効成分などが含まれていることがわかりました。この中で着目すべきは、最後に紹介した油分(オリザオイル)! この成分が油汚れを落としやすくしたり、汚れをつきにくくしてくれる効果があるといわれています。
そこで、このとぎ汁を使ってできるお掃除方法を紹介していきます。
米のとぎ汁掃除①:床
小さいお子さんがいると、フローリングの床は、食べこぼしなど油汚れですぐにベタベタになりますよね。さらに、裸足で歩き回っていると床には皮脂汚れも……。
とぎ汁には、油汚れを落としてくれる効果があるので、雑巾にとぎ汁をつけて拭けば、汚れを落とすことができます。
また、床のツヤ出しに効果的といわれているとぎ汁ですが、それは無垢材の場合のみ。合板のフローリングには、とぎ汁が染み込まないので効果は期待できません。
米のとぎ汁掃除②:風呂
使い終わった浴槽には、体から出た皮脂汚れがこびりついています。みなさん毎日お風呂を入れる時、専用の洗剤を使ってお風呂掃除をしているかと思いますが、その代わりとして使えるのがとぎ汁。皮脂汚れを浮かし、落としやすくしてくれます。とぎ汁をスプレーボトルに入れ、直接スプレーするか、スポンジやブラシなどにかけて、ぜひバスタブを磨いてみましょう。
米のとぎ汁掃除③:キッチン
食器をつけ置き
洗浄力の高いお米のとぎ汁は、食器を洗う時にも活用できます。とぎ汁に含まれているでんぷん質が油汚れに結びつくため、食器に付着した汚れが落ちやすくなるんだとか! 洗剤を必要以上に使うことなく、油汚れを落としやすくなりますよ。つけ置き後はしっかりとすすいでくださいね。
コンロ周りの飛び散った油に
油の飛び跳ねにより、ベタベタしやすいコンロや、キッチンの壁。そんな場所も、米のとぎ汁でサッとひと拭きしましょう。時間が経って冷えて油汚れが固まってしまう前が掃除のチャンスです。やけどには注意して掃除してくださいね。
米のとぎ汁は保存できる?
基本的には、といだその日に使いきってしまうのが◎。すぐに使わないときには、冷蔵庫に保管しておきましょう。
まとめ
捨てるはずだったとぎ汁は、油汚れを落としやすくしてくれる効果があります。米をといだついでに、掃除することを習慣づければ、キッチンなどピカピカをキープできますね。