赤ワインのシミを落とす3つの方法! お家でできる簡単アイデア
衣類の汚れのなかでも赤ワインはとくに手強いものの一つ。とくにシミが付着しているのに気がつかずに数日放置してしまうと、洗濯してもなかなか落とすことができず、困ってしまいますよね。そこで今回は赤ワインのシミを落とす裏技を伝授。身近にあるものを使って汚れ落としをする方法を紹介します。
赤ワインのシミを牛乳で落とす裏技
衣類に赤ワインのシミが付いてしまうと、洗濯しても簡単には落とせません。ところが、ご家庭にある意外なものを使ってキレイにすることができるんです。
その意外なものとは、ズバリ牛乳です。ワインに含まれる色素は、牛乳の脂肪分と結びつきやすいという性質を持っています。そのため、牛乳の脂肪分が、赤ワインを吸着してくれるのです。
使う牛乳は、なるべく低脂肪ではない牛乳を使ったほうがいいですね。
牛乳を使った赤ワインのシミ抜き方法
牛乳を使ったシミ抜きの方法は、以下の通りです。
1.衣類がひたひたになるくらいの牛乳を鍋を使って温めます
2.沸騰する手前で火を止めて、赤ワインのシミが付着した衣類を牛乳に入れてください
3.そのまま30分ほど放置したら、牛乳から衣類を取り出します
4.水で衣類をよくすすいだあと、洗濯機で通常通りに洗ってください
牛乳を使うメリット
一般的に、衣類に付着したシミ汚れは、早く対処すればするほど落としやすいです。けれども、この方法は、時間が経過して赤ワインの色素が繊維に定着してしまっても、シミが落ちる可能性があるというのがポイント。
すぐに対応できなくても、牛乳を使えば、シミを落とすことができますよ。外食しているときや、お客様を迎えているときでも慌てる必要がなく、最後までゆっくりお食事を楽しむことができますね。
赤ワインのシミを酸素系漂白剤で落とす裏技
色素系の汚れに強い酸素系漂白剤を使ったシミ抜き方法もぜひお試しください。けれども、単体で使うのではありません。もっと汚れを落としやすくするために、重曹や中性洗剤と混ぜて使うのがおすすめです。
容器に液状タイプの酸素系漂白剤(小さじ3)と重曹(小さじ1)、中性洗剤(食器用)を数滴入れてかき混ぜてください。
これを使って、赤ワインのシミを落としていきます。この洗剤は、赤ワインだけでなく、カレーやトマトソース、コーヒー、紅茶にしょうゆやソース、そして血液と、あらゆるシミに効果を発揮してくれます。覚えておくと便利ですよ!
酸素系漂白剤を使った赤ワインのシミ抜き方法
1.赤ワインのシミが付着した箇所の下にタオルを敷いて、色素が移らないようにしてください
2.歯ブラシに先ほど作った洗剤をつけ、押すようにしてやさしくたたき洗いします
3.ある程度汚れが落ちたら、タオルの位置をずらして落とした色素が移らないようにしてください
4.水でよくすすいでから、通常通り洗濯機で洗えばOKです。
たたいて、タオルに汚れを移すときには、歯ブラシで行うとやりやすいですよ。
赤ワインのシミをマグカップ(蒸気)で落とす裏技
マグカップを利用してシミ抜きする、というユニークな方法もあります。手強い赤ワインのシミを落とすことができると話題を集めています。
用意するものは、
・液状タイプの酸素系漂白剤
・キッチン用の洗剤
・マグカップ
・お湯
・小さなお皿
・歯ブラシ
マグカップはなるべく口が大きなものがおすすめ。お湯は90度以上のものを使用してください。
マグカップを使った赤ワインのシミ抜き方法
1.漂白剤を小さなお皿に入れます
2.マグカップにお湯を入れてください。6分目から8分目ぐらいでOK
3.マグカップにピンと張るように衣類をのせます。このとき、赤ワインのシミがちょうどマグカップのうえにくるようにしてください
4.歯ブラシに漂白剤を付けて汚れをやさしくなじませるようにたたき洗いします。外側から内側へと塗布することで、シミが広がるのを防ぐことができます
5.そのまま10秒ほど放置したあと、マグカップのお湯にひたし歯ブラシを使ってシミ汚れを洗い流したら完了です。
マグカップに入れた、お湯の蒸気を使うことで汚れを緩ませて落としやすくするというわけです。
まとめ
頑固な赤ワインのシミ汚れも、ご家庭にあるものを使えば落としやすくなります。すぐに対処できなくて、染み込んでしまっても大丈夫! 簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。