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2019年04月21日 21:00 更新

ズボンの折ジワを取るにはどうしたらいい? アイロンを使わない裏技も

ズボンの折ジワはアイロンだけではなく、別の方法でもとることができます。今回は、ズボン折ジワをなくす方法を解説。アイロンをかけるときのコツや、シワをつけないようにするために収納するときのポイントなど紹介します。

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折ジワを消すアイロンのかけ方

Lazy dummy

ズボンを折り畳んでおくと、折り畳んだ状態をキープするように繊維をつくる分子が結合します。これが、店に陳列してあった新品のズボンや、畳んでタンスの中に保管しておいたズボンについている折ジワの正体です。このようなズボンを履くときは、シワをきれいに取っておきたいですよね。

シワを取るのに使う道具といえば、アイロンです。ここでは、ズボンの折ジワを取るための上手なアイロンがけの方法をご紹介します。

折ジワなくすアイロンのかけ方

水で濡らす

生地が乾燥しているうちは、繊維をつくる分子が結合をキープし続けます。そのため、乾いたズボンにそのままアイロンを当てても、シワはなかなか伸びません。シワを伸ばすためには、アイロンをかける前に水で濡らすと効果的。そうすることで、生地がやわらかくなり、分子の結合をゆるめ、本来の形状に戻すことができます。

生地を裏返す

生地を濡らしたら、さっそくアイロンをかけていきましょう。このとき、アイロンをかけるとシワを取ることができますが、代わりにアイロン跡が残ってしまう可能性も。これを防ぐためには、生地を裏返した状態でアイロンをかけるのがおすすめ。表面にアイロン跡をつけることなく、シワをきれいに伸ばすことができます。

スチームアイロンは効果ある?

「生地を濡らしてからアイロンをかけるなら、スチームアイロンを使用すればまとめて両方できるのでは?」と思う人もいるでしょう。ですが、スチームアイロンから出る水の粒子は非常に細かく、生地を十分に濡らすことができません。シワをしっかりと伸ばしたいなら、少し手間がかかっても、アイロンの前に生地に水をつけ、繊維にしっかりと水分を含ませることが必要です。

アイロンを使わず折ジワを取る裏技

Lazy dummy

アイロンをかけるのが面倒……忙しい時には、アイロンを用意している時間がないかもしれませんね。そんなときは、アイロンを使わずにズボンの折ジワを取ってみましょう。ここでは、アイロンなしでズボンの折ジワを伸ばす裏技をご紹介します。

風呂場に吊るす

Photo by Jared Rice on Unsplash

ズボンの折ジワを取りたいときは、ズボンをハンガーにかけて風呂場に吊るしておくと効果的。温度と湿度の高い風呂場にズボンをしばらく置いておくと、水分が生地に浸透してシワが伸びやすくなります。

ただし、ズボンを湿気の多い浴室内に長時間置いておくと、雑菌が繁殖してニオイの原因となることも。着るときにはしっかり乾かしましょう。

霧吹きで水をかける

折ジワのついたズボンには、霧吹きを使って水を吹きかけてみるのもおすすめ。ズボンをハンガーで吊るし、シワの気になる部分に霧吹きでシュッと水をかけてみましょう。目安は、生地が湿る程度です。生地を湿らせることで、繊維の分子の結合をゆるめ、シワをなくすのです。その後は、そのままズボンが乾くまで数時間吊るしておきます。生地が乾いたときには、シワがすっきりとなくなっているでしょう。

シワ取りスプレーをかける

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ドラッグストアなどでは、衣類のシワを伸ばしてくれる「シワ取りスプレー」も販売されています。アイロンを使わずに、手軽にズボンの折ジワを伸ばしたいときは、シワ取りスプレーを活用するのもよいでしょう。霧吹きを使って折ジワを伸ばす裏技と同様に、生地が湿る程度にシワ取りスプレーを吹きかけて、あとはズボンが乾くまで吊るしておくだけです。

シワ取りスプレーによっては、消臭作用のあるものや、良い香りのするものなど、さまざまな機能のついたものもあります。シワ取りと一緒にニオイ対策もできるのでうれしいですね。

ズボンに折ジワをつけない収納法

Lazy dummy

ズボンの折ジワは、収納方法を工夫することによって予防することができます。ここでは、折ジワを防ぐ収納アイディアについて見ていきましょう。

ラップの芯を使う裏技

ズボンに折ジワをつけたくないときは、ラップの芯を使うのがおすすめ。方法はとっても簡単。ズボンを畳むときに、折り目になる部分にラップの芯を挟んでみましょう。すると、折り目の部分がラップの芯に沿ってカーブするので、折れ曲がらず、シワができるのを防ぐことができますよ。

まとめ

ズボンの折ジワを取るためのポイントは、一度生地を湿らせることです。その後、アイロンをかけて仕上げれば、きれいにシワがなくなります。また、アイロンを使うのが面倒なときには、霧吹きやシワ取りスプレーで湿らせてからズボンを乾燥させましょう。

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