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2019年05月09日 21:00 更新

化繊ワンピースにシワが付かない干し方は? オシャレ着洗濯の裏技

化繊素材は一般的にシワになりにくい素材として知られています。ところが、扱い方次第ではくっきりとシワが入ってしまうことも。そこで今回は、化繊のワンピースにシワを付きにくくする洗濯の裏技を特集。干し方やアイロンのかけ方など、洗濯する際のポイントについてご紹介します。

化繊ワンピースを干す前に! 脱水のポイント

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脱水は1分以内

シワになりにくい性質を持っている化繊ワンピースですが、脱水するときに強い力がかかると深いシワが入ってしまうことがあります。洗濯機を使って洗濯するときには、仕上げの脱水は数分~10分程度行うのが基本です。化繊ワンピースの場合は、これを30秒程度、長くても1分以内で済ませるのがよいでしょう。

乾燥機はNG

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ナイロンやポリエステル、アクリルといった化繊素材の多くは、熱に弱いという特徴があります。場合によっては変色・変形することがあるので、乾燥機の使用は避けるのがベターです。

化繊はコットンやリネンと比べると短い時間で乾きます。よほど急いでいる場合を除いて、脱水と自然乾燥で乾かすのがよいでしょう。

タオルドライがおすすめ

化繊のワンピースのなかには刺繍を施したものや装飾をあしらったものなど、デリケートなものもあります。脱水にかけると風合いが損なわれたり、壊れてしまったりする恐れがあるものは、タオルドライで乾かすのがおすすめです。

すすぎがおわったら洗濯機から取り出し、軽く絞ります。タオルの上に化繊素材のワンピースをのせ、タオルとタオルで挟むようにして水分を取り除いてください。

シワを防ぐために! 化繊ワンピースの干し方

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軽くたたく

干し方が原因で化繊素材の洋服にシワが入ってしまうこともあります。とくに化繊ワンピースの場合、型崩れも気になるところです。

脱水したことで入ったシワは、乾かす前に軽くたたいて伸ばしておきましょう。水分が残っている時点で形を整えておくことにより、乾燥後の仕上がりがきれいに形作られます。

そのうえで、化繊ワンピースは肩まわりの大きさや形状に適したハンガーにかけて干してください。

合わせてチェック! 化繊ワンピースの干し方のポイント

振りさばく

丈が長いワンピースの場合は、洗濯機から取り出したあと、肩のあたりを持って上から下に軽く振りさばきます。すると、脱水によって崩れた形を元に戻すことができます。

二つ折りにして干す

丈が長いワンピースは、使用している素材やデザインによっては、かなりの重さになることがあります。干しているあいだに自重で型崩れしてしまうため、二つ折りにするようにして洗濯竿にかけて干すとよいでしょう。

それほど重くない場合でも、ハンガーにかけると裾が床に届いてしまうようなら、やはり洗濯竿にかけて干すと◎。

日陰に干す

化繊素材は、コットンやリネンなどと比べると色落ちしにくいイメージがありますが、そんなことはありません。直射日光にあてると紫外線の影響を受け、色落ちが進んでしまいます。

気に入った洋服を長く愛用するためにも、化繊ワンピースは風通しのよいところで陰干しするように心がけてください。

化繊ワンピースのアイロンのかけ方

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ドライアイロンが基本

洗濯後にシワが残っているようなら、アイロンがけで対処しましょう。

化繊素材は熱に弱いという性質があるので、アイロンがけするときには、事前に洗濯表示を必ずチェックして、それぞれ素材に適した温度設定にしてください。

なお、化繊素材にスチームは控えて、ドライアイロンで行うといいでしょう。

あて布をして

化繊ワンピースにアイロンがけする際は、必ずあて布を使用しましょう。直接アイロンで熱を加えると、洗濯表示で指示されている温度に設定していたとしても、テカリが出てしまうことがあるからです。使用するあて布は、化繊素材ではなくコットンやリネンなど熱に強い素材をお使いください。

生地を傷めてしまうのをどうしても避けたいという方は、まず目立たないところで試してみるのがおすすめです。表側でなく、裏側からアイロンがけするという方法もあります。裏側であれば、万が一、テカリが出たとしても着用するときには気になりませんね。

まとめ

シワになりにくいといわれる化繊素材ですが、油断は禁物です。洗濯の方法や干し方次第では、深めのシワが入ることもあります。ワンピースの場合、シワが入ってしまったら目立つ可能性もあるので、できるだけ脱水段階でシワが付かないようにケアしておくといいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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