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2019年01月04日 22:00 更新

洋服ブラシのお手入れ方法と汚れを取る裏技

洋服だけではなく、洋服をケアするブラシにもお手入れは必要です。洋服ブラシを常にケアしておかないと、コートやおしゃれ着の汚れを落とすどころかかえってごみをつけてしまうこともあるので要注意。今回は、洋服ブラシの汚れを取る裏技をご紹介します。

洋服ブラシのお手入れ方法

Lazy dummy

洋服をできるだけ長持ちさせたいなら、日々のお手入れに力を入れるべきです。自宅でお手入れをする際に欠かせないのが洋服ブラシです。洋服ブラシは洋服のほこりやちりを落としたり、繊維の毛並みを整えるなど、さまざまな役割があります。

洋服の汚れを落とすということは、洋服ブラシにはほこりなど汚れがつくということ。そのため、洋服のメンテナンスをすると共に、定期的に洋服ブラシもお手入れしなければなりません。

くしでとかす

洋服ブラシのお手入れをする際は、金(かな)くしを使うのがおすすめです。金くしは、犬や猫のノミ取りに使うこともできます。洋服ブラシは、豚や馬の毛で作られていることが多いです。そのため、ノミを取るときと同様、毛束にしっかり入り込んでほこりをキャッチしてくれる役目をしてくれます。

洋服ブラシの毛の部分の色が変わっているのは、ほこりなどの汚れが溜まっている証拠です。金くしを根元部分から入れ込んで毛先のほうに向かってとかしていきましょう。金くしは一方だけではなく、前後左右さまざまな方向から入れていくのがポイントです。何度も繰り返しかけていくことで、ブラシの上にほこりを集めることができますよ。

ブラシの毛先の上にほこりが集まったら、表面のほこりをすくい上げるイメージでブラシの表面に金くしを入れてほこりなどの汚れを除去しましょう。

汚れは拭き取る

金くしで取り除けないほどの汚れは、水を含ませてかたくしぼったタオルで拭き取ってあげましょう。ブラシの素材によって水に弱いものもあるので、開封前のパッケージに注意書きがないかしっかりチェックしてください。

ガンコな汚れは、おしゃれ着用の中性洗剤をタオルにしみこませてからブラシの汚れを拭き取るのもおすすめです。中性洗剤をしみこませたタオルで拭き取った後は、お湯を含ませてしぼったタオルで、ブラシを拭いて洗剤を落としてください。

洋服ブラシをお手入れする際の注意点

洋服ブラシは水洗いしてはいけません。直接水をかけてしまうと、木製のハンドル部分が歪んで、亀裂が入ったり、反りが出たりしてしまいます。また、ブラシの毛の部分もクセが出て毛先が広がってしまうので注意が必要です。洋服ブラシは、豚や馬の毛でできているため、水に濡らすと獣臭が発生してしまうという点も覚えておきたいところ。

洋服ブラシの正しい使い方

Photo by Fancycrave on Unsplash

洋服ブラシは正しい方法で使わないと洋服についた汚れを取り除けないだけではなく、ブラシ自体を傷めてしまいます。ここでは、洋服ブラシの正しい使い方をチェックしていきましょう。

洋服の手入れは清潔なブラシで

Photo by Clark Street Mercantile on Unsplash

汚れのついた洋服ブラシでコートやジャケットの手入れをすると、汚れを取るどころか、ブラシについた汚れを洋服にうつしてしまいます。洋服の手入れをするときは、清潔なブラシを使うようにしましょう。

洋服ブラシの保管方法に注意

洋服ブラシを保管するときは、どのように置いておけば良いのでしょうか。洋服ブラシの毛の部分は、豚や馬など動物由来の素材でできていることがほとんどです。柔らかい毛を傷つけないようにと毛先を上向きにして保管する人がいますが、これはNG。毛先を上に向けて置いておくと、その上にほこりがどんどん積もってしまいます。

洋服ブラシを使わないときはクローゼットのフックにかけて保管しましょう。上向きにして置いておく場合は布を被せるなどして、ブラシの毛先にほこりがつかないような工夫が必要です。

まとめ

洋服のお手入れに欠かせない洋服ブラシは、清潔に保たないと洋服の汚れを落とすどころか、かえってほこりやちりを洋服につけてしまいます。洋服ブラシは、金くしを使うと簡単に掃除ができます。保管方法ひとつとっても持ちが変わるので、紹介した方法を参考に清潔に保つよう意識してくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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