住まい 住まい
2019年02月23日 11:00 更新

ワイシャツの洗濯術! 襟汚れ・シミ・シワを解決する裏技

仕事で毎日必要となるワイシャツ。皮脂汚れを放置するとシミになってしまうこともあり、油断できません。素材によってはシワにもなりやすく、アイロンがけするとなるとかなりの手間がかかってしまいますよね。そこで今回はおすすめのワイシャツ洗濯術を特集。頑固な襟汚れやシミ、シワなどの問題を解決する裏技をご紹介します。

ワイシャツの皮脂汚れを落とす裏技

Lazy dummy

ワイシャツの黒ずみを落とす

一日着用したワイシャツの襟には皮脂汚れがついてしまっています。沈着させないためにも、できるだけ早く洗濯したいところですが、ただ洗濯機で洗うだけでは落ちない場合も少なくありません。

そこでおすすめなのが、重曹ペーストとクエン酸を使う方法です。まず、重曹をペースト状になるように水を加えます。これを汚れの気になるところにのせて、歯ブラシなどでゴシゴシ洗ってください。このとき、重曹ペーストをシャツの生地にすり込むようにイメージしてこするとよいでしょう。

さらに、こすり洗いしたところに水で薄めたクエン酸をかけます。すると、重曹とクエン酸が反応して発泡します。この泡によって、より汚れを繊維に浸透させて落としやすくするわけです。発泡が落ちついたら、ワイシャツを洗濯機に入れて通常通りに洗ってください。

ワイシャツの黄ばみを落とす

Lazy dummy

ワイシャツ、とくにコットン製のものは長く着用していると全体的に黄ばみがちになってきます。また、しばらく着用していなかったワイシャツを引っ張り出すと黄ばみが全体に広がっていることもありますよね。

その黄ばみを消すには「煮洗い」が効果的です。

1. 鍋に水と適切な量の洗濯洗剤を入れてください。
2. ワイシャツを入れて煮沸させます。
3. 20分から30分ほどしたら鍋からワイシャツを取り出し、そのまま洗濯機で通常通り洗ってください。

皮脂汚れは、お湯に溶けやすいので煮洗いすることによって落としやすくなるのです。また、洗剤もお湯を使うことで繊維に浸透しやすくなり、より効果的に使うことができるようになります。

ただし、生地によってはダメージを与えてしまうことになるので、洗濯表示をよく確認して適切なお湯の温度で行ってくださいね。

ワイシャツについたシミを落とす裏技

Lazy dummy

ワイシャツの水溶性のシミを落とす

ワイシャツは毎日さまざまなシーンで着るものですから、いろんなシミがついてしまいます。シミをキレイに落とすうえで大切なのは、できるだけ早く対処すること。そして、汚れの種類に応じて正しく対応することです。

お酒なら、できるだけ早く水拭きしておきましょう。家に帰ったら湿らせたタオルを当ててアイロンがけし、アルコールを飛ばします。

赤ワインも水拭きしたうえで、ワイシャツのしたにタオルを敷き、食器用洗剤(小さじ2杯)を混ぜて、シミをたたき洗いしてください。

ワイシャツの油溶性のシミを落とす

油溶性のシミとしてあげられるのが、口紅やファンデーションなどの化粧品類、食用油など。

そのような汚れは、クレンジングで油を溶かしてから洗濯するのが◎。汚れている部分の下にタオルを敷き、クレンジングを塗布。歯ブラシなどで上からたたいて下のタオルに汚れを移しましょう。このときに、外側から内側に向かって歯ブラシを動かすことがポイントです。この動きによって、汚れを広げてしまうということを防ぐことができますよ。

その他、油性ペンなどが付いてしまったときは除光液を使うのも効果的です。クレンジングと同様に、塗布してからたたき洗いしてください。

ワイシャツのシワを防ぐ裏技

Lazy dummy

ワイシャツを洗濯するときのコツ

ワイシャツの素材によっては、洗濯機を使うと洗い上がりがシワだらけになってしまいます。洗濯する際にちょっと工夫することでシワを防ぐことが可能です。

まず注意すべきは洗濯物の量です。洗濯物を一度に洗濯機に入れすぎてしまうと、洗濯物どうしが絡まってしまうためシワができやすくなります。洗濯物の量を7割ぐらいにするだけで、必要以上につくシワを減らすことができます。また、洗濯するときには洗濯ネットを使用するのも洗濯物が絡まりにくくなるのでおすすめです。

脱水時間にも気をつけてください。水を衣類から抜いたときにシワが形状して洗濯物ができ上がってしまいます。脱水時間を長くても1分までとし、少し水滴がしたたるぐらいがポイント。乾かすときに、水分の重みでシワが伸びてくれるので、アイロンがけが楽になりますよ。

ワイシャツを干すときのコツ

ワイシャツを干すときにも一工夫を。洗濯が終わったら素早く取り出し、風通しのよい場所に干してください。ハンガーはなるべく型崩れしにくい厚みがあるものをチョイスしましょう。

全体的にパンパンとたたいて、小さなシワを取り除いておきます。とくに襟や前立てなどは重点的に行ってください。仕上げに手で形を整えておきましょう。その状態で乾かせば、アイロンがけで整える必要がなくなり、手間が軽減されますね。

まとめ

ワイシャツを着て仕事をしている人は、とくに汚れが付きやすく、毎日の洗濯となるとかなり大変ですよね。汚れに対しての対策方法を覚えておき、ぜひ使ってみてください。

また、少しでもアイロンの手間を減らせるように、干すときにひと手間かけると◎。脱水時間を少なくする、きちんと整えた状態で干すなどを取り入れてみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-