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2018年12月11日 19:00 更新

セーターのほつれを上手に直す裏技とは? 便利グッズも紹介

衣替えの季節にセーターをタンスの奥から出してきたら、穴が開いていたという経験をした人も多いでしょう。本来なら、捨ててしまうところですが、簡単に直す方法があるのです。今回は、セーターの穴やほつれを直す裏技を特集。手近なものを使って穴を直す方法や、手軽にほつれを直すことができるおすすめの便利グッズなどをご紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

小さな穴は針でつつくだけでOK!?

Photo by rocknwool on Unsplash

用意するもの

お気に入りのセーターを出してきてみたら、虫食いの穴が開いていたときのショックといったらないですよね。穴の場所によっては、泣く泣くそのまま捨てるほかないという場合も。ところが、虫食い程度の小さな穴であれば、補修することができるのです。用意するものと、手順は以下の通り。

・羊毛フェルト用針
・キッチン用のスポンジ

針は細いもののほうが作業が簡単ですよ。スポンジは台座として使うだけなので、ある程度厚みがあるものならば、どんなものでもOKです。

穴をふさぐ手順

Photo by rawpixel on Unsplash

穴をふさぐ手順は以下の通りです。

1. まずセーターの表裏を逆にしてください。
2. 生地を軽く指先でつまんで摘みとるようにして、セーターの生地を集めます。穴の大きさよりひとまわり多い程度の生地量でOKです。局所的に生地が薄くなってしまわないよう、1ヶ所から集めるのではなく、広い範囲から集めてください。
3. 穴の下にスポンジを置きます。このとき生地が2枚重ならないようにしてください。
4. 穴のところに、摘みとったセーターの生地をあてます。穴をおおうようなイメージで。
5. 穴にあてた生地を針でチクチクしてください。深く刺し込むというよりは、スポンジを数ミリ程度刺す感じで。
6. 生地が落ち着いたらセーターを表に返します。
7. 穴があったところを表からもチクチクして、周囲の生地となじませたら完成です。

パッと見ただけでは、どこに穴があったかわからないほどキレイに穴が埋まっているはず。しっかり刺して生地を安定させれば、洗濯したりクリーニングに出したりしてもOKです。

ほつれを直す魔法の針がある!?

Lazy dummy

「ほつれ補修針」とは

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セーターなどの毛糸製品には、ほつれがつきものです。ちょっと何かに引っ掛けてしまっただけで、ピロッと毛先が飛び出てしまいます。そんなとき、よほど裁縫に慣れているという方でない限り、裏側から糸を引いて隠してしまうだけで済ませるのがほとんどでしょう。

ところが、やってみたことがある方ならおわかりの通り、ほつれた毛糸をうまく裏側に隠す作業はそれほど簡単なことではありません。隠したい毛糸をなかなか裏側から捕まえることができず、違う毛糸を引いてしまい、補修するつもりがかえって目立たせてしまうことも。

そんなときに便利なのが「ほつれ補修針」です。毛糸をうまく捕まえられるように、針の後ろの部分がガサガサしていて、簡単にほつれを補修することができます。価格も数百円程度とお手頃です。

「ほつれ補修針」の使い方

「ほつれ補修針」の使い方はとても簡単です。以下の手順でお試しください。

1. 毛糸が飛び出ているところの根元を見つけて「ほつれ補修針」を表側から裏側に向けて刺してください。
2. 飛び出ている毛糸を針の後ろのガサガサしている箇所に触れさせ、絡んでいるのを確認してから、そのまま針を裏側へ引き抜いてください。

この2ステップだけで、捕まえづらかった毛糸を簡単にキャッチして裏側に引っぱることができます。毛糸はピロッと飛び出しているままなので、厳密にいうと完全には補修できていないのですが、キレイに隠すことが可能です。セーターを普通に着るぶんには全然問題がないので、応急処置としてはとても便利な方法といえるでしょう。

ほつれ止めを塗れば完成

Lazy dummy

「布ッチ!」はほつれ予防に効果的

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裏側に引っぱって処理したほつれは、セーターを着用しているうちに再び表側に飛び出してしまうことがあります。それを防ぐための便利なグッズとしておすすめなのが、ほつれ止め補修剤です。

例えば、「布ッチ!」という商品。使いやすいペースト状になっていて、乾燥すると透明になるのが特徴です。シミになりにくいので安心して使用することができます。乾かしてしまったあとは、お洗濯したりクリーニングに出したりしてもOKです。ヘラが付いていて作業もしやすいのもうれしいですね。

これはいわば布に使用できる接着剤のこと。毛糸をセーターの裏側に固定することで、表に顔を出すのを防いでくれます。

「布ッチ!」の使い方

裏側に送り出した毛糸に塗ってセーター本体に接着するだけ。いろんな繊維に使うことができますが、薄い生地には向きません。生地によってはシミになることがあるので、目立たない場所で試してからお使いください。

まとめ

セーターにできた小さな虫食い穴やほつれは、ちょっとした工夫や便利グッズを使って簡単に直すことができます。大切なセーターを捨ててしまう前に、ぜひ一度お試しください。

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