ラップの端が見つからない! ラップの切り口を簡単に見つける裏技
食材の保存に、調理に、便利に使えるラップは、もはや生活必需品です。さまざまなメーカーから、切り口や引き出し口に工夫を凝らし、使いやすい製品が発売されています。しかし、どんなに注意していても、ラップの切り口が見えなくなってしまうことがあります。そこで、身近なものを使って切り口を見つける裏技を6つ紹介します。
セロテープを使う方法
ロールの端に貼って引っ張る
ラップの切り口がわからなくなったら、セロテープに手伝ってもらって切り口を見つけましょう。
セロテープの粘着性を利用します。粘着面を外側にし、指1本が通るくらいの輪っかをつくります。それを指に通して、ラップに貼ってははがしを繰り返しましょう。セロテープにくっついてラップがはがれるところがあれば、そこが切り口の端です。
反対側も同様に
端を見つけたら、そこから引っ張るのはちょっと待って。ラップが正常に巻かれている場合は、上手にめくることができますが、切り口が斜めになっていたり、二又にわかれていたら、ラップの切り口をうまくはがすことができず、さらに使いにくくなってしまいます。そのため、もう一方の端も同様にセロテープでペタペタして、切り口を探してください。両端の切り口が見つかったら、はがして正常な幅・位置に戻していきましょう。
輪ゴムを使う方法
輪ゴムで表面をこする
ラップの切り口は、輪ゴムを使っても簡単に見つけられます。ゴムの摩擦と引っかかりを利用するのです。指に輪ゴムを2~3重に巻き付けて、ラップの表面を撫でてみてください。輪ゴムが引っかかり、めくれる場所がラップの切り口です。
スポンジを使う方法
スポンジで表面をこする
台所にある食器洗い用のスポンジも活用できます。乾いたものがいいので、ストック品を利用しましょう。ふわふわのスポンジ部分で、ラップの端からこすりあげるようにして切り口を探ります。もう片方の端まで、ラップ全体を動かしながらこすってみてください。
冷凍庫に入れる方法
箱から取り出して冷凍庫へ
道具が何もないときは、ラップを冷凍庫に入れてしまいます。箱から取り出して入れると、冷えやすいのでおすすめです。1分ほど入れたままにしておくと、ラップが冷えて霜が降り始めます。すると、うっすらと切り口が浮かび上がってきます。温かいところへ出すと霜が消えてしまうので、サッと見極めてください。
それでも見つけられなかったら、ラップ全体を握って、雑巾を絞るように左右にねじります。ちょっとバリッとした感触がして、はがれる場所が切り口です。
濡れ布巾を使う方法
水分で静電気を逃す
接着剤がついているわけでもないのに、なぜラップはピッタリと容器にくっついているのでしょうか。それは静電気です。ラップ同士は、主に静電気の力でくっついています。そのため、水で濡らした布巾で全体をこすると、湿度が上がって静電気が取り除かれ、切り口を探しやすくなります。
小麦粉を使う方法
切り口が表れる
小麦粉を使うのは、最後の手段、もしくはちょうど小麦粉を使っている場面がいいですね。ラップが粉だらけになると、今度は掃除が面倒ですので……(笑)。ラップの切れ目がわからなくなったら、小麦粉を手に取り、ラップ全体に薄くつけていきます。小麦粉がつくことで、切り口が浮かび上がってきます。切り口を見つけたら、そっとはがしてください。
まとめ
ラップの切り口が見つからないと、イラッときますよね。私も何度も体験しています。しかし、そんなときは上記のような身近にあるもので、切り口探しをしてみてください。今まで目を凝らして、爪でカリカリやりながら探していたラップの切り口が、簡単に見つかりますよ。