仕事もはかどる! デスク周りの整理整頓のコツ3つ
すっきり整ったデスクは仕事の効率もあげてくれます。けれども、つい雑然と乱れてしまいがちなデスク。実は、ちょっとだけ整理整頓にコツがいるんです。仕事の効率も上がる整理整頓のコツをお伝えします。
こんにちは! ライフオーガナイザー1級で看護師の竹本ひろこです。
デスクの周りって細かいものが多いし、目の前の仕事に集中していると、つい散らかってしまいますよね……。しかしデスクの上が散らかったままだと、探しものや失くしものを多くなってしまいがち。整理整頓されていないと、仕事の効率も悪くなってしまいます。
しかしそれも、少しの工夫で改善できるんです!
デスクの周りの整理整頓を場所別にチェック!
【1】デスクの上
デスクの上に何もないほうが仕事がはかどる人、何かないと落ち着かない人、人それぞれです。使う人が仕事がしやすいような空間をつくりましょう。
一般的には、利き手側にペン、反対側に書類やメモなどを収納するのが効率的といわれています。
また、パソコンのキーボードの上に、ものはのっていませんか? これは故障の原因にもなるので、絶対にやめましょう。
整理してもスペースがない場合は、下記のような便利グッズを活用するのがオススメです。
【2】引き出しの中
引き出しには、こまごましたものを収納するための「仕切り」が付いていることも多いですが、自分で決めたルールのとおりにきちんと整理整頓できていますか?
続けられる方法でないと、意味がありません! 自分に向いているのが「きっちり収納」か「ざっくり収納」かがわかると、使いやすい仕組みが手に入りますよ。
きっちりタイプの人に!
取り出して、元に戻す場所が、きっちり・はっきりしていないと、迷ってしまうタイプです。「1アイテム1部屋」の感覚で仕切りましょう。細かい仕切りがあると、定位置での管理がしやすくなります。「はさみ」「カラーペン」などのラベルを引き出し前面に貼っておくと、「どこにしまった?」とならず、探す手間が省けます。
ざっくりタイプの人に!
きっちりタイプと違って、仕切りが細かいと元に戻すのが面倒になって散らかってしまうタイプ。「文具ならこの引き出しの中のどこかにある」というあたりをつければバシッと探せるので、ざっくりした仕切りが向いています。
ものが多くなりすぎると探すのが大変になり、中身も乱雑になってしまいます。収納スペースに対して、入れる量は7~8割以下にとどめておきましょう。
基本的にラベルは不要ですが、中身を忘れないように、あまり使わないものがある場合はラベルをつけるのがおすすめです。
【3】デスクの周辺
たくさんのものが視界に入る状態だと、集中力が低下するといわれています。引き出しに収まりきらないものは、デスク周りを活用して賢く収納しましょう。オフィスで使うなら、こんな便利グッズがありますよ。
デスク周りの整理整頓のコツ
では、どうしたら散らからないデスクをキープできるのでしょうか? いまデスクが散らかっている人は、ここから整理を始めてくださいね。ではさっそく整理整頓のコツをお伝えします。
いらない書類はすぐに処分しよう
書類は放っておくと、どんどんたまってしまいます。手にしたらすぐに要・不要を判断しましょう。処理が必要な書類はすぐに「付箋を貼っておく」「ファイルに挟んで保管する」などをすると、仕事のスピードもアップします。
終業前にはリセットする
終業5分前には、整理整頓の時間を取りましょう。そうすることで、翌日の仕事がグンと効率よく始められます。
忙しくて時間に追われている人は、整理整頓の時間がとれないことが多いです。この時間もあらかじめ予定にいれておくことが大切です。
定期的に見直そう
忙しすぎてリセットの時間が取れないと、デスク周りが散らかります。日々の仕事にも支障をきたすようであれば、ちょっと長めのリセットが必要かもしれません。
また、収納ルールを整えたのに片づけにくいときは、自分に合った収納のしくみができていないかも。こういうときは、どこがやりにくいのか、どうすれば片づけやすくなりそうか、自分に合った収納は何か、などを考えてみると、楽に後片づけできる方法が見つかりますよ。
お困りでしたら、お近くの整理収納の専門家にお尋ねくださいね。
まとめ
整理整頓ができていると、オフィスで映えるデスクになりますが、それだけではありません。探し物が減って、仕事の効率が上がると、成果が出て、周りからの信頼もアップ……といういい流れを引き寄せることができるかも。
デスクの周り、ぜひ見直してみてくださいね!