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2019年02月06日 16:30 更新

アイロンいらず!? シワを作らない洗濯方法&干し方の裏技

「シャツを洗濯したら、シワができた」「アイロンをかけても、洗濯ジワがなかなか取れない……」誰でも一度はこのような経験があるでしょう。仕事に着ていくシャツは、いつでもシワがないようにきれいにしておきたいもの。今回は、シワを作らない洗濯方法を紹介します。アイロンがけが少なくなり、家事の負担が軽減されますよ。

洗濯ジワを減らす方法:洗い方編

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洗濯ジワは、衣類の洗い方によって減らすことができます。まずは、洗濯ジワを減らすための洗濯のコツについて見ていきましょう。

ボタンを留めて裏返しにして洗う

シワを防ぎながらYシャツなどをきれいに洗濯したいときは、フロントボタンを留めて、シャツを裏返しにするのが◎。ボタンを留めることで、シャツの形が崩れにくくなるため、結果洗い上がったときの洗濯のシワをつきにくくすることができます。また、裏返しにすることで、シャツの内側についた皮脂汚れも落としやすくできますね。

洗濯はネットに入れて洗う

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洗濯物のシワは、一緒に洗濯した他の衣類と絡んだり、こすれ合ったりすることによってできます。洗濯物どうしが絡んだりこすれたりしないようにするためには、洗濯ネットを活用しましょう。洗濯ネットは、生地に負担がかからないように、できるだけ編み目の細かいものを選ぶのがおすすめです。

洗濯したいシャツを裏返しにしたら、1枚ずつ洗濯ネットに入れていきましょう。このとき、クシャクシャにせずに、きちんと畳んでネットに入れるのがポイント。特に汚れの多い襟元や袖口が表面にくるようにして、ネットのサイズに合うように折り畳み、洗濯ネットの中へ入れて洗います。

洗濯機には適切な量を入れる

洗濯をするとき、洗濯機に入れる衣類の量によっても、シワのできやすさは変わります。洗濯物が少なすぎると、衣類どうしが絡みやすくなりますし、逆に多すぎると、洗濯物がうまく回らず逆に汚れが落ちにくくなってしまいます。衣類にシワができにくくするためにも、洗濯機の容量に適した量の衣類を洗濯機に入れるようにしましょう。

短時間で脱水する

洗濯には、洗い・すすぎ・脱水の3つの段階がありますが、これらの中で最もシワがつく原因になりやすいのは脱水です。この脱水時間を短くしましょう。ある程度の水分を残したまま洗濯機を止め、洗濯物を干すことで、繊維に残った水分の重みが衣類を引っ張り、自然とシワを伸ばしてくれます。

全自動の洗濯機の場合、脱水時間は5~10分ほど設定されていることが一般的ですが、シワを防ぐために理想的な脱水時間は15秒~30秒であるといわれています。脱水のターンになったら、途中で止めて、水分が残った状態で干してみましょう。

洗濯ジワ防止の柔軟剤を使う

洗濯物をふんわりと洗い上げるのに欠かせないものといえば柔軟剤。最近では、洗濯ジワ防止の柔軟剤も販売されているので、これを活用してみるのも手。

洗濯ジワを減らす方法:干し方編

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洗濯ジワは、洗濯物の干し方によっても大きく変わります。ここでは、洗濯ジワをできるだけ少なくする干し方について見ていきましょう。

洗濯機を回し終わったらすぐに干す

洗濯ジワを防ぐために、洗濯が終わったらすぐに干すというのがポイントです。他の家事などで忙しく、洗濯物を干すのがついつい後回しになってしまうこともあるかもしれません。ですが、洗濯機の中に衣類を放置しておくと、時間がたって水分が抜けていき、どんどんシワが頑固になって取れにくくなります。洗濯機が止まったら、なるべくすぐに洗濯物を取り出して干すように心がけましょう。

Yシャツはハンガーにかける

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Yシャツは、特にシワがつきやすい衣類のひとつ。洗濯機から取り出したYシャツは、ハンガーにかけて干します。このとき、ハンガーはできれば太めのものを使うのがおすすめ。肩の部分の形を保ったまま乾かすことができるので、仕上がりがきれいになります。Yシャツをハンガーにかけたら、襟元、袖口、ボタン周りの生地がピンとなるようにしっかりと伸ばして、シワにならないように乾かしましょう。

まとめ

洗濯ジワは、洗濯機に入れるときや干すときのちょっとした工夫で軽減させることができます。洗濯ジワが少なくなれば、アイロンがけの手間がかなり省けて、家事の時短になって嬉しいですよね。また、洗濯ジワを減らす洗濯方法は、衣類のダメージを軽減させる方法でもあります。とくにシワのつきやすいものを洗濯するときには、今回の方法を実践してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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