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2019年01月21日 21:00 更新

【ホッチキスの裏技】分厚い書類のとめ方&中綴じ冊子の作り方

厚みのある書類をホッチキスでひとまとめにしようとすると、ホッチキスの針がうまく刺さらず、やきもきしてしまった経験はありませんか? ホッチキスの限界だとあきらめてしまいがちですが、実は厚い書類を攻略する方法があるんです。そこで今回は厚みのある書類をホッチキスでとめる裏技を紹介。中綴じ冊子を作る方法とあわせてご紹介します。

分厚い書類をホッチキスでとめる裏技

Lazy dummy

用意するもの

厚みのある書類も、いつもなら捨ててしまうアレさえあれば、ホッチキスを使って簡単にひとまとめにすることができます。それは、スーパーで売られている惣菜やお寿司などの発泡スチロール製のトレイです。

書類がある程度の厚みになると、ホッチキスでとめようとしてもうまくいかないことがあります。一度ホッチキスで失敗してしまうと、クリップなどに乗り換えてしまうのが普通ですよね。

ところが、理論的にはホッチキスの針の長さが足りる限り、どんな厚みの書類でもひとまとめにすることができます。針が折れ曲がったり刺さらなかったりするのは、書類の厚みが理由ではないのです。

ホッチキス本来の能力を引き出すために必要なのは、惣菜やお寿司などに使われている発泡スチロール製トレイだけ。針に不具合が生じることなく、厚みのある書類をうまくひとまとめにすることができます。いつもは捨ててしまっている発泡スチロール製トレイを、文房具入れやオフィスの机に入れておくとよいでしょう。

分厚い書類のとめ方

Lazy dummy

ホッチキスと発泡スチロール製トレイを使って、厚みのある書類をひとまとめにするのはとても簡単。手順は以下の通りです。

1. まず、発泡スチロール製トレイをキレイに洗った上で、5cm四方の正方形に切り出しておきます。
2. 切り出した発泡スチロール製トレイの一部を、ひとまとめにしたい書類の下にセットします。
3. 書類を発泡スチロール製トレイの一部ごととめてください。
4. 針が刺さったままの状態になっていると思うので、発砲スチロールを針から引き抜きます。
5. 飛び出たホッチキスの針先を押さえたら、完成です。

発泡スチロール製トレイを書類にあわせただけで、ホッチキスの針が書類に素直に通ってくれるから不思議です。飛び出たホッチキスの針先を押さえる際は、ホッチキスの後部に付いているリムーバーを使うとよいでしょう。針を飛び出たままにしておくと怪我をする恐れがあるので、必ず処理してくださいね。

ホッチキスで真ん中をとめて冊子を作る裏技

Lazy dummy

用意するもの

書類をひとまとめにできる便利なホッチキスですが、使い方を工夫することでワンランク上の仕上がりにすることができます。書類の全ページを2つ折りにし、折り目部分にホッチキスの針を刺し込むことができれば、書類がノートや書籍のような中綴じ冊子に。書類のページがペラペラとめくりやすくなるだけでなく、見た目が美しいのも特徴です。

用意するものはホッチキスだけでOK。ただし、ホッチキスは180度開いておいてください。

冊子の作り方

Lazy dummy

1. ホッチキスを開いて、まず針が付いている位置を確認してください。
2. 製本したい書類の全ページを2つ折りにし、ホッチキスの針が付いている位置が折り目にちょうどあうようにします。
3. ホッチキスを上から強く押して針を書類に差し込みます。
4. 書類を裏返しにして、飛び出ている針をホッチキスのリムーバーを使って内側にたたんだら中綴じ冊子のできあがりです。

ホッチキスは背表紙側(書類でいえば山折の線)に当ててください。内側から針を刺してもOKですが、背表紙にホッチキスの針先が出てしまい、怪我をしてしまう恐れがあるのでおすすめしません。冊子の大きさにもよりますが、針は2箇所に刺すのがいいでしょう。

針を刺したときに机などを傷つけてしまう恐れがあります。いらない雑誌などを下に敷いて、作業をするのがベスト! コルクボードやカッターボードがあれば、さらに作業がしやすくなります。

まとめ

ホッチキスでひとまとめにするのが難しい厚みのある書類でも、発泡スチロール製トレイを使えば、簡単にとめることができます。中綴じ冊子も、一般的なホッチキスを使って手軽に作ることができますよ。想像以上に利用価値が高いホッチキスを使って、いろいろ試してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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