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2018年11月24日 21:00 更新

洗濯や掃除に役立つって本当? 余ったリンスを使う8つの裏技

シャンプーを変えようと思ったとき、リンスだけ残っていて困った経験はないでしょうか。だからといって、まだ残っているリンスを捨てるのは抵抗がありますよね。今回は、余ったリンスを活用するための裏技テクニックを8つご紹介します。

余ったリンスが大活躍! 裏技8連発

Photo by Charisse Kenion on Unsplash

「シャンプー前リンス」で髪をサラサラにする裏技

「リンスはシャンプーの後につけるもの」と誰もが知っている常識も、少し柔軟に考えてみてください。実はシャンプーで髪の毛を洗う前に、リンスをつけてから洗うと髪をサラサラにすることができます。

本来シャンプーは汚れを落とすもの、リンスはダメージからの保護膜を作るという役割です。けれども、先にリンスによって保護膜を作ることにより、シャンプーしたときの潤いを逃がしにくくしてくれます。

髪を濡らす前に、リンスを髪の根元以外につけてください。次に、お湯で流して、いつも通りシャンプーをつけてマッサージしながら洗えばOK。お湯でシャンプーを流すときから、指通りの違いを感じることができるでしょう。

リンスで寝ぐせ直しスプレーを作る裏技

ガンコな寝ぐせは水で濡らしたり、スタイリング剤でどうにかしようとしたりしても、なかなか直ってくれませんよね。そんなときに用意しておくと便利なのが、リンスの寝ぐせ直しスプレーです。

リンスを少~し入れることによって、髪への浸透がよくなるんだとか。そのため、寝ぐせ直しとして活用できるようです。

作り方は、スプレーボトルに水とリンスを入れてよく溶かすだけ。寝ぐせが気になる部分に、リンススプレーをつけます。寝ぐせが直せるだけではなく、リンスの良い香りがするのでヘアミストとしても期待できますね。ただし、あまり濃度が濃いと髪がべたついたり頭皮にかゆみが出たりするので、入れすぎないように注意してください。

リンスで静電気防止スプレーを作る裏技

リンスに含まれている界面活性剤には、静電気を抑制してくれる効果があります。この性質を利用して、静電気を防げるスプレーを作ってみましょう。

静電気防止スプレーは水100mlに対し、リンスを5滴ほどたらします。ノンシリコンタイプのものなど、界面活性剤が入っていないリンスもあります。そのため、しっかり成分をチェックしてから使うようにしてください。

水とリンスは、スプレーボトルに入れてよく振って混ぜ合わせましょう。後は服やカーテンなど、静電気が気になるところに吹きつけます。あまり近い場所から吹きつけてしまうとシミになることがあるので、使うときは20cm~30cmほど離して使ってください。

リンスをフローリングのワックスにする裏技

Photo by Bernard Hermant on Unsplash

静電気防止効果は掃除に活用することもできます。フローリングの拭き掃除に使えば、ホコリがつきにくくなるので、ワックス代わりになりますよ。

リンスを水で薄めたものを雑巾に含ませてしっかり絞るだけです。後はその雑巾でフローリングを丁寧に拭いていけばOK。フローリング以外にも、網戸などホコリがたまりやすい場所の掃除に使ってください。しかし、水気が残っていると、滑りやすくなるので注意してください。

リンスを洗濯用の柔軟剤にする裏技

洗濯機に洗剤を入れてから柔軟剤がないことに気がついた! なんてときに、試してほしいアイディア。リンスに含まれている界面活性剤は、洗濯用の柔軟剤にも含まれています。そのため、柔軟剤がなくなってしまったときは代わりに使うことができるのです。

ただし、一般的な柔軟剤に比べてリンスは粘度があります。使用するときは、しっかりとお湯か水で溶いてから洗濯機の中に入れてください。

リンスで縮んでしまったニットを復活させる裏技

お気に入りのニットが洗濯したら縮んでしまった……なんて経験は、誰でも一度はあるでしょう。泣く泣く処分したという方もいるかもしれません。そんなときにリンスを使えば、縮んでしまったニットを着られる状態に戻せる可能性があるのです。それは、リンスに含まれているシリコン成分のおかげで、これが詰まった繊維をほどいてくれる役割をしてくれるというわけ。

ニットを用意したら、リンスをお湯で薄めた水溶液に漬け込みます。しばらく放置したら、後は軽~く水を絞って陰干しするだけ。乾いたら、あら不思議♪ ニットが元通りになっているかもしれませんよ。

リンスでガラスの結露対策をする裏技

Photo by Diversity Photos on Unsplash

静電気防止スプレーは窓ガラスに使うのもおすすめ。ホコリがつきにくくなるだけではなく、曇り止めを防止する効果が期待できます。これはリンスに、コーティング効果があるから。雨や雪などによって曇りがちな車の窓に使うのもおすすめです。

リンスで油汚れを防止する裏技

リンスに含まれている界面活性剤は、塗ったものをコーティングしてくれます。そのため、静電気防止スプレーを換気扇や電子レンジの掃除の仕上げに使えば、油汚れを防ぐ効果があります。油が全くつかない! というわけではないですが、一度スプレーを吹きつけて雑巾で拭いておけば汚れを落としやすくなるので、毎日の掃除が楽になりますよ。

まとめ

界面活性剤が含まれているリンスは、静電気防止効果やコーティング効果などさまざまな効果が期待できます。ただしリンスは、本来髪に使うものなので、自己責任で試してみてくださいね。髪以外に使うときには、少量で試して問題なさそうだったら、量を増やしたり使う範囲を広げるのがおすすめ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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