ヤカンの焦げ・茶渋・水垢を掃除する裏技は? 重曹とクエン酸が大活躍
ヤカンは使っているうちにどうしても焦げや茶渋、水垢が付着してしまいます。毎日使うものだからなかなか掃除する機会がなく、汚れは蓄積してしまうばかり……。そこで今回は、ヤカンの焦げ、茶渋、水垢を落とす裏技を特集。重曹やクエン酸だけでできる掃除方法をご紹介。漂白剤を使わないから安心です。ぜひチェックしてみてください。
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ステンレス製ヤカンのくすみや焦げを落とす裏技
くすみ対策:重曹ペーストでパック
ステンレス製ヤカンに付着したくすみには、重曹ペーストでパックするのが効果的です。用意するものは、以下の通り。
・重曹:大さじ2
・水:大さじ1
・器(小皿など):1枚
・スプーン:1本
重曹ペーストは、以下の手順で簡単に作ることができます。
1.器に重曹を入れ、水を注ぎます。
2.スプーンを使ってペースト状になるまでよくかき混ぜます。
重曹ペーストは、作ったら一度で使い切るのが原則。使い切れる量で、調整してみてくださいね。
重曹ペーストによるパックの方法は、以下の通りです。
1.ヤカン全体(くすみ汚れが気になる箇所を重点的に)に重曹ペーストを塗布します。
2.そのまま5分ほど放置したあと、スポンジを使って磨きます。
重曹には研磨効果があるので、こすることによってくすみが落ちて、ピカピカに見違えますよ。
焦げ対策:重曹水に一晩つけ置き
ヤカンの表面に墨のような黒い焦げが付着することがあります。これは、汚れが炭になったもの。たわしなどでこすっても、なかなか落とすことはできません。
朝になったらヤカンを重曹水からあげ、汚れがあるところにさらに重曹をかけて、湿らせて固く絞った布で磨きます。
重曹を使う際の注意点
便利な重曹ですが、アルミ製のヤカンには向きません。重曹をアルミ素材の掃除に利用すると、黒ずみが生じてしまうことがあるので注意が必要です。
重曹、すなわち炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性を帯びています。熱をくわえると、アルミと化学反応を起こして黒ずみが生じます。
アルカリ性自体はそれほど強くありませんから、重曹が触れたところがすべて黒くなるわけではありません。とはいえ、劣化を早めてしまう恐れがあるので、アルミ製のヤカンに重曹を使うのは避けるのが無難です。
ヤカンの茶渋や水垢を落とす裏技
クエン酸で煮立たせる
ヤカンのなかに付着した頑固な茶渋や水垢は、スポンジでこすってもキレイに落とすことは難しいものです。クエン酸水で煮立たせて除去してしまいましょう。手順は以下の通りです。
1.ヤカンに水とクエン酸を入れます。水1リットルに対して、クエン酸の量は大さじ1ほどです。
2.そのまま10分ほど中火で煮立ててください。
3.火を止めたら一晩そのまま放置します。
4.朝になったらクエン酸水を捨てます。
5.スポンジを使って、汚れが気になるところをこすってすすぎ洗いします。
注ぎ口はどうやって洗う?
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注ぎ口なども茶渋や水垢がたまりやすい場所です。スポンジが入りにくいところは、専用のブラシのほか、歯ブラシを使うと◎。
クエン酸はアルミ製もOK
重曹を使ってアルミ製のヤカンを掃除することはできませんが、クエン酸であれば問題ありません。クエン酸を使ってアルミ製のヤカンに付着した汚れを取る方法をご紹介します。用意するものと掃除の手順は、以下の通りです。
・クエン酸
・水
・ボウルなどの容器
・キッチンペーパー
・割り箸
1.クエン酸水を作ります。
まずは、ボウルなどの容器に水とクエン酸を入れてよくかき混ぜます。水1リットルに対して、クエン酸が小さじ5の割合です。
2.クエン酸水にキッチンペーパーを浸します。
クエン酸水にキッチンペーパーを浸し、しっかり染みこませます。
3.ヤカンの汚れが気になるところに、キッチンペーパーを貼ります。
4.そのまま、30分ほど放置します。
汚れが浮いてきているかどうか様子を見て、やわらかくなっているのを確認したらキッチンペーパーをはがしてください。
5.こすり洗いし、水ですすぎます。
金属たわしは、ヤカンに傷を付けてしまう恐れがあるので使用は控えましょう。汚れを取り除くことができたら、水ですすぎ洗いして終了です。
まとめ
ヤカンの焦げや茶渋、水垢には重曹やクエン酸を使って掃除するのがおすすめです。どちらも人体に悪影響がないので、掃除後も安心して使用することができますよ。ピカピカに仕上げて、気分よく調理を楽しんでください。
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