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2018年12月27日 10:39 更新

マット・カーペットに絡んだ毛をキレイに取る裏技

マットやカーペットに毛が絡んでしまうと、掃除機をかけてもなかなか取り除きにくくなってしまいます。いちいち手で取るのは面倒ですし、かといってそのままにしておくと不潔になるばかりで、ダニの温床にもなりかねません。そこで今回は、効果的な掃除機のかけ方から意外な裏技まで、マットやカーペットに絡んだ毛を取り除く方法を紹介します。

毛をきちんと取り除く掃除機のかけ方

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ゆっくりと動かす

マットやカーペットに毛が絡むと、なかなか掃除機では吸い取れない印象がありますが、実はかけ方次第で、思いのほかきちんと取り除くことができるんです。ポイントは、掃除機を動かすスピード。ガシガシ何度も力を入れながらノズルを往復させてしまいがちですが、力を抜いてゆっくり動かすことで絡んだ毛が吸い取りやすくなります。

マット・カーペットの毛並みに逆らって

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マットやカーペットの毛流れに逆らって掃除機をかけるのも、絡んだ毛やゴミを取り除くのに効果的です。どんなカーペットにも、毛並みが流れている方向があります。

とりわけパイル(毛足が丸くループ状になっているもの)のカーペットは、人に踏まれて毛足が寝てしまいがち。毛流れと逆方向に掃除機をかけることで、毛足を起こすことができるわけです。

掃除機をかける際には、はじめに毛並みに沿って動かして、そのあと逆方向に二回、ゆっくりと力を入れずにかけてみてください。毛足が起きて、奥のほうにある毛やホコリを取り出しやすくなるはずです。

急いでいるときは、毛流れとは逆方向に一回だけ掃除機をかけるのがよいでしょう。ちなみに、手でなでてみて、カーペットの色が明るくなる方向が毛流れの方向です。

掃除機の前に、ブラッシングすると効果的

掃除機をかける準備段階として、ブラシ(なるべく目が粗いもの)でカーペットの毛足を起こしておくのがおすすめ。ゴミや毛が浮き上がり、掃除機で吸い取りやすくなります。

輪ゴムやゴム手袋を使った裏技

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ゴムで毛が取れるしくみ

カーペットの繊維をゴムでこすると大きな摩擦が生じ、その結果、静電気が発生します。すると、ゴム周辺の毛やゴミが、ゴムをめがけて集まってきてくれるというわけ。

ゴムを使った掃除方法

ゴム手袋を手にはめた状態で、マットやカーペットを撫でてみましょう。ると、ゴム手袋がゴミや毛をたくさん吸着し、固まったホコリや髪の毛が出てきます。表面上にゴミをかき出すことができたら、掃除機で吸い込み、ゴミが散らからないようにしてください。

輪ゴムの場合は、使い終わったキッチンラップの芯に輪ゴムを何個か巻きつけたものを使って、同じくマットやカーペットを撫でます。その他、小さいスペースであれば輪ゴムを結んで"こぶ"をつくり、こぶを転がすようにして、ゴミを絡めとるという方法もあります。

ちなみに、この方法はマットやカーペットだけでなく、洋服にも応用可能です。ニット製品などの表面をゴム手袋でやさしくてなでるだけで、エチケットブラシを使ったみたいにキレイになるので試してみてください。

マット・カーペットを徹底的に掃除する裏技

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ひっくり返して裏側からたたく

【 用意するもの 】
・掃除機
・カーペットクリーナー
・固い棒(傘でもOK)

【 掃除の仕方 】
1. カーペットを床からはがします
2. カーペットの裏側を固い棒でたたいて、落とせるゴミを落とします

棒でたたいてゴミを落とす際は、カーペットをベランダや庭などに持ち運んで、物干し竿などにかけるとやりやすいです。裏側からたたくことで、カーペットの毛足を立たせることができます。

粘着ローラーで毛を取り除く

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たたいて大きなゴミを落とし、カーペットの毛足を立たせたら、カーペットを床に戻して掃除機をかけましょう。掃除機をかける際は、紹介したようにゆっくり行うように心がけてください。焦らず十分に時間を使って、カーペット全体をキレイにします。毛流れに沿って掃除機をかけると、奥のほうに絡んだゴミを吸い取ることができません。毛流れとは逆方向に、掃除機を動かすのも大切なポイント。

たたいたり、掃除機で吸い取ったりするだけでは取り除けないゴミは、粘着ローラー(カーペットクリーナー)で吸着しましょう。目に見えているものだけでよいので、毛足に絡まったゴミを丁寧に取り除いてください。粘着ローラーは、強力なタイプのものを選ぶとしっかり取れそうですね。

まとめ

フローリングの部屋で、快適に過ごすために欠かせないマットやカーペット。家族が安心していられるためには、常に清潔にしておきたいものです。輪ゴムやゴム手袋を使った方法は、テレビを観ながら、子どもと遊びながら、「ながら掃除」ができるので、日常に取り入れてみるとお部屋がすっきりするでしょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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