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2018年09月26日 14:05 更新

家計簿が簡単に継続できる3つの方法と便利ツール

今年こそは家計簿をつけて節約しよう、と思ってもすぐに挫折してしまった経験がある方も多いでしょう。そもそも家計簿のつけ方が間違っているため、挫折してしまうのです。家計簿が続かない理由を理解し、続けられる家計簿のつけ方をご紹介します。

家計簿を始めても挫折してしまう原因とは

Lazy dummy

家計簿が続かないのは、きちんとした理由があります。次の項目をチェックしてみて、自分に当てはまることが多いなら、それらを改善していく必要があるでしょう。

家計簿の付け方が合ってない

家計簿は手書きもあれば、スマホアプリやソフトなど自動計算できるものもあります。手書きの家計簿のよさは、少ない項目でざっくりと管理できることです。スマホアプリはレシートを撮影するだけで自動入力してくれますから、記入する暇がない方に向いています。どちらも続けられなければ意味がないため、できるだけ手間を省き操作が簡単であることが選ぶ条件です。

家計簿の項目を細かく決めすぎてる

家計簿の項目が多くあると、入力や記入する内容が多くなり続きません。レシートから1つずつ内容を書き写す方法では、時間がかかり続くわけがないのです。スーパーでは食品や日用品を購入することが多いため、ざっくりと「〇〇スーパーいくら」と記載しましょう。これなら金額を書き写すだけで済むため、面倒だとは思わなくなります。

レシートなどを捨ててしまう

家計簿をつけるにはレシートが必要ですから、レシートの管理を見直す必要がある方もいます。買い物の際には必ずレシートをもらい、お財布の所定の場所に入れるようにしましょう。お札と一緒に入れると行方不明になりやすく、お札とレシートの分類だけで挫折する可能性があります。お財布はレシートを別に入れられるよう、仕切りがたくさんついたものがおすすめです。

家計簿を付ける目的が定まってない

家計簿をつけるのは、収入と出費を把握し、無駄な費用を節約するためです。その節約に目的がないと、なかなか家計簿は続かないでしょう。子育て家庭なら子どもの教育費としてや、家族で年に1回旅行に行くためなど、目標を持つと家計簿もやりがいがでてきます。

家計簿を簡単に付ける方法

Lazy dummy

家計簿が続いて貯蓄ができている家庭は、あるルールに沿ってつけていることがわかっています。今まで挫折してしまった方は、そのルールを真似するだけで実践しやすくなるでしょう。

簡単に家計簿を付ける基本事項

家計簿に最低限でもつけたいのが、収入と固定費です。共働きなら給料日に夫と妻の収入をそれぞれ書き出していきます。家賃や住宅ローン、光熱費、ネット通信費やスマホ代、保険料、子ども費などを固定費とするのです。必ず毎月かかる費用を項目として設けて書き出す方法なら、毎月費用が決まっているため、詳しい金額を記載する必要はありません。それぞれの項目は1,000円単位でざっくりと記入し、光熱費のように細かい金額になっても細かい数値は記載しません。

全て固定費として計算

毎月必ず出費となる項目をすべて固定費として扱い、月の最初に家計簿へ書き写していきます。すると固定費が最低いくら必要かわかるため、収入-固定費の計算で、月々にやりくりする費用がわかるでしょう。毎日家計簿で管理するのはこのやりくり費のみです。固定費とやりくり費を決めたら、残りが貯蓄となります。収入が月によって変わる方は、月によって貯蓄の額も変えましょう。

使いやすい家計簿を使う

市販の家計簿は項目が多すぎて、意外と使いにくいという方が多いようです。ざっくりと家計簿を管理するのに適しているのが、大学ノートでしょう。手描きであれば、自分の好きなデザインのノートを選ぶと楽しく続けやすくなります。

家計簿をつけるツールの種類

Lazy dummy

家計簿をつけるツールは種類があるため、それぞれ使ってみて、手間が一番少ないものを選んでみてください。パソコン、手書き、アプリの3種類を紹介します。

パソコンで管理する

パソコンを使えば、自分流に好きなように項目を追加できて、合計金額も自動で出てきます。一度自分流のテンプレートをつくれば、何度も使いまわしができます。完全オリジナルのため、欲しい項目を加えられ無駄がありません。

手書きでまとめる

ノートを使って手書きにするなら、最初に固定費を書き出し、毎日の買い物では「スーパー1,200円」のように、ざっくりと書き出します。数字を書くのさえも面倒であれば、レシートを貼り付けてしまう方法もおすすめです。週に1回やりくり費を使いすぎていないか計算し、月の最後にも割り出して反省しましょう。

アプリで簡単に把握

スマホアプリでは、レシートで撮影して自動入力ができて、銀行口座やクレジットカードと連携できるものが無料で提供されています。支払いを銀行引き落としやクレジットカード払いにしておけば、日々の細かい買い物だけをアプリで撮影するだけでよくなります。

まとめ

家計簿が続かない理由は、細かく記入し過ぎているからです。項目が多すぎて面倒だと感じた方は、レシート1枚単位で記録するようにしてみましょう。買い物をする回数が多い方は、週末にまとめ買いすることで家計簿に書き写す手間がぐっと減ります。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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