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2018年11月17日 18:35 更新

靴ズレを予防する裏技は? 靴の手入れ・足の保護・対策グッズを紹介

新しい靴を履くと、決まって靴ズレを起こしてしまうという方も多いはず。履き慣れている靴だとしても、長い時間歩き続けるとやはり靴ズレしてしまうことがあります。そこで今回は、靴ズレを予防する裏技を特集。靴に細工をしたり足を保護したりする裏技以外に、根本的に予防する方法についてもご紹介します。

靴ズレを予防する裏技①靴に細工をする

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シューズストレッチャーで靴のサイズを大きくする

靴に細工をすることで、靴ズレを予防できる場合があります。サイズがちょっと小さく感じるときは、靴を伸ばすことが可能です。手順は以下の通りです。

1. アルコールと水を1:1の割合でスプレーボトルに入れて、靴の中にスプレーします。
2. 20分間そのまま放置し、シューズストレッチャー(靴型を補正する器具)を使って、靴を前後に広げます。

靴のサイズを大きくすることで、足の負担を減らすことができるかもしれません。

革靴専用クリームでやわらかくする

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革靴は、乾燥すると硬くなる傾向があります。とくに製造されてから時間が経過した靴や、販売店に長く置かれていた靴は、乾燥が進んで硬化している可能性があります。

革靴専用のクリームを塗り込むことで、皮をやわらかくすることが可能。結果的に履きやすくなり、靴擦れしにくくなる効果が期待できるでしょう。

中敷きを敷く

衝撃を吸収する効果のある中敷きを敷くことで、滑り止めになり、足が靴の中で安定します。肌と靴の摩擦を抑えることにつながり、靴ズレしなくなる場合があります。

中敷きのほか、つま先専用やかかと専用という具合に、一部分だけの中敷きも各メーカーから販売されています。痛い箇所に合わせて選ぶとよいでしょう。

潤滑剤を塗って靴の滑りを良くする

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靴と肌が直接当たって痛いところに潤滑剤を塗るという方法もあります。石鹸やベビーパウダー、ワセリン、ろうなどを塗布すると、摩擦が緩和され、靴ズレが解消されることがあります。

とくにバックストラップが付いているタイプのパンプスで靴ズレがあるときは、ワセリンが効果的だといわれています。

靴ズレを予防する裏技②足を保護する

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靴下やストッキングを履く

足を保護することでも、靴ズレを予防できることがあります。例えば、靴下やストッキングを履くことで足への負担を軽減することが可能です。とくにパンプスの場合、ストッキングを着用するだけでも、靴と肌の摩擦を減らせます。

あらかじめ絆創膏を貼っておく

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靴ズレが起きる前に、かかとなど靴の内側に絆創膏を貼っておくのも効果的です。それでも靴ズレしてしまうようなら、足にも貼ってみてください。

なるべく厚みのある絆創膏がよいでしょう。最近では靴ズレを防止することに特化した絆創膏も、ドラッグストアなどで簡単に入手することができますよ。

靴ズレ防止グッズを身に着ける

靴が大きすぎる場合など、歩くたびにかかとが浮いてしまうことがあります。そんなときは、かかとのあたりに設置するパッドを利用するのがおすすめです。靴ズレを防いでくれるだけでなく、クッション性が高く、履き心地も改善してくれます。

かかと用、つま先用など足の特定の部分の負担を軽減するクッションもあります。靴ズレが起きているところにはめ込むと、痛みが解消される場合があるので試してみてください。

靴ズレを根本的に予防するには

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靴の形・サイズ選びを見直す

上でご紹介した対処法は、あくまでその場しのぎのもので、靴ズレを解決することはできません。靴ズレを根本的に予防するには、まず靴の形やサイズが、本当に足に合っているかを確かめる必要があります。

足には甲高や幅広など、いろんな形があり、一人一人大きさも形も違います。その意味で、市販の靴にぴったりと足を合わせることは決して簡単なことではありません。つまり、多くの方が足に合わない靴を履いている可能性があるわけです。

どんな靴でも、サイズや形が足にあっていてれば、履いているうちに足になじんでくるものです。長く履いているのにいつまでたっても靴ズレしてしまう場合は、足に靴が合っていない恐れがあります。とくに、革靴など、硬い素材を使った靴の場合、足の形を変形させてしまうことがあるため、注意が必要です。ぜひ靴の形やサイズ選びを、見直してみるのがよいでしょう。

正しく歩く

正しい歩行を心がけるのも、靴ズレを根本的に予防するのに効果的です。例えば、左右の靴底を見比べてみてください。もし、片足に重心が偏った歩き方をしていれば、片方だけ異常にすり減っているはずです。その場合、片方の足の一部に、大きな負担がかかっていることが靴ズレの原因になっている可能性があります。

とくにかかとのあるパンプスは、つま先に重心がかかりやすいため、親指の周辺に靴ズレができやすいといわれています。靴ズレができやすいところの靴底がすり減る傾向がある場合は、正しい姿勢で歩くよう心がけてみてください。

まとめ

せっかくお気に入りの靴だとしても、靴ズレしてしまっては楽しみも半減してしまいます。靴のお手入れや足の保護だけでなく、靴の形やサイズを見直したり、歩き方を改善したりして、靴ズレの根本的な解決への糸口をつかんでくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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