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2019年02月19日 07:00 更新

無農薬で家庭菜園は難しい? 薬を使わない害虫駆除のやり方とは

ベランダや庭で果物や野菜などを家庭菜園をしていると、頭を悩ますのが群がる害虫たち。でも可能であれば、無農薬でおいしい野菜や果物を育ててみたいですよね。そこで無農薬で家庭菜園をやるときのポイントについて、まとめてみました!

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無農薬で家庭菜園を行うのは難しい?

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手間がかかる

スーパーや直売所をのぞいても、「無農薬野菜」は農薬を使って育てている野菜と比較して値段も高いですよね。それはやはり手間も時間もかかるため。農薬を撒けば、病害虫や雑草対策が一気にできます。しかし、この農薬を使わないとなると、虫を取り除いたり雑草を取り除いたりと、手作業で対策しなければならず、手間と労力がかかるのです。

土壌づくりが難しい

もうひとつ、おいしい野菜を育てるためには、土壌と野菜の相性の良さが出来を左右します。農薬を使わないとなると、強い土壌を作るのが難しくなり、さらに相性が悪ければ、野菜自体が弱くなってしまいます。弱くなった野菜は、虫にとって大好物! 格好の餌食となってしまいます。

家庭菜園の害虫駆除方法

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それでは、無農薬で家庭菜園を行うことは不可能なのでしょうか? 確かに難易度は高いですが、いくつか有効と思われる対策方法をご紹介します。

水で撃退

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ひとつはシンプルですが、水圧で、野菜や植物などの葉や茎についた虫を落とす方法です。しかし水圧が強すぎると野菜そのものを痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。水に弱い野菜や果物があるので、相性を考えつつ行うようにしましょう。

防虫ネットで侵入を防ぐ

比較的手軽に使えるのが防虫ネット! 苗にかぶせることで外からやってくる害虫を防ぐ効果が期待できます。しかし害虫によっては網目をすり抜けてしまい、効果がないことも。対策したい害虫によって適した網目が異なるので、育てる植物を狙いやすい害虫を調べて、それに合ったネットを用意するのがベストです。小さい網目にしすぎてしまうと風通しが悪くなってしまい、うまく育たなくなることも覚えておきましょう。害虫によっては、敬遠する色もあるため、その色を使った防虫ネットを取り入れるのも一つの手ですよ。

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虫が嫌がるハーブを育てる

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実はハーブには防虫効果があるものもあります。特に忌避効果が高いといわれているのがペパーミントやタイム、バジルなど! 家庭菜園をしているプランターの横で育ててみるのもいいですね。

害虫から無農薬の家庭菜園を守るために

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無農薬で家庭菜園を始めるには、準備が大切です。環境や育てる品種として、無農薬でも強く育つものをチョイスすることが、失敗しないポイント。

害虫に負けない環境作り

無農薬で野菜や果物を作るときに限らず、家庭菜園では栽培環境がとっても大事! 弱酸性で水はけの良い土壌、ほどよい日光、風通しの良さ、適度な水分……。野菜や果物がおいしく育つためには、それぞれ適した条件があります。

例えば、たっぷりの水分と日光を好むものもあれば、水分をあげすぎると枯れてしまう植物も……。全ての植物たちが同じ条件下で育つわけではないため、それぞれ育てたいものに合わせて栽培環境を整えてあげましょう。その環境が整えられる品種を選ぶことで、強く育つものを作ることができます。

栽培品種を厳選する

一口に同じ名称の野菜でも、品種によっては害虫に強い品種・弱い品種など、特徴もさまざまです。農薬に頼らず野菜や果物を育てたいなら、害虫に強く、育てやすい品種を選ぶのも一つの手!

害虫に強い野菜は春菊、ベビーリーフ、ラディッシュなど! 葉物野菜は植付けから収穫まで時間もかからないので育てやすくておすすめです。

まとめ

無農薬野菜は購入してしまうと高いですが、新鮮・採れたての野菜を家庭菜園で食べられるのは嬉しいですよね。スタートする前に、環境が整えられるか、また強い品種を選ぶことで、無農薬でも家庭菜園を成功させる確率があがりますよ。

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