女性の護身グッズ「防犯ブザー」。大人向けデザインのおすすめ3選
いざ犯罪に巻き込まれそうになったときは、びっくりしてしまってなかなか思うように大きな声を出すことができないもの。防犯ブザーがあれば、紐を引っ張るだけで大きな音を発してくれるので、防犯に役立ちます。今回はそんな防犯ブザーの役割や効果的な持ち方、選び方について解説。大人の女性におすすめのアイテムとともにご紹介します。
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大人の女性にもおすすめ! 防犯ブザー
防犯ブザーの役割
防犯ブザーは、とりわけ屋外で起きる犯罪被害を防止するのに役立ちます。いざというとき、人はなかなか声を出せないものですが、防犯ブザーが手元にあれば、紐を強く引くだけで大きな音を出すことが可能。相手を威嚇して、退散させることができる場合があります。
というのも、犯罪加害者の多くは、犯罪行為が人の目に触れることを嫌います。ある程度離れたところにまで音が届く防犯ブザーを持ち歩くことは、犯罪被害を防ぐのにたいへん有効だといえるでしょう。実際に、防犯ブザーを使用することによって犯人を蹴散らしたケースがいくつもあります。
見せるように持つのが効果的?
防犯ブザーは、どのように持ち歩くかによってその効果を最大限に高めることができます。例えば、カバンのなかに入れておくのではなく、カバンの外側にぶら下げるなど、見える位置に取り付けるのがおすすめです。
見えるところにあることで、犯罪を抑止する効果が期待できるだけでなく、必要なときにブザーを鳴らしやすいという利点もあります。いざというときに、カバンのなかにあるブザーを探しているようでは意味がありません。できれば、暗い夜道などを一人歩きする際は、ブザーの紐に手を添えておくのがよいでしょう。
防犯ブザーの選び方
防犯ブザーの音量について
防犯ブザーには、「~デシベル」という具合に音量が表示されていることが多いです。一般に、70~120デシベルの音量が採用されていますが、それがいったいどの程度の音なのか、目安となる比較対象を挙げて解説しましょう。
70デシベル:セミの鳴き声(2mの距離)・やかんの吹き出し音(1mの距離)
80デシベル:地下鉄の車内の音・ピアノの音(1mの距離)
90デシベル:騒々しい工場のなか
100デシベル:電車が通過する際のガード下の音
110デシベル:自動車のクラクション(2mの距離)
120デシベル:ジェットエンジンの近く
見えるところにぶら下げるならデザインも気になるところですが、やはり実用性を重視して大きな音量のものを選びたいですね。
防犯ブザーの種類と使い方
防犯ブザーは、音の鳴らし方によって、主に次の3つの種類に分けられます。順に解説していきます。
・紐を引く
・ピンを引き抜く
・ボタンを押す
紐を引いて音を出す防犯ブザーは、最も一般的です。カバンにぶら下げておくと、とっさに引っ張ることができます。目に見えやすいので犯罪の抑止力にもなります。
ピンを引き抜いて音を出す防犯ブザーは、再びピンを差し戻すと音が止まってしまいます。いざというときは、引き抜いたピンを遠くに投げ捨ててください。
ボタンを押して音を出す防犯ブザーは、紐やピンが付属しているのが普通です。ボタンを押すのをやめると音が止まってしまうものが多いようです。いざというときには、紐やピンを引っ張って使います。
防犯ブザーの機能をチェック
防犯ブザーの多くは、電池で作動しますが、使わずにいても電池は放電してしまいます。練習にもなるので、ときどき実際にブザーを鳴らしてみて、音が鳴るか確認するようにしてください。電池は定期的に入れ替えするとよいでしょう。数カ月に一度(少なくとも半年に一度)は、動作確認してください。なお、防犯ブザーによって使用する電池が異なります。アイテムにあった電池を用意しましょう。
反射板が付いたもの、LEDライトが付いたものなど、夜道を歩くときに心強い機能が備わったものもあります。
大人の女性におすすめの防犯ブザー3選
xinban 防犯ブザー
ピンを抜いて音を出す防犯ブザーです。音量はなんと140デジベルで、耳がキーンとなるレベル。ミニLEDライトが付いているので、暗い道を照らしながら歩くことも可能。丈夫なABS素材を使用しています。
ヨシオ 防犯ブザー PAW-20
紐を引いて音を出す防犯ブザーです。紐が長いので、抑止効果が期待できます。防滴構造で雨に濡れても安心です。ブザーが鳴ると同時に、ライトが点滅する仕組みになっています。普段はライトとして使うこともできます。音量は、100デシベルとなかなかの大音量です。
アスカ プリンセス防犯ブザー GE037P
チェーンを引いて音を出す防犯ブザーです。ピンクのハートモチーフは、バッグに付けておしゃれな大人用デザイン。スイッチをオフにしておくと、誤作動を防ぐことができます。満員電車に乗る際などに便利です。音量は85デシベル。
まとめ
できるだけ危険な状況を作らないよう心がけることが大切ですが、やむをえず夜道を一人歩きしなくてはいけないことはあるもの。そんなときは防犯ブザーを持っているだけで、少し心強くいられるはずです。実際、防犯ブザーを持っていることで防げる犯罪もあります。ぜひ持ち歩く習慣をつけて、自分の身は自分で守ってください。
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