簡単! 書類やコードの収納に使える、マスキングテープの活用法
カラフルなマスキングテープの色や柄を活かすことで、書類や物を分かりやすく整理収納するアイデアをまとめました。整理収納する上で、大切なのはその状態をキープできること。つまり、戻すという行動をいかにできるかがポイントなんです。今回は、マスキングテープで戻しやすい仕組みづくりについても考えてみたいと思います。
こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。
セリアやダイソーなどの100円ショップや、街の雑貨店に行くと、可愛い柄やカラフルなマスキングテープがたくさんあります! 新作を見かけると、ついつい集めたくなってしまいますよね。
マスキングテープといえば、スクラップアルバムをアレンジしたり、ラッピングに使用したりと、デコレーションやリメイクに使うイメージが強いですが、マスキングテープの使い道はそれだけではありません。
色や柄を活かして目印にすることで、書類や物を分かりやすく整理収納することにも役立つのです。
そこで今回は「片づけ」の視点から、マスキングテープを活用するアイデアをまとめてみました。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マスキングテープの"色"を活かした書類の整理収納
書類整理と言えばラベリング。色が見えるとごちゃごちゃしてストレス……という方がいる一方で、文字だけのラベリングが貼られた真っ白のファイルが並んでいると中にどんな書類が入っているのか分かりにくい……というお悩みも伺います。
色や形で認識するのが得意な方には、文字のラベリングだけでなく、マスキングテープやシールを貼ってみるのはいかがでしょうか。
例えば、書類を人別にファイリングしている場合、人ごとに何色かを決めてファイルに貼っておくことで判別がラクになります。自分の色は〇色と覚えることができるので、お子様にとっても分かりやすいですね。
色違いのファイルやボックスを買わなくても、マスキングテープで簡単に見分けやすくなりますよ。
貼るだけでOK! 充電コードを迷わず管理
ビデオカメラやデジカメなどの充電コード、どれがどれだか分からなくなることってありませんか?
機器本体と充電コード両方に、同じ色のマスキングテープを貼っておくと迷いません。
収納ボックスにいれて保管する場合は、ボックスにも本体・コードと同じ色のマスキングテープを貼っておくと戻しやすいですね。
「戻す場所はここですよ」マステで定位置作り
子どもの大きなおもちゃを床置きにしている場合、遊んだまま放置していたり、日によって置かれている部屋が違ったりすることもあるかも知れません。
「戻す箱」がいまいち定位置化していない場合は、マスキングテープで「枠」を作ってあげます。
おもちゃの定位置=戻す場所がしっかり把握できることで、戻したくなる仕組みです。
オンリーワンの収納グッズで戻したくなる仕組み
お母さんはシンプルな収納ケースが好きだけど、お子様はカラフルな方が好きという場合も。そんな時は、マスキングテープを使って「片づけたくなる」お気に入りの収納ボックスを作ってみませんか?
お子様の成長と共に、そのボックスが必要なくなったらシンプルなケースに戻して再活用することもできますよ。
跡が残らない! マスキングテープ活用法
壁にフックを付ける際、賃貸マンションのため「跡を残したくない」「剥がしたときに壁紙も一緒に剥がれるのが心配」ということもありますよね。そんな場合は、マスキングテープを先に貼り、その上にフックを両面テープで貼っておくと跡が残りにくいです。
ちなみに、このテクニックはラベリングにも効果あり! 紙製のファイルボックスや、カラーボックスに直にテプラでラベリングすると、剥がした時に跡が残ってしまうことがありますよね。マスキングテープを下地として貼り、その上にラベリングを貼っておくと、剥がしたときに跡が残りにくくなります。
まとめ
マスキングテープの柄やカラフルさを活かすことで、一目で見分けやすくなったり、探しやすくなることがあります。必要に応じて、整理収納にマスキングテープを活用してみてくださいね!