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2021年04月12日 12:01 更新

害虫駆除の料金目安は? 業者選びのポイントと注意点

シロアリやハチ、ネズミなど素人ではなかなか駆除が難しい害虫は、害虫駆除業者の手を借りるのが一般的でしたが、「ゴキブリは見るのも嫌」と、日常生活で見る害虫も駆除を依頼する、という方も昨今では増えているようです。そこで今回は、害虫駆除を業者に頼むときに、気をつけるべきポイントについてまとめました!

害虫駆除サービスって?

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害虫駆除、素人とプロとの違いは?

突然ですが、みなさんは害虫駆除をプロに頼んだこと、ありますか? 自分で行うのとプロで行うのと、大きな違いはなんなのでしょうか?

実は業者が使っている殺虫剤も、市販されている殺虫剤もあまり大差がないと言われています。周辺の住宅や人体への影響を考慮し、環境基準に準じたものを使わなければいけないため、効果や効能にはさほど違いはないようです。けれど、ノウハウやその他の専用防虫グッズなどを駆使し、害虫駆除に最も効果的な使い方をすることによって、より害虫にしっかりアプローチして効果を引き出してくれるというのが素人とプロとの大きな違いになってくるでしょう。

また害虫駆除業者には、再発防止を防ぐためにアフターサービスや補償をつけているところがほとんど! 万が一出現した際も安心ですし、何より専門のプロがやってくれた、という結果は安心感が違います。大嫌いな虫の近くに行かなくていいのも助かりますね(苦笑)。

害虫駆除の内容と費用は?

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では具体的に、害虫駆除の内容とだいたいの相場目安についてご紹介します。もちろんサービスや状況によっても価格は変動するので、あくまで参考程度にご確認くださいね。

ゴキブリ

ゴキブリは1匹見かけたら他に何十匹もいると思え、と言われるほど、繁殖力が高い害虫です。今はまだ目に見えていないだけで、もしかしたらもうすでに卵を産み落とされていたりする可能性も考えられます。

ゴキブリの駆除サービスは、経験豊富な専門スタッフが自宅に伺い、生息・繁殖状況をチェック。薬剤でゴキブリを駆除し、ゴキブリを寄せ付けにくい環境に整えてくれます。

費用目安 : 15,000〜30,000円

シロアリ

家に住み着いてしまうと大変なことになってしまうシロアリ。特に新築から5年経った家は注意が必要です。生活していて床が一部凹んでいるように感じたり、ドアや襖がうまく開閉できなくなってきたら、シロアリの被害に遭っている可能性も……。

シロアリの駆除は大きく分けて2つあります。ひとつは、ペイト剤と呼ばれる毒餌をシロアリに食べさせて巣に持ち帰らせることによって、シロアリをまるごと撃退する方法です。薬剤を撒かないのでペットや小さい赤ちゃんがいるご家庭でも安心。

もうーつは殺虫剤を散布する方法。即効性が高く、すぐシロアリを撃退できます。

費用目安 : 4,000円〜15,000円/坪

ネズミ

ネズミはかなり繁殖能力が強いので、見かけたらすぐ駆除することが必要です。また、寄生虫が付いている場合もあり、ここはプロにお任せして住環境の衛生面もお願いしたいところですね。業者に依頼すれば、撃退だけでなく、ネズミが侵入しにくい住環境づくりの提案も合わせておこなってくれますよ。

費用目安 : 30,000〜150,000円

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そのほか、蜂の巣の駆除、ムカデ、ダニ・ノミ、チョウバエ、チャタテムシなどさまざまな害虫駆除を依頼できます。業者によっては対応していない害虫もいるため、詳細は各業者のWebページで確認するようにしてくださいね。

害虫駆除業者選びのポイント

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業者見極めのチェックポイント

・料金システムが明朗会計がどうか

チラシやWebサイトのキャンペーン価格につられて契約したけれど、その価格で受けるためには条件が必要だったことが後からわかり、結果追加料金が必要になったりオプションを加えたりと、当初予定していた金額から大幅にずれてしまった……というケースも、正直少なくありません。

基本料金は安いけれど、追加料金やオプションメニューが必要になってくる可能性もありますので、表に見えている金額だけで判断せず、複数社見積もりを取り、比較検討するようにしましょう。

・資格・免許を持ったスタッフが対応してくれるかどうか

実は害虫駆除を行うこと自体には、特別な免許はいりません。しかし、人気の業者は信頼感と安心感を顧客に与えるため、さまざまな資格を取得していることが多いです。

例えば
・県の建築物登録業の「建築物ねずみ昆虫等防除業」に登録しているかどうか
・ペストコントロール協会に加入しているか?
・「防除作業監督者」が在籍しているか?

などです。Web上でこれらの情報が出ているか、確認するようにしましょう!

・保証があるかどうか

害虫業者を選ぶとき、保証やアフターサービスがもチェックです。万が一保証期間内に害虫が再度出現した場合でも、基本的には無料で対応してもらえます。保証期間は業者によってさまざまで、1年間のところもあれば5年間に設定しているところも。保証期間が長いということはそれだけ自信があるということですから、質を比較をする際のポイントにもなりそうですね。

まとめ

頼れる害虫業者ですが、なかには「かなり高い金額を請求された」「思ったよりも効果がなかった」なんてトラブルも少なからずあるようです。害虫のせいで不快な思いをしているのに、さらに不快感が増さないためにも、

・見積もりは必ず複数社とる(3社以上がマスト!)
・保証がついている業者を選ぶ
・あまりにも安すぎる業者は要注意

以上の3点を抑え、業者選びを進めていくのがポイントのよう。もし検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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