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2018年11月15日 18:00 更新

窓に生えたカビの取り方は? 窓枠・パッキンをきれいにするコツ

カビというと、お風呂場や押入れをイメージする方が多いかもしれません。しかし、一見通気性の良い窓もカビが発生しやすいため注意が必要です。一度つくとなかなか取れないカビ。この機会に、基本の取り方と、窓枠やパッキンをきれいにするコツについて、しっかり押さえておきましょう。

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窓ガラスのカビを除去する方法

Photo by Weronika Marcińczyk on Unsplash

カビの掃除をするときに、ついつい忘れてしまいがちな窓周り。特に寒い時期や湿気が高い時期は、汚れが溜まってカビも発生しやすくなるため注意が必要です。窓ガラスにカビがついているだけなら拭き取ればいいですが、ゴムパッキンにまでカビが広がっている場合は、徹底的に除去しないとどんどんカビの範囲が広がってしまいます。

カビ除去の注意点

カビ掃除をすると、どうしてもカビの胞子が空気中に舞いやすくなります。そのため、できるだけ身体に入り込まないような対策が必要です。マスクをしたり、ゴーグルやメガネをしたりして、体内にカビの胞子が入り込まないよう注意してください。加えて、洗剤による手荒れを防ぐための手袋も必要でしょう。

カビ除去の手順

窓の外側から水拭きを始めます。スプレーボトルがある場合は、水を入れておくと便利です。外窓にスプレーボトルを使って水を全体に吹きかけて、水切りワイパーを使って土やホコリなどを落とします。

外窓ができたら、次は内窓です。ガラス部分は水拭きをすれば、比較的簡単にカビを除去することができます。水拭きでカビが落としきれなかった部分については、中性洗剤を溶かした水溶液を使います。スプレーボトルに入れて吹き付けるか、タオルに含ませ軽く絞って窓全体に伸ばし、5分程度放置しましょう。

しっかり乾かすことが大切なので、窓を開けたり、除湿器や扇風機をつけたりしてできるだけ早く乾くようにしてください。

窓枠やパッキンがカビてしまったら?

Photo by Felix Russell-Saw on Unsplash

窓枠やパッキンが既にカビてしまっている場合は、カビが奥まで繁殖してしまっている可能性があるため、しっかり時間をかけて掃除しなければなりません。

窓枠のカビ除去方法

窓枠がカビている場合は、窓を外してから掃除を始めます。溝に溜まっている汚れを落とす必要があるので、歯ブラシや割り箸、ドライバー、綿棒などに古布をつけたものを使うと便利です。

次に掃除機やスチームクリーナーを使用して、細かな汚れを落としていきます。汚れを落とせたら、次に消毒用のエタノールを使います。消毒用のエタノールは、カビに対する滅菌効果が期待できます。

エタノールはドラッグストアなどで購入できますが、無水エタノールと消毒用エタノールがあります。無水エタノールのほうがエタノール濃度は高いですが、エタノールは水分を含んでいないと滅菌効果が期待できません。購入するときは、消毒用エタノールを選んでください。

エタノールを使っても落ちないカビには、塩素系のカビ取り剤を使用します。カビ取り剤を含ませたキッチンペーパーを窓枠に貼りつけ、ラップを被せて密閉します。20分ほど置くと、きれいにカビを除去することができるでしょう。

パッキンのカビ除去方法

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ゴムパッキンの掃除方法も、基本的には窓枠の方法と同様です。塩素系漂白剤を使用する場合は、漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーの上から、ラップを被せて少し置きます。ただし、ゴム部分は劣化しやすいので、放置する時間は5分程度にしましょう。

窓枠同様、ガンコなカビには塩素系漂白剤を使用しましょう。ゴムパッキンの汚れは、窓枠に比べ落としにくいので、ゴムパッキン用の洗剤を使うのもおすすめです。カビ除去剤として知られているカビキラーには、ペンタイプが販売されています。粘性の高いジェルがゴムパッキンにしっかり密着し、カビの除去に役立ちますよ。

窓のカビを防止するには

Photo by Olu Eletu on Unsplash

これは窓以外にも言えることですが、カビをしっかり取り除きたいなら、そもそもカビが発生しないような環境を作ることが大切です。カビの発生を未然に防ぐためには、どうすれば良いのでしょうか。

結露に注意

窓にできるカビは、結露によって発生する場合がほとんどです。そのため、結露ができにくい環境を作れば、カビの発生を防ぐことができます。結露防止シートを活用したり、こまめに換気したりして湿度を低くキープしてください。

換気

カビは湿気によって発生する場合が多いです。そのため、湿気を溜めないように除湿をして、部屋の中の水分を出してあげましょう。エアコンにも、除湿機能が付いているので、そちらで対応してもいいですね。また、扇風機を回すことも有効です。

まとめ

窓はカビが発生しやすいので注意が必要です。カビを放置しておいても勝手に消えることがないので、見つけたら早めに対処することが大切です。カビの発生防止には重曹が役立ちます。こまめに手入れして、カビの発生を未然に防いでくださいね。

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