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2018年09月15日 16:30 更新

フライパンよりいい? 片付けが楽になる中華鍋の魅力

あなたの自宅に、大きい中華鍋はありますか? よく中国では、すべての料理を中華鍋一つで作るといわれますが、実際使い慣れると本当に使い勝手がよく、毎日のように手に取って使っています。私も使って感じた「料理を作ったあとの片付けも楽になる」、そんな中華鍋の魅力をご紹介します!

中華鍋を使うことの意外なメリット

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こんにちは。暮らしと食のオーナガイザー、吉井謡子です。

わが家の調理器具の中でも、実は中華鍋はかなり出番が多いものの一つ。

タフな作りでちょっとばかり乱暴に扱ったってへこたれないから、何も気にせず毎日ガンガン使うことができます。キッチンに黒光りした無骨な中華鍋があれば、それだけで「料理ができる人」に見えそう!?

日々中華鍋を使っていて感じる良さはいろいろあるけれど、大きな魅力は「炒める」「揚げる」「焼く」「蒸篭を置いて蒸す」など、オールマイティーに使えること! また、底に丸みがあって深さもあるから、材料を混ぜやすいということ。底の丸みに油が溜まるので、刻んだにんにくなども少量の油でじっくり炒めることができるし、ちょっとした揚げ物なら少ない油でできてしまいます。

そしてもうひとつ、私が中華鍋をよく手に取る意外な理由は、調理しても周りが汚れにくいという点! 大きくて深さがあると調理中に材料をこぼしにくく、周囲に油が跳ねにくいのです。小さなフライパンで調理するのとはまるで違うので、これは本当におすすめ。

キッチンのキレイを保つのは、こまめに掃除をすることはもちろん大切ですが、それ以前になるべく汚さないようにすることも一つですよね。汚さなければ、その分掃除も楽になります。

おすすめはこんな中華鍋!

出典: http://livinglikesinging.com

中華鍋にはいろいろな素材でできたものがあるけれど、やっぱりおすすめしたいのは定番の鉄製! 鉄製なら思い切り強火にかけても大丈夫なので、料理がおいしく仕上がるし、傷を気にせずにヘラや玉杓子を使うことだってできます。

中華鍋には、片手のタイプと両手のタイプがあります。私は片手のタイプの方を使っていますが、誰にでも持ちやすく、料理をうつわに盛り付けるときにも扱いやすい。

底が平らの中華鍋もあり、そちらの方がコンロの上で安定感はあるのだけれど、最初にもお伝えした通り、底が丸い方が少量の油で調理できます。

大きさは、わが家で使っているのは直径30cmのもの。4人家族の炒め物は一度にできますが、本当はもうひとまわり大きな33cmでもいいかなとも思っています。ただ33㎝だと女性には少し重く感じるかもしれないし、また一般家庭のコンロの火力だと中華鍋のよさを存分に活かせないかもしれないので、30cmが今のところベター。

鉄の中華鍋を扱うコツは?

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鉄製だと肉などがくっついてしまうのではないか? とか、錆びるのではないか? と心配される方もいますが、ちょっとしたコツを掴めば大丈夫!

しっかり加熱し、油をならしてから使う

毎回の使用の前には、はじめに(油をひく前に)しっかり熱しましょう! 煙が上がってくるくらいによく加熱するのがポイントです。こうすることで、そのつど「酸化被膜」と呼ばれるものが表面に形成され、こびりつきの防止になります。一度火を止めて油をひいたら、弱火で十分に油をならしてから調理します。

※初めて使う中華鍋は、空焼きという作業があることがほとんど。説明書などでご確認くださいね

使った後は洗ってしっかり乾かす

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使用後は必要に応じて、束子などでごしごし洗います。洗剤を使っても大丈夫。もしもこびりついた汚れがある場合は、水を張ってしばらく加熱してから洗うと落ちやすいです。ヘラなどでこそげとってもOK。最後にさっと火にかけて乾かします。

中華鍋の使い方のコツはこれだけ! 日々使っているなら、油を塗らなくても錆びの心配はいりません。もし、落ちないこびりつきや錆がでた場合は、粉末のクレンザーを使えば大体落ちます。

鉄製の中華鍋などの扱い方、意外と簡単ですよね。

まとめ

いろいろな調理に使えるし、傷などを気にせずガンガン使える。さらに、調理中にガス台や壁を汚しにくいから調理の後のお掃除が簡単になる。中華鍋の魅力は伝わりましたでしょうか?

もしもまだ持っていない……という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。使い慣れるときっと手放せなくなるはずですよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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