楽ちんなのにキレイ! ドライヤーのベストな収納法とは?
ホテルライクなきっちりとしまったドライヤー収納に憧れていたら、まさかの断線!? ライフオーガナイザー®の私が、いくつもの失敗を経て見つけた「楽なのにキレイに見える」ドライヤーの収納法を、これまでの変遷写真とともにご紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の都築クレアです。
「ドライヤーは毎日使うものだから楽に出し入れしたい!」「でも洗面所はスッキリ見せたい!」……そんなお悩みはありませんか?
でも、実は私、きっちり収納しすぎて、ドライヤーを断線させてしまいました。
そんな失敗からたどり着いた、“楽なのにキレイに見える”ドライヤーの収納法をご紹介します。
きっちり収納のせいでドライヤーが断線!
あなたのご自宅では、どんな風にドライヤーを収納していますか?
ドライヤーのキレイな収納法といえば、私が思い浮かべるのは、ホテルなどの備え付けドライヤーでした。ビシッと束ねられたコード、さらに袋に入れて収めてあるところもありますよね。
さすがに毎日袋の出し入れはできなかったのですが、それを真似て実践していた、かつてのドライヤー収納法がこちら。
できるだけビシッとした印象にしたくて、ジャストサイズのスペースにきっちり収めていました。
場所は、洗面所の鏡付き収納棚の引き出しの一段目。取り出しやすくて、見た目もこれでスッキリ! と満足していた私でしたが、あるとき電源が入ったり切れたりを繰り返すようになりました。
不思議に思ってコードを見てみると、なんと断線!
コードが半分切れていて、くっついたり離れたりするたびに電源が入ったり、切れたりしていたのです。お、恐ろしい(汗)。
断線していたのは、ちょうどコードが引き出しの内側に当たって、いつも折れ曲がっていたところでした。“きっちり収納”は、コードにとって酷な収納環境だったようです。
収納のせいで、ドライヤー自体をダメにしていたら元も子もありませんよね。そこで買い換えたドライヤーは、コードに優しいゆったり収納に変えることにしました。
ドライヤーコードの収納は“ゆるふわ”が正解だけど……
ギチギチだった横向きの収納をやめて、縦にふわっと納めるだけにしました。
私の思い描いたイメージは、コードはふわっとしつつもちゃんと収まっている状態でしたが、実際にドライヤーを使いつつ収納をしてみると、家族がパッと収めた後はコードが隣にはみ出し……。
家族にとってはコードをふわっと収めつつも、隣のトレイにはみ出さないように置く、というのが難しかったようです(笑)。
仕方がないので、隣のトレイに置くものを使用頻度の低いものに変えてみたりもしましたが、取り出しにくさもさることながら、これでは見た目もスッキリしません。
なんだか見るたびにイライラ、モヤモヤする収納になってしまいました。でも、私が毎回注意しないとできない戻し方や、家族が少しでも気を抜くと続けられないような収納法は、残念ながらわが家に合った収納法ではありません。
見た目にもこだわってスッキリ気持ちよく暮らしたい私と、そんなことは全く気にしない夫。そんなちぐはぐな家族でも(笑)、どちらもできるだけストレスなく続けられる収め方が、わが家に合った収納法!
そこで楽に出し入れできる上に、見た目もなかなかスッキリ見える収納法を考え直すことにしました。
ドライヤーがキレイに収納できる小技を発見!
そこでたどり着いたのが、“ラインを整える”方法でした。
中におもちゃがごちゃごちゃ入っていても、ボックスに収まっていれば不思議とスッキリ感じる収納を参考に考えてみました。
ドライヤー自体をラフに収めても、ごちゃごちゃした印象にならないように、外側のラインを整えることにしたのです。
これに合わせて、本体を立てた状態でしまえるように、収納場所も引き出しの一段目から、深さのある二段目に変えています。
例えば、こんな風に100均の積み重ねボックスに入れてしまえば、このボックスのラインがスッキリしているので、そこまで雑多には感じません。
また、ドライヤー自体をボックスに収めなくても、隣に別の収納ケースを置いて、エリアを区切ることで同じようにラインが整ってみえて、スッキリ感じることができます。
わが家は現在、ケースなしの状態(写真右)に落ち着いています。
というのも、ケースありにしてみると、このケースにコードを収めるのが面倒だったようで、結局はコードがはみ出してしまうんです(汗)。ドライヤーの収納方法を比べてみると、いっそケースなしの方が、スッキリした見た目をキープできるということがわかりました。
まとめ
もっとビシッと整えようと思えば方法はいろいろあると思いますが、家族が楽に出し入れできて、見た目もごちゃごちゃしすぎない、これがわが家のちょうどいい落とし所ということになりました(笑)。
あなたのお家はいかがでしょうか? ちょうど良いバランスで、続けられる収納法がきっとあります。ぜひ、いろいろ試しながら収納方法を決めてみてください。