ダニ取りシートのメリットは？　効果が見えるおすすめ商品3選

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ダニの駆除剤は、大きく「殺虫剤タイプ」「忌避タイプ」「誘引タイプ」に分けられます。それぞれを比較しながら、ダニ取りシートのメリットについてご紹介しましょう。

ダニ取りシートは「誘引タイプ」に該当します。ダニが好むニオイでダニをおびき寄せて捉えることを目的としている商品です。ダニ取りシート、すなわち「誘引タイプ」の大きなメリットとしては、以下の二つが挙げられます。

・天然由来の成分を使っていて安全（※商品により）
・死骸やフンも閉じ込めることができるため、ダニアレルゲン物質が空気中に飛散するのを防ぐことができる

手軽なこともダニ取りシートのメリットです。使い方はとても簡単。ただ設置して、ダニを集めたら捨てるだけでOK。「スプレータイプ」のように、見つけづらいダニに向けて噴射する必要もありませんし、「くん煙タイプ」のように使用前に準備する手間も不要です。置くということだけで、ダニを集めることができるというわけ。

「殺虫剤タイプ」ですが、さらに「スプレータイプ」「くん煙タイプ」の2種類に分けられます。「スプレータイプ」は、ダニがいると思われるところに直接噴射します。蚊やハエに使用する一般的な殺虫剤と使い方はまったく同様です。「くん煙タイプ」は「バルサン」などと同じく、密閉された室内でスモークをたいて部屋にいるダニを丸ごと退治します。「殺虫剤タイプ」の最大のメリットは、即効性があることといえるでしょう。

「忌避タイプ」は、ダニに対する忌避効果の高いニオイによってダニを遠ざけることで退治します。「スプレータイプ」と「洗剤タイプ」とに大別されます。「スプレータイプ」は、布団やラグなど気になる場所に直接ふきかけ、ダニを遠ざけるとともに寄せ付けなくします。「洗剤タイプ」は、衣類やシーツなどを一般的な洗剤と混ぜて洗うことでダニを遠ざける効果が期待できます。どちらにも殺虫成分は含まれていないため、肌に直接触れるものにも安心して使えるのがメリットです。

ダニ取りシートは「粘着シートタイプ」と「乾燥タイプ」とに大別することができます。「粘着シートタイプ」はおびき寄せたダニを粘着テープで固定します。「乾燥タイプ」は、乾燥物質によってダニ体内の水分を奪い、動かなくさせる効果が期待できます。

なお、「粘着シートタイプ」のなかには、粘着力が十分でなく、集まってきたダニを捕獲できずに、ダニがシート内を歩き回っていることがあるようです。そのため、100均などでも入手可能ですが、商品の効力がきちんと検証され、できればアフターケアも万全なメーカーの商品を利用するのがおすすめ。

ダニは布団やラグ、ソファーなどに好んで集まります。小さな赤ちゃんがいるようなご家庭では、人に害を与える恐れがある成分を使用した駆除剤は使いたくないもの。やはり、ダニ取りシートを選ぶうえで注意したいのは安全性です。

ダニ取りシートでは、食品の粉末やビール酵母といった安全なものが使われているのが一般的ですが、なかには人体へのリスクが懸念される成分を使用しているものもあります。例えば、「誘引タイプ」のゴキブリ駆除には、人に有害とされる「フィプロニル」という成分を使用している場合があります。

直接触れる可能性は低いとはいえ、万が一のことを考えると不安です。安全性を十分に確かめてお選びください。

市販されているダニ取りシートのなかから、おすすめの商品を取り上げてご紹介します。通販のほか、薬局やホームセンターなどでも購入できるものばかりを集めました。

ダニをしっかり呼び寄せ、乾燥させるタイプのダニ取りシートです。死骸やフンをしっかり閉じ込めるので、アレルギー原因物質をまき散らす心配がなく安心。殺虫剤成分も使っていないので、赤ちゃんのいるお家でも使えます。

誘引剤には食品添加物と香料を、粘着材にはスフ、ゴム系粘着材使用しています。日本アトピー協会推薦品です。ただし、誘引したすべてのダニを捕獲できるわけではないので注意が必要。口コミでは、たくさん使うと効果があるという声が多いようです。

殺虫剤成分を使っていないので、小さな赤ちゃんがいても安心。死骸やフンも残りませんし、飛散する心配もありません。使用後はそのまま燃えるゴミで捨てられて便利。コスパがいいのもポイントです。

ダニは刺されると不快なだけでなく、病原菌のキャリアとなることもあるといわれます。繁殖する前に、被害にあう前に、早めの対策をしておき、日々の暮らしを気持ちよく過ごしましょう。

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