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2019年01月01日 13:45 更新

4人の子持ちママが教える! ママタスクの仕組み化で時短しよう

長期休みで崩れた生活リズムを取り戻すべく、実践している仕組みをご紹介。仕組み化することによって、時短をすることができました。働くママも必見です! ここでは、 大人も子どもも、自分がラクできる仕組みをつくり、毎朝のバタバタから抜け出す方法をお教えします。

こんにちは、4人の子どもと名古屋で暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

新学期が始まって、お母さんも連絡帳やお便りのチェックなど、夏休みには必要なかったタスクが増えるタイミングですよね。お休み中にくずれたリズムを通常に戻すまでに「あ、これも忘れてた……」というのは、あるあるなこと。
 
だからこそ、仕組み化が必要なんです! 仕組みを作ることで「あっ、忘れた!」「時間が足りない!」が解消できるかもしれませんよ。

ここでは、私が実践して時短になった方法をお教えします。

【大人が時短できる仕組み】ロボット掃除機を導入しよう

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忙しいお母さんの暮らしを支える「ロボット掃除機」は、今やなくてはならないものの一つかもしれませんね。

たくさんのメーカーから多機能なロボット掃除機が販売されている中で、自分に合うものを購入するコツをご紹介します。

ステップ1:現状の困ったことを洗い出す

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ロボット掃除機を購入する時の決め手はなんでしょうか?
・メーカーや知名度
・デザイン
・価格
ということは大切な要素ですよね。

でも、その他にも考えていただきたい大切なことがあります!

具体的には
・使いたい場所は?
・使いたい時間帯は?
・時間や気持ちに負担がかかっている掃除は?
といった現在の困った状況を洗い出すことです。

今やもう「床を綺麗にしてほしいから」という理由だけではもったいない、ロボット掃除機の充実のラインナップ。購入する前に、まず、ご自身の毎日のストレスについて踏み込んで考えてみてくださいね!

ステップ2:ストレスを解消してくれる機能を選定する

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わが家の場合のストレスはこうでした。

「夕食後、テーブル下の掃除時間がとれずにストレスがたまる……」

そこで「食べこぼしをとる→水拭きをする」の工程を、ロボット掃除機に補ってもらうことで、気持ちにもゆとりが生まれ、時短につながっています。

使っているのはECOVACS(エコバックス)社のDEEBOT。掃除しながら、水拭きが同時にできる機能がついています。

・床の水拭きする時間が取れない
・食べこぼし以外のゴミも取らないと水拭きをしたくない
という思いも、“掃除しながら水拭きをしてくれる”ロボット掃除機なら解消してくれます。

購入する前に、こういった自分なりの要望が明確になれば「掃除のみ」「水拭きのみ」のロボット掃除機は候補から外れ、選択肢を絞ることができます。

「ストレスを解消できる機能」+「デザイン・価格・メーカー」を条件として比較検討しながら、どのロボット掃除機を購入するかを決めれば、どれがいいのかの迷いも最小限ですみます。

ステップ3:時短になる仕組みを組み込む

写真:中矢くみこ

ロボット掃除機が届いたら、時短になる仕組みを合わせて考えます。

使う場所によって便利な収納場所は変わりますし、水拭きする機能があれば、水を入れたり、付属のダスターを洗ったり干したりと、収納する手間も出てきます。

ロボット掃除機を使うときは「まとまった範囲で完了できる」ことを軸に考えてみてください。それによって、おのずとロボット掃除機を置く場所が見えてくるでしょう。これを考えるだけで、ロボット掃除機を準備する手間が軽減され、時短効果が発揮できます。

【子どもが時短できる仕組み】支度ボードで忘れ物ゼロ

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お母さんが毎日たくさんの家事をこなすことが大変なように、子どもも学校の準備や宿題をこなすのは大変です。そこで、学校の準備を楽にできる仕組みを作ってみませんか?

新学期が始まって、忘れ物が増えてしまった……という方にもおすすめです。

ステップ1:子どもがやることを書き出してみる

写真:中矢くみこ

一度、子どもが帰ってきてから、次の日学校に行くまでにやることを書き出してみてください。
 
帰宅後にすることなら
・ランドセルをしまう
・洗い物を出す
・宿題をする
・時間割を合わせる
・鉛筆を削る

など、細かく分けて書き出します。もしかすると10個以上あるかもしれません。登校前にすることも同じように書き出してみてください。

毎日のルーティンとはいえ、この内容を思い出しながらやっていると思うと、準備といえども頑張っているのが分かりますよね。

ステップ2:忘れがちなことを親子で一緒に選ぶ

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よく「忘れ物ない?」と声をかけますが、ざっくりと忘れものに関して聞かれても、つい「忘れ物ないよ」と答えてしまいがち。やはり、忘れ物をしないためには具体的な言葉がけが大切ですよね。
 
そこで、普段の生活を思い返しながら、書き出した内容の中で忘れがちなことを、お母さんが「〇〇やった?」と声をかけてあげることが大切です。

ステップ3:子どもの目につく場所に貼る

書き出した内容は紙に書いて、準備をしながら確認できる場所に貼っておきます。

準備をしながら考える時間が省けるうえに、忘れがちなことも子ども自身で気がつくことができ、自分ひとりでできる! という自信にもつながってきます。
 
わが家では「くるりん支度ボード」を作りました。ゲーム感覚だと自分からやりたくなるようで、終わった項目は“くるりん”と裏返すものです。

写真:中矢くみこ

弟が小さいこともあり、少し触ったくらいでは壊れないことも大切な要素でした(マグネットでは取り外しができてしまうので、小さい弟がどこかに持って行って紛失する……というのは目に見えていたんです)。

写真:中矢くみこ

この写真は、わが家の「くるりん支度ボード」を作るときの材料です。

こういった支度ボードは、最初に手間はかかりますが、作ってしまえば、毎日の準備や身支度をラクにサポートしてくれるツールになってくれます。

マグネットシートやコルクボードにやることを書いて貼っておくだけでも、十分効果はあります。100円ショップなどで手軽に手に入る材料で、親子一緒に作ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

「時短につながる仕組みをつくる」というと、なんだか大変なことに感じますが、普段の「困ったこと」「こうだったらいいのにな〜!」を書き出していくことで、解決策が見えてくることも多いんです。

時間がないからこそ、一度書き出す時間を作って、この先時短につながる解決策を見つけてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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